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zoom RSS ■植物学者 牧野富太郎の足跡と今■国立科学博物館

<<   作成日時 : 2013/01/26 08:53   >>

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国際的植物学者・牧野博士生誕150年に当たり、
現在、上野の国立科学博物館で開催中の
■植物学者 牧野富太郎の足跡と今■展へ。

日本の植物学の父ともいわれる牧野富太郎。
小学校を自主退学してからは独学で植物学を極め
全国を自らの足で調査し、膨大な標本資料を採集。
野生植物に限らず、園芸植物の標本も採集。

生涯をかけて植物への愛と情熱を持ち続けた人。
会場には牧野博士の肉声も流れて・・・
その闊達な話し方から明るい人柄を感じました。


牧野富太郎


■植物学者 牧野富太郎の足跡と今■

2012年12月22日(土)〜2013年3月17日(日)

午前9時〜午後5時(金曜日は午後8時まで)

休館日:毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は火曜日)
12/28(金)〜1月1日(火・祝)ただし、12/25(火)は開館


★牧野 富太郎
1862(文久2)年-1957(昭和32)年
現在の高知県高岡郡佐川町に生まれました。
幼い時から植物に興味を持ち独学で植物を勉強していた牧野は、
本格的に植物学を志し1884(明治17)年22歳で上京します。
1887(明治20)年には『植物学雑誌』を創刊し、
1889(明治22)年にはヤマトグサを日本国内で最初に新種として発表しています。
94年の生涯において約1500種類以上の植物を新種などとして発表し、収集した植物標本は約40万枚を数えます。
全国の植物同好会などで植物観察指導を行ったほか、多くの植物啓蒙書を残しています。

植物画
★牧野式植物図
種の典型を描く
図の精密さと構成力
細部にわたる部分図
様々な方向から個体を描写
複数個体をもとに花期、果実期など各成長段階の個体を描写


赭鞭一撻(しゃべんいったつ)   結網子(牧野博士の号)
1、忍耐を要す:行き詰まっても耐え忍んで研究を続けよう。
2、精密を要す:いい加減で済ますことないように、とことんまで精密を心がけましょう。
3、草木の博覧を要す:草木を多量に観察しましょう。
4、書籍の博覧を要す:出来得る限り多くの書を読み、自分の血肉にし、それを土台に研究をしましょう。
5、植物に関係ある学科は皆学を要す:物理学、化学、動物学、地理学、農学、画学、文章なども勉強しよう。
6、洋書を講ずるを要す:植物の学問は進んでいる洋書を読みましょう。やがて東洋人が追い越すでしょう。
7、当に画図を引くを学ぶべし:生態を描写するのに最も適した画図の技法を学びましょう。
8、宜しく師を要すべし:疑問がある時は先生について聞くこと。年の上下は関係ありません。
9、吝財者は植物学たるを得ず:お金を惜しんでは植物学者にはなれません。
10、跋渉の労を厭うなかれ:しんどいことを避けては駄目です。
11、植物園を有するを要す:自分の植物園を作りましょう。
12、博く交を同士に結ぶべし:植物を学ぶ人を求めて友人にしましょう。
13、邇言を察するを要す:職業や男女,年令のいかんは植物知識に関係ありません。
14、書を家とせずして、友とすべし:本は読まなければなりませんが、その中に安住することなく書物は自分と対等の立場にある友人であると思いなさい。
15、造物主あるを信ずるなかれ:神様はいないと思いなさい。学問の目標である真理の探究にとって有神論をとることは自然の未だ分からないことを神の摂理であると見て済ますことにつながります。
☆リーフレットより抜粋


国立科学博物館
★国立科学博物館
http://www.kahaku.go.jp/
〒110-8718東京都台東区上野公園 7-20
ハローダイヤル:03-5777-8600

★高知県立牧野植物園
http://www.makino.or.jp/index.html


牧野富太郎博士の住居跡を整備した庭園
練馬区立牧野記念庭園記念館では
企画展★花ものがたり★を開催中です。

花ものがたり
★練馬区立牧野記念庭園記念館
http://www.makinoteien.jp/
〒178-0063東京都練馬区東大泉6-34-4
TEL:03-6904-6403









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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
komichi さんは幅広いですね。
驚き以外の言葉が見つからないです。
長年培った人脈や知識の積み重ねだとは思いますが
関心すると同時に(俺には真似できない〜)です。
あいべん
2013/01/26 15:44
日本にも凄い植物学者さんがいらっしゃるんですね。
Komichiさんのお蔭でこの年になって知ることが多いです。
観察されたものをそのまま描く技術も素晴らしい。
恐らく生き方もだったに違いありませんね。
木の葉
2013/01/26 16:59
あいべんさん。
こちらに住むようになって初めてののはなに目が行くようになりました。そのうち植物画も描くようになって…ボタニカル・アートの世界で知らぬ人のない神様のような存在が牧野博士でした。私の植物画の先生もたぶん孫弟子にあたります。植物を科学の目できちんと観ることが大切と言われますが、私はちょっと自分流になってしまいます(笑)。
komichi
2013/01/26 21:56
木の葉さん。
牧野博士は独学で植物学を極められた人で、その情熱は子供のころから死ぬまで変わらなかったこともすごいです〜!
亡くなったヨガの佐保田鶴治先生と牧野博士は、私が直接出会いたかった方です。私はどちらへも興味を持った時期が出会うには遅すぎました。。
komichi
2013/01/26 22:06
いい企画展ですね。牧野氏は植物図鑑で知り、その図鑑を見るのが楽しみでした。持参していませんが。いまでも植物学者、愛好家にとって必携本だとおもいます。この展示会で全貌がわかりますね。行きたいですね。広島ではひろしま美術館で「ルドゥ−テのバラ展」を開催中です。バラの絵も素敵ですね。近々行ってきます。写真の構図等の参考になったのではないでしょうか?しかし、行動されていますね。すばらしい!
ホウネン
2013/01/27 13:07
ホウネンさん。
ホウネンさんも牧野博士の植物図鑑を愛読されていたのですね〜♪最初私は植物画を観たいと思ってこの展覧会に出向きましたが、こちらでは牧野博士の足跡をしっかり展示されていました。
毎日新聞紙に挟んで作っていた標本作りの跡など…貴重な資料を観ることができました。
季節がよくなったら、庭の植物を眺めに博士の自宅だった練馬にも足を運ぼうと思っています。

「ルドゥ−テのバラ展」私も以前渋谷Bunkamuraの展覧会で観ました〜♪薔薇の優美さが何とも美しく描かれていて、素晴らしいですね。画集を買って大事にしています。。
komichi
2013/01/27 15:56
komichiさんの興味・関心の広さ、深さにはいつも脱帽です。
エネルギーがおありなんですね。牧野富太郎さんの学生用の植物図鑑には思い出があります。教員になって最初に買った本です。しかしその本には出会った野草たちの記録がたくさん書き込んであったのですが、なぜかなくなってしまったのです。本を失うくらい哀しいことはないのに、その中に書き込まれた、その植物と出会った時と場所・・・そういう記憶も同時になくしたのです。2代目の図鑑を買いましたが、なぜか装丁が変わっていて、やはり1代目の代わりにはならなかった。時間があったら行きたいな〜。でも体調はなかなか本調子にならず、こうやってkomichiさんに思い出させてもらうだけで満足しなきゃ。ありがとう!行ったつもりです。
ののはな
2013/01/31 21:41
ののはなさん。
私は野草に興味を持ったのがとても遅かったので、いまあわてて勉強しているところですから、ののはなさんが牧野博士の植物図鑑にたくさんの書き込みをしたことを知って…私もこれから遅ればせながら始めようかと思いました。
私は山と渓谷社の植物図鑑をそろえて、いつも調べ一番開くことの多い図鑑になっていますけど、今度学生用の牧野博士の本も見てみようと考えています。
ののはなさんの体調が心配です。
どうか無理をされませんように。お大事に。
komichi
2013/02/01 00:16
こんばんは!
ボタニカルアートの精致な描写は美しいですね♪
主観を排した博物学的立場から描かれた根っ子から種子まで…
私は洋書で木版画の本を持ってます♪
球根から伸びる茎の先に散りかけた花びらを着けたチューリップ、生命力に圧倒されました!
牧野富太郎氏のような一途な方がいらしたのですね!
大泉学園を訪ねようかしら…
sasapanda
2013/02/03 00:13
sasapandaさん。
かつて、写真が今のように普及していなかったころは精緻に描かれた植物画だけが頼りでしたから、科学の目でしっかり観察して描かれていましたね〜♪主観を排したことで立ち上がってくる美もあって…それがいまでも愛されているように感じています。
大泉学園の牧野記念庭園には、私も春になったら訪ねてみようと思っています〜♪
komichi
2013/02/03 15:17

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