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zoom RSS ■二川幸夫・建築写真の原点 日本の民家一九五五年■

<<   作成日時 : 2013/02/04 23:46   >>

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現在■二川幸夫・建築写真の原点 日本の民家一九五五年■
を開催中のパナソニック汐留ミュージアムへ。

日本の古民家の美しさを若き日から撮り続けてきた建築写真家。
その原点ともいえる1955年の『日本の民家』に収められた
モノクロ作品70点を展示。

改めて気づく、昔の日本のうつくしい集落風景。
得難い建築資料ともなって・・・

80歳の今も現役建築写真家として世界を飛び回る
二川幸夫氏のエネルギーにも刺激を受け、

京・山城、大和・河内、山陽路、
四国路、西海路、奥羽・岩代、武蔵・両毛、
信州・甲州、北陸路、高山・白川
これら各地方の古民家の必要から生まれた美に触れた展覧会。


日本の民家


■二川幸夫・建築写真の原点 日本の民家一九五五年■

2013年1月12日(土)〜3月24日(日)

午前10時より午後6時まで(ご入館は午後5時30分まで)

休館日:毎週水曜日

この国の自然と風土、歴史と文明のなかから生まれ、育まれてきた庶民の住まい「民家」。モダニズムの建築や今日の住宅を考える上でも、私たちの原点といえるでしょう。一方で快適で合理的なライフスタイルを優先する現代的な感覚にはそぐわなくなり、いにしえの民家は日本の風景から確実に姿を消しつつあります。
1957年から59年にかけて発行された『日本の民家』全10巻は、日本が国際的な経済発展に向けて飛躍しようとしていた頃に、あえて民家の最期の美しさにカメラを向けて、世間を瞠目させました。大地とつながる民家の力強さ、そしてそこに蓄積された民衆の働きと知恵をとらえた280点のモノクロ写真は、現在、国際的に高く評価される二川幸夫が20歳前後に撮影したものです。文章は当時新鋭の建築史家、伊藤ていじ(1922-2010)が著しました。
二川幸夫は確かな評価眼を通して見たものを建築写真として定着し、自ら主宰する出版社を中心に発表してきました。優れた建築を追って世界中を駆け巡り、比類のない作品を精力的に残してきた彼の建築の旅の原点は、この『日本の民家』にあります。
本展は1955年にさかのぼって、若き日の二川幸夫がとらえた貴重な民家の姿、そして日本人の本来の逞しさと しなやかさを、選び抜いた約70点の作品にご覧いただきます。ここに見るような建築のあり方を、これからの 日本で再構成することはできるのでしょうか―そんな想像がふくらむ展覧会です。

★公式サイト
http://panasonic.co.jp/es/museum/


愛知県南宇和の外泊の瓦屋根
二川幸夫《愛知県南宇和の外泊の瓦屋根》1952‐1959年



蔵王村民家の妻破風とニグラハフ
二川幸夫《蔵王村民家の妻破風とニグラハフ》1952‐1959年

明治以降、養蚕が盛んになって、ニグラハフという
萱屋根の上に煙抜きと通風のための窓のようなものを設け
その独特な景観が生まれました。


★二川幸夫(Yukio Futagawa)
1932年、大阪生まれ。
大阪市立都島工業高校を経て
1956年早稲田大学文学部卒業、在学中に建築史教授の田辺泰の勧めで民家と出会い撮影を始め
1957‐59年、美術出版社から『日本の民家』全10巻(文:伊藤ていじ)として発表する。
1959年、同著で毎日出版文化賞受賞。
1970年、建築書籍専門の出版社A.D.A.EDIA Tokyo Co.,Ltdを設立し、今日に至るまで世界の建築を撮影し、発表している。
1975年、アメリカ建築家協会(AIA)賞、
1984年、芸術選奨文部大臣賞、
1985年、国際建築家連合(UIA)賞、
1997年、日本建築学会文化省などを多数受賞、
1997年、紫綬褒章、2005年勲四等旭日小綬章受賞。


パナソニック
★パナソニック汐留ミュージアム
http://panasonic.co.jp/es/museum/
〒105-8301 東京都港区東新橋1-5-1 
パナソニック東京汐留ビル4階
ハローダイヤル 03-5777-8600






