芸術の小径

アクセスカウンタ

zoom RSS ■坂田栄一郎―江ノ島■ Eiichiro Sakata―Enoshima

<<   作成日時 : 2013/08/01 23:14   >>

トラックバック 0 / コメント 10



週刊誌「AERA」の表紙などの
人物ポートレイトで知られる坂田栄一郎氏。
その彼の16年にわたって夏の江の島を撮った
写真展■坂田栄一郎―江ノ島■を開催中の
品川・御殿山の原美術館へ。

かつて、70年代ニューヨークから帰国したばかりの
坂田氏とご一緒した撮影が懐かしくよみがえります。

その頃のキラキラとした少年のような輝きを失わず
夏の江ノ島を砂浜に置かれたものたちから
その時代までを感じさせる写真に心躍ります。

偏見のない好奇心あふれた坂田氏ならではの
目線が素晴らしい展覧会です。


江ノ島 1999年
「江ノ島」 1999年 ⓒ Eiichiro SAKATA


■坂田栄一郎―江ノ島■ Eiichiro Sakata―Enoshima

2013年7月13日[土]−9月29日[日]

11:00 am-5:00 pm(水曜は8:00 pmまで)

休館日:月曜日(祝日にあたる7月15日、9月16日、9月23日は開館)
     7月16日、9月17日、9月24日


人物写真(ポートレイト)の大家、坂田栄一郎による“人のいないポートレイト”を中心としたシリーズ「江ノ島」を初公開します。「江ノ島」は、坂田が90年代後半より16年間江ノ島海岸に通い、夏を謳歌する人々の姿を撮りためた作品で、砂浜に広げられた無人のレジャーシート上のさまざまなモノたちをとらえた鮮烈な静物写真(スティルライフ)と、生命力あふれる若者たちのポートレイトから成ります。そこから見えてくるのは実にさまざまな個性、そして急速に移り変わる現代日本の姿です。本展は、すべて初公開となるカラー写真約40点(そのうちポートレイトは約10点)で構成される予定です。「若者たちの姿からポジティブなエネルギーを感じて、複雑で先の見えない時代を生きるみんなに元気になってほしい」。魂をこめて対象と向き合いつつ、鋭い観察眼で時代をとらえ続けてきた写真家・坂田栄一郎の、未来への願いが込められた展覧会となります。


江ノ島 1998年 
「江ノ島」 1998年 ⓒ Eiichiro SAKATA 



江ノ島 1997年
「江ノ島」 1997年 ⓒ Eiichiro SAKATA



enosima
「江ノ島」 2007年 ⓒ Eiichiro SAKATA 



展示1



作品1



作品2



作品4



出窓

△展示場の出窓から裏庭も・・・



中庭1

△緑もここちよい中庭を望むレストランで昼食をいただきました。


久しぶりに訪れた原美術館はやはり大好きな場所の一つ。



坂田栄一郎
★坂田栄一郎
1941年、東京都に生まれる。
日本大学芸術学部写真学科卒業。
田中一光、和田誠、篠山紀信など多くのクリエイターが在籍したことで知られる広告制作会社ライトパブリシテイに勤務の後、1966年に渡米。
ニューヨークで写真家リチャード アヴェドンに師事する。
1970年に初個展「Just Wait」(銀座ニコンサロン)を開く。
1993年には写真界の大型国際イベントとして知られる「アルル国際写真フェスティバル」(フランス)に招待され、写真展を開催、同時にワークショップを行なう。またアルル名誉市民賞を受賞。
週刊誌「AERA」(朝日新聞社)の表紙を飾る人物写真を1988年の創刊号から現在まで撮り続ける。
2004年、東京都写真美術館で個展「PIERCING THE SKY−天を射る」を開催。
2005年に第24回土門拳賞ならびに日本写真協会賞・作家賞を受賞。


原美術館
原美術館
東京都品川区北品川4−7−25 
Tel: 03-3445-0651
Eメール:info@haramuseum.or.jp
公式サイト: http://www.haramuseum.or.jp
携帯サイト: http://mobile.haramuseum.or.jp
ブログ: http://www.art-it.asia/u/HaraMuseum
ツイッター: http://twitter.com/haramuseum


▼アクセス
JR「品川駅」高輪口より徒歩15分、タクシー5分
都営バス「反96」系統「御殿山」停留所下車、徒歩3分
map









テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
江ノ島海岸のほんの一部の切り取りで
世相と時代の流れを巧みに伝える写真ですね。
流れを見ると時代の価値観や人間模様までも
分かりますね。
最近本腰を入れて撮影する作家余り見なくなりましたね。
あいべん
2013/08/02 16:45
あいべんさん。
こういう視点もあったのかと…この展覧会を観て思いました。写真で時代を捉えることの面白さと、坂田さんの一生懸命な姿が浮かんできました。
いつまでも旺盛な好奇心を突き詰めた作品を、これからも楽しみにしたいと思っています。
komichi
2013/08/02 21:15
視点が面白いですね。
撮り続けることで、時代の移り変わりとともに色んな変化を確認できるわけですもんね。持ち物も人も変わっていくもの、気持ちも変わっていくのでしょうか。昔よりも豊かにはなってると思いますが。

