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zoom RSS ■飛騨の円空■千光寺とその周辺の足跡

<<   作成日時 : 2013/01/19 00:03   >>

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まだ雪も残る、上野の森。
1月12日から上野の国立博物館で開催されている
■飛騨の円空■千光寺とその周辺の足跡展へ。

江戸時代の行脚僧・円空。
生涯で12万体の造像の願を立てたといわれ
現在、5000体を超える作品が知られています。

その中から、飛騨の千光寺蔵の仏像を中心に
岐阜県高山市の100体が展示されています。

初めて観る円空の仏像。
なんとも素朴でやさしい顔。
自分のすぐそばで微笑んでくれているような
そんな気持ちにさせられます。

森の木を割って、迷いなくノミを振るった跡も
そのままの潔さに救われる想い。

小さな会場が木の香りに包まれていました。

円空展


■飛騨の円空■千光寺とその周辺の足跡

2013年1月12日(土) 〜 2013年4月7日(日)

月曜日休館
(ただし1月14日(月・祝)、2月11日(月・祝)は開館、
1月15日(火)、2月12日(火)は休館

9:30〜17:00
(ただし、3・4月の金曜日は20:00まで、
4月6日(土)、7日(日)は18:00まで)

★東京国立博物館 本館特別5室(上野公園)

★公式サイト
http://enku2013.jp/

★円空
円空
美濃国(現在の岐阜県)に生まれ、法隆寺(奈良)、園城寺(滋賀)、輪王寺(栃木)などで受法して法脈を継ぎました。
一方、修験者として大峰山(奈良)、伊吹山(滋賀)、二荒山(栃木)など霊山に登り、その途次立ち寄った集落で仏像を造りました。12万体造像の願を立てたと伝えられ、今までに5000体以上が知られています。もっとも早い造像は寛文3年(1663)美濃国で、寛文6年(1666)に北海道に渡り、北海道、青森、秋田などに初期の作例を残しています。近畿以西に足を踏み入れた痕跡は知られていません。元禄8年(1695)7月、美濃国関の弥勒寺で没しました。


両面宿儺坐像
両面宿儺坐像(りょうめんすくなざぞう)
円空作 江戸時代・17世紀 総高86.9cm 岐阜・千光寺蔵


金剛力士
金剛力士(仁王)立像 吽形
(こんごうりきし(にんおう)りゅうぞう うんぎょう)
円空作 江戸時代・17世紀
総高226.0cm 岐阜・千光寺蔵
地面に生えたままの立木(栓の木・針桐)を彫刻した2m程の像。


千手観音
千手観音菩薩立像(せんじゅかんのんぼさつりゅうぞう)
円空作 江戸時代・17世紀 総高114.3cm 岐阜・清峰寺蔵


三十三観音の一部
三十三観音立像(さんじゅうさんかんのんりゅうぞう)
円空作 江戸時代・17世紀 総高61.0〜82.0cm 岐阜・千光寺蔵
33体あったはずですが、31体しか残されていないのは、
近隣の人々に貸し出して戻って来なかったからだといわれています。


人麿
柿本人麿坐像(かきのもとのひとまろざぞう)
円空作 江戸時代・17世紀
総高50.2cm 岐阜・東山神明神社蔵



★東京国立博物館
トーハク
http://www.tnm.jp/
JR上野駅公園口・鶯谷駅より徒歩10分
東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅、
千代田線根津駅、京成電鉄京成上野駅より徒歩15分


帰りにトーハク(東京国立博物館)の常設展へ。
その通路の窓から見えた中庭の風景や照明もきれい。


窓から中庭を


トーハクの照明


バンナー


トーハクの庭

トーハクの前庭の「ユリノキ」は好きな樹です。









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コメント(18件)

内 容 ニックネーム/日時
キャーやや鳥肌ですう〜。木を彫るってなんとなく一段天に近いイメージなんです・・・去年初めてノミととんかちでライアーを作った時は、単に大工さん気分でしたが・・・(「木を彫る」のと私がガンガンやったのとは全然違う感じなんですう)ああ〜何度見ても鳥肌ですう〜(笑)
こりす
2013/01/19 06:25
こりすさん。
今まで観てきた様々な仏像の表情とは違って、自分の近くに感じる愛らしさがなんともいえない感覚になりました〜♪
円空の仏像を眺めていたら、いつか私も彫ってみたいと思いました。
円空の仏像を眺めながら自然と手を合わせていました。。
komicihi
2013/01/19 10:18
昔の方は凄いですね。
わが市に自慢できるものがあったかな?と思うのですが、この仏像はたくさんあります!
富貴寺もちょっと自慢ができる歴史のあるお寺です〜。
本題から外れてすみません。。。
木の葉
2013/01/19 10:48
円空の仏像は素朴さと温かみが感じられますね。
有名な彫刻家でも指物大工でもない円空が心で
彫った仏像の数々は無神論者でも安らぎを感じる、と
いわれていますが解る気がします。
あいべん
2013/01/19 14:19
木の葉さん。
富貴寺、いま検索して拝見しました。
雰囲気のあるいいお寺ですね〜♪
いいお顔の阿弥陀様も居て・・・一度行きたいです!
komichi
2013/01/19 21:58
あいべんさん。
円空の仏像は、人のそばにいる仏様でした。
人と同じ目線を感じる、やさしい顔が何とも安らぎます。
円空は仏像を作ることが一生をかけての修行だったのでしょうね。
komichi
2013/01/19 22:03
バランンスだ、筋肉の流れだと彫刻のセオリーは少々面倒に感じますが、事円空の彫りはそんな事何の講釈にもなりませんね。
祈りの魂みたいなものを感じます。
稚拙に見える彫りなのに、表情が豊かに映るのは惹かれるところです。
いい時間を過ごされましたね。
suikoushiya
2013/01/20 18:13
こんばんは!
komichiさんは、上野に通っていますね(^^)
東京国立博物館は、敷地の中にたくさんの見所有りますね♪

今、新聞では平成館の「王義之」展の話題ばかりで、本館の企画展知りませんでした!円空仏に遭ってみたいです♪

本館裏手の雪化粧した日本庭園も趣深くて良いですね♪
sasapanda
2013/01/20 20:35
suikoushiyaさん。
世に素晴らしい仏像彫刻も多々ありますけど、こちら円空の彫ったものは荒々しいのに穏やかで安らぎます。
円空の一心さが伝わってくるのでしょうか。
こんな像なら自分のそばにいてほしいと思いました。
この会場にはいい気が流れていました。
コメントを残してくださって、ありがとうございました。
komichi
2013/01/20 21:55
sasapandaさん。
ここのところ、けっこう上野通いをしています(笑)。
トーハクは見所満点で、帰りにレストラン「ゆりの木」で食事をしました。とても雰囲気のいい場所ですね。
会場は小さく感じましたけど、とてもいい時を過ごせました〜♪円空仏、ほんとうにいいお顔です。ぜひ。。
komichi
2013/01/20 22:02
先日TVで国立博物館「円空展」のことを観ました。
私のところでは一般に「円空さん」と呼ばれており、岐阜羽島で生誕とも郡上市で生誕したとも言われています。
途中、私の街関市にも長く滞在していたらしく、街に円空館があります。
2度入館して観てきましたが、見応えがありますよ。
子供好きな円空の作品には「童子」と名のつく仏体を数多く造っています。みな、優しいお顔です♪

飛騨千光寺へは1度だけお邪魔したことがあります。
そして私の街の老舗「とらや」さんには、「円空さん」というとても美味しい餡子の入ったカステラが売られてますよ☆

komichiさん、ご紹介してくださり、ありがとう〜!
ハーモニー
2013/01/21 15:58
円空の実像作品は、わたしも未だ見ていません。今年は、円空の話題で盛り上がっていますね。藝術新潮でも取り上げていました。是非、見たいものです。木の自然美も考えての素朴な作品のようですが、気のこもった彫り方に力強さも感じます。まあ、実物を見ないとわかりませんね。微笑んだ顔がいいですね。人麻呂の作品も素敵ですね。紹介ありがとうございました。広島では、恒例の院展開催中です。亡くなった、地元画家、平山郁夫氏の作品もこの院展でよく見たものです。
ホウネン
2013/01/21 21:00
ハーモニーさん。
この展覧会のテーマの飛騨もハーモニーさんのお近くだろうと思いながら拝見していました。「円空さん」いい響きですね〜♪地元の皆に愛されている様子が感じられます。。
円空館もハーモニーさんの街にはあるのですね〜♪いつか訪ねてみたいです。円空さんの彫った仏様はどのお顔も穏やかで優しくて…大きな愛で包み込まれるような感じがします。。
飛騨の千光寺にもいつか行こうと思っています。
「円空さん」というお菓子にも気が惹かれます〜(笑)。
komichi
2013/01/21 21:55
ホウネンさん。
今までたくさんの仏像を観てきましたけど、円空の彫った仏像は荒々しいのにどこか柔らかな眼差しを感じます。
木の節もそのままに彫った仏像など…その木が森にあった時を思い出させるような仏像もありました。
皆に撫でられて、てかっている仏様も多くあって、微笑ましかったです〜♪
広島はいま院展ですか〜♪
日本画もたくさん展示されていることでしょうね。
komichi
2013/01/21 22:05
わたしのブログへのコメントありがとうございました。
お薦めの朗読サイトです
「えぷろんの朗読本棚」http://epuron-roudoku.seesaa.net/
です。よかったらどうぞ。小径ギャラリーの写真集もいいですね。
覗いてます。
ホウネン
2013/01/21 23:41
ホウネンさん。
暖かいカフェオレでも飲みながらゆっくり朗読を聴くのも、寒い冬の楽しみですね〜♪
さっそく「えぷろんの朗読本棚」を訪ねてみます〜♪
情報ありがとうございます。
komichi
2013/01/22 12:32
円空巡礼 とんぼの本 新潮社
を読み始めました。
まずはこの本で円空を知り、本物を見たいです。
1986年出版の本ですので円空ファンは多いのでしょう。
最適の入門書です。村の人に慕われた方だったのでしょうか?
ホウネン
2013/01/23 00:14
ホウネンさん。
新潮社の「円空巡礼 とんぼの本」は、実際に円空の仏像があるところへ足を運んで観て紹介した本だそうですね。
私は拝見していませんけど、様々な円空像が見られる良書のようですね。やはり実際の円空像をご覧になられると、頭で考えた物とは全く違った素直な像に感動します。
円空が直球を投げてくるような気がします。。
円空は人に分け隔てを作らない人だったようで…行く先々で人から慕われたのではないかと思います。。
komichi
2013/01/24 00:19

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