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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
また、またステキな展示会ですね。
昔の田舎を想いだします。
いろりもありました。
屋根葺きも見たことがあります。
あの頃にかえりたいなあ。
見たい・見たいです。
素材の萱が貴重で田舎でもない状態です。
従って、今は茅葺屋根は絶滅状態。
貴重な写真ですね。
ホウネン
2013/02/05 06:14
ホウネンさん。
1955年頃にはまだあちこちに茅葺屋根の民家が残っていたでしょうね。今は素材もなくなって、技もすたれてしまっていますね。
公に保存しているところだけが何とか保っている状態でしょうか。
船小屋の写真もあって興味深かったです。
図書館には1955年の二川幸夫「日本の民家」の写真集があるかもしれませんね。
komichi
2013/02/05 22:08
本ありました。県立図書館で10巻本(地域で分かれている)です。借りることはできない貴重図書なので明日でも館内で鑑賞します。楽しみでです。ところでpinteresut(ピンタレスト)使っていませんか?写真収集にもってこいですよ。世界が注目する第3のSNSだそうです。http://pinterest-guide.com/
ホウネン
2013/02/06 00:37
ホウネンさん。
私も展覧会場でこの本「日本の民家」を眺めて感動しました!
素晴らしいです〜!!今回の展覧会はその本から原版を印刷したものですので、ホウネンさんはきっと懐かしくご覧になれると思います〜♪
いま、pinteresutをチェックしてみました。
以前から私はflickerに画像を預けていて、そこで各国の写真を拝見したりしています。ただ英語でやっていますので、ちょっとおっくうなことも…(笑)。
komichi
2013/02/06 12:50
今晩は〜(^^)
遅くなりました。 御免なさい。
雪少なくて良かったですね。
昔の写真家は実に素晴らしい自分の写真を
もって居たものです。
有名無名を問わず素晴らしい記録と作品を残して
居ましたが、最近はどうなのかな?
原画のプリント素晴らしいでしょう、モノクロなのに作品から
色が見えてくるから不思議ですね。
ニ川幸夫さん不覚にも存じて居ませんでした。
あいべん
2013/02/06 17:55
あいべんさん。
今日の雪はこちらはわずかで助かりました。
二川幸夫氏のことは知っていましたが、写真展は今まで開かれていなかったので作品に触れる機会はありませんでしたから、とってもいい経験になりました。
会場には二川氏のインタビュー映像が流されていて、80歳の今もお元気で世界を股にかけて活躍されている姿を見て、とても刺激を受けました。
komchi
2013/02/06 21:25
日本の古民家には風情がありましたね。
私が知っている以前のものに多く見られたのかと思います。
屋根にしても建具にしても。
大工さんの腕が良かったのか、丁寧な仕事が長く残ることになってるように思います。
もう写真でしか見れないのでしょうね。
木の葉
2013/02/07 20:30
木の葉さん。
藤野にもかなり古民家は残っていますけど、もう茅葺屋根は見かけませんね。土間や大黒柱など…ずっしりとした重みが古民家には感じられて好きです〜♪一度綺麗に手入れをして住んでみたいなぁ〜と夢のようなことも考えています(笑)。
komichi
2013/02/07 21:58
古民家、たしかに今は減りつつありますね。
私が育った家も古い古い家でした。
冬はすきま風がピューピュー吹き抜け、暖といっても火鉢だけ。
それでも広縁があり、その縁側で日向ぼっこして♪
自然の恵みを上手く取り入れ、暮らしに取り込みながら、季節感を感じて生活して来ました。

komichiさんの記事で、懐かしさを思い起こしています☆
ハーモニー
2013/02/10 19:10
ハーモニーさん。
藤野にも古民家は残っていますけど、いまはもう茅葺の家は見かけません。冬は隙間風もきつかったでしょうけど…自然と一緒に暮らす生き方も素晴らしかったですね。
何百年と続く古民家の友人宅へ夏に伺うと、縁側から通る風の心地よいことといったらありません〜♪
ハーモニーさんは素晴らしい想い出をお持ちですね♪
komichi
2013/02/10 21:29

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