写真家さんも奥が深そうですね。
美しいものばかりを追いそうな私には考えさせられます。
木の葉
2013/08/03 16:43
木の葉さん。
写真はただ撮るだけでなく、何をどういう視点で切り取るのかで見た人に与えるインパクトが全然違ってくると思います。
坂田さんの見つめる先にあるものは時と共に変化して…時代を映し出す鏡のようになって見えます。
強烈な個性の若者の写真も坂田さんのエネルギーと対峙した結果のような気がして、好きです〜♪
美しいものを美しく捉えることも、とても奥が深いと思います。。
komichi
2013/08/03 21:25
強烈なメッセージが伝わってくる写真ですねー、砂の使い方がみごと・・一年の内、半月もないギラギラした真夏・・エネルギーが凝縮しているような・・。
千葉でも葉山でもなく、江の島なんでしょうねー♪
白いねこ
URL
2013/08/08 11:31
白いねこさん。
今回の写真展は江の島にやって来た人を夏の砂浜から見るという感覚で、その視点の新鮮さとインパクトのある写真に心惹かれました〜♪
江の島の持つカオスのようなエネルギーもこの写真展の主役かもしれませんね。。
komichi
2013/08/08 14:23
2013.9月号のアサヒカメラ誌で坂田氏の巻頭10ページを見ました。展覧会は拝見していませんがアサヒカメラ誌を見ての感想です、使用カメラが「ハッセルブラド503CW,ディアドルフ8x10、リンホフ・テヒニカ」と中盤、大判のカメラを使われて撮影されていますがどんな意味があるのでしょう、豹柄のタオルや化粧ケースのねーさん達の砂浜での1ショット・スイカに突っ込んだタバコの吸殻・・・何も中判、大判のフィルムカメラ使わなくても表現できたのではないでしょうか。
yaokazu08
2014/05/08 15:02
yaokazu08さん、こんばんは!
坂田さんの写真は常にクリアーな感覚で撮影されていますから、どこまでも明確に表現する手段として中判、大判のフィルムカメラを使用されたのだと想像しています。
こちらに、この展覧会の坂田さんのインタビューが掲載されていますので、ご興味があればご参考になさってください。↓
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=3308
コメント、残してくださって、ありがとうございました。
komichi
2014/05/08 21:51
komichi さん ありがとうございます・
2013”アサヒカメラ撮影ノートの236〜237ページ読み返しました、はっきり作品撮影データが明記されていないので言い切れませんが「スイカに吸殻」「豹柄づくしの化粧?ケース、スリッパ、タオル」の2枚は8x10撮影のようです、ブランドバックが写っているのでこちらのお姉さん達は未だビーチにいるわけでしょう、それで8x10での撮影・・・まさか8x10まで手持ち撮影ではないでしょう?(リンホフの手持ち撮影なんてかいてありましたけど)質感が欲しかったわけで絞り込んでの撮影でしょうから。
そんな皮肉めいた写真にこの豹柄の持ち主をわきに追いやって(違っていたらごめんなさい)撮影大げさ過ぎじゃありません?土門拳賞いただいてる当土門氏は仏像などは大型カメラでものすごい最小絞りで長時間露光撮影していますが、昔、筑豊の炭鉱を撮った「るみえちゃんはお父さんが死んだ」ではライカでの撮影でした、性質は全く違うので比較は出来ませんが被写体の持ち主を追いやって質感、何がしって理解出来ません。
何か世間も騒ぎすぎではないのかな、こんな思い私だけでしょうか。
yaokazu08
2014/05/09 02:04
yaokazu08さん、こんばんは!
坂田さんのアメリカ時代の師匠はたしかアベドンですから、彼は大型カメラを駆使してファッション写真を撮影していましたから…その影響も大きいのかなぁ〜と思います。
ブレッソンはドキュメンタリー要素の強い写真で、手持ちのライカでの撮影がほとんどだったと聞いています。
また、私がかつて仕事を一緒にしたアーサー・エルゴートはやはり手持ちでほとんど撮影していました。
写真家によって、カメラやフィルムに対してそれぞれの好みがあるので、坂田さんは大型のカメラの感覚が好みなのだろうと思います。
komichi
2014/05/09 22:40

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
■坂田栄一郎―江ノ島■ Eiichiro Sakata―Enoshima 芸術の小径/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる