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zoom RSS ■アンドレアス・グルスキー/ANDREAS GURSKY■写真展

<<   作成日時 : 2013/08/22 00:05   >>

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現在、乃木坂・国立新美術館で開催中の
■アンドレアス・グルスキー/ANDREAS GURSKY■写真展へ。

初の大規模な個展でほとんどが大作。
高さ2メートル幅3メートルのものも…
その作品の隅々まで
すべてが等価に広がる独特の視覚世界を
展開しています。

彼は写真を撮った後、綿密に加工を施し
絵画のような世界を作り上げています。

圧倒的な世界観に脱帽した見ごたえのある展覧会。


カミオカンデ
《カミオカンデ》2007年 タイプCプリント228.2×367.2×6.2cm
© ANDREAS GURSKY / JASPAR, 2013 Courtesy SPRÜTH MAGERS BERLIN LONDON

△岐阜県飛騨市神岡鉱山内の地下1000mにあるニュートリノ検出装置の
 スーパーカミオカンデを主題にしています。


■アンドレアス・グルスキー/ANDREAS GURSKY■展

2013年7月3日(水)〜9月16日(月・祝)

毎週火曜日休館

10:00〜18:00(金曜日は20:00まで)

国立新美術館 企画展示室1E


ドイツの現代写真を代表する写真家、アンドレアス・グルスキー(1955年?)による日本初の個展を開催します。 ドイツ写真の伝統から出発したグルスキーは、デジタル化が進んだ現代社会に相応しい、すべてが等価に広がる独特の視覚世界を構築し、国際的な注目を集めてきました。

本展覧会には、1980年代の初期作品に始まり、《99セント》(1999年)、《ライン川II》(1999年)、《F1ピットストップIV》(2007年)、《ピョンヤンI》(2007年)、日本に取材した《東京証券取引所》(1990年)や《カミオカンデ》(2007年)といった代表作から、最新作《カタール》(2012年)にいたるまで、グルスキー自身が厳選した約65点の作品が一堂に会します。衛星からの画像を基にした「オーシャン」シリーズ(2010年)や、川面を写す「バンコク」シリーズ(2011年)など、その作品は近年ますますコンセプチュアルな様相を強めています。同時に、まるで抽象絵画のような写真は、写真を使った画家とも言えるグルスキーが開拓した新たな境地を伝えています。

展示会場は、初期から今日までを回顧する年代順ではなく、独自の方法にしたがって構成されます。 初期作品と新作、そして、大小さまざまな写真を並置する斬新な展示は、個々の写真を際立たせるとともに、展示室全体を一つの完璧な作品のようにも見せることでしょう。この比類のない展示により、グルスキーの写真世界の魅力を余すところなくご紹介します。

▼公式サイト
http://gursky.jp/


ライン川 U
《ライン川 U》1999年 インクジェット・プリント 42.9×71.4×4cm
© ANDREAS GURSKY / JASPAR, 2013 Courtesy SPRÜTH MAGERS BERLIN LONDON  



F1 Pit Stop W
《F1 ピットストップ W》2007年 インクジェット・プリント 186.8×506.5×6.2cm
© ANDREAS GURSKY / JASPAR, 2013 Courtesy SPRÜTH MAGERS BERLIN LONDON



V&R
《V&R》2011年 インクジェット・プリント 104×205.15×6cm 
© ANDREAS GURSKY / JASPAR, 2013 Courtesy SPRÜTH MAGERS BERLIN LONDON  



99 cent
《99セント》1999年 タイプCプリント207×325×6.2cm
© ANDREAS GURSKY / JASPAR, 2013 Courtesy SPRÜTH MAGERS BERLIN LONDON



バーレイン
《バーレーン T》 2005年 タイプCプリント306×221.5×6.2cm
© ANDREAS GURSKY / JASPAR, 2013 Courtesy SPRÜTH MAGERS BERLIN LONDON



ジェームス・ボンド島 V
《ジェームス・ボンド・アイランド V》2007年 タイプCプリント
54.9×43.2×2.8cm
© ANDREAS GURSKY / JASPAR, 2013 Courtesy SPRÜTH MAGERS BERLIN LONDON



バンコックY
《バンコクY》2011年 インクジェット・プリント
307×227×6.2cm
© ANDREAS GURSKY / JASPAR, 2013 Courtesy SPRÜTH MAGERS BERLIN LONDON  


★アンドレアス・グルスキー(ANDREAS GURSKY)
1955年 旧東ドイツのライブツィヒで生まれ、幼年期に西ドイツに移住
1977年から1980年まで、エッセンのフォルクヴァング芸術大学でオットー・シュタイナーやミヒャエル・シュミットらの指導のもとヴィジュアル・コミュニケーションを専攻
1980年から1987年まで、デュッセルドルフ芸術アカデミーで写真界の巨匠ベルント・ベッヒャーに師事
2010年よりデュッセルドルフ芸術アカデミーの自由芸術学科を担当し、後進の指導にあたっている

2001年 ニューヨーク近代美術館(MOMA)で大規模な個展を開催し、一躍有名になる。 
2011年 代表作の《ライン川U》がクリスティーズ・ニューヨークで現存する写真家の作品として史上最高額となる約433万ドル(日本円で約3億4千万円)で落札される

現在、ポンピドゥ・センター(パリ)、テート(ロンドン)、ニューヨーク近代美術館(ニューヨーク)をはじめとする世界の主要美術館がグルスキーの作品を所蔵しています。


国立新美術館
★国立新美術館
 http://www.nact.jp/
 〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2

国立新美術館3
△国立新美術館の内部は宇宙ステーションのよう…








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コメント(8件)

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載っている写真をよく見ると左右対称じゃないけれど、何故かシンメトリーに見えるその技術。
或る意味クール、或る意味客観的…ドイツ人らしい職人気質を感じます。
そォ言う意味で考えると日本人らしい職人気質ってどんなモノなんでしょ。


おーちゃん
2013/08/22 07:51
面白い写真ですね。
絵画のような雰囲気もあり、グラフィックアートのような雰囲気もありで。
写真の位置が凄いですけど、どうやって撮られたのかと不思議に思います。整然と美しい写真だと思いました。
木の葉
2013/08/22 16:07
これ、写真なんですね。
いかにも立体的ですが、本当にどうやって撮影したのかしら?と思ってしまいます。
スーパーカミオカンデを主題にしているのですね。

神岡鉱山の地域は今は衰退していますが、その昔は繁栄した街でした。
カドミウムを流したことによってイタイイタイ病を発したことでも有名な地でもありますが。。
ハーモニー
2013/08/22 16:35
おーちゃんさん。
アンドレアス・グルスキーの作品は全体に緊張感があって、ぼやけたところが見られないのも特徴的でした。
彼は撮影をした後から細部にいたるまで、長い時間をかけて手を入れ自分の作品として仕上げるのだそうで、ある意味ドイツ人気質かもしれませんね〜♪
センチメンタルな感情よりももっと透徹した感覚を大事にしているようにも感じました。
日本人は対象物に感情移入をして同質化したり、寄り添うような中で細部に神経を使うような仕事も多いように思いますけど…どうでしょうね。。
komichi
2013/08/22 21:28
木の葉さん。
この作家の興味は集合体だったり、ある秩序を感じる作品が多かったです。NASAの映像を加工した作品もあって、深い藍色が何とも美しかったです〜♪
上空から撮影したのでは…と、思われる写真もあったり、視点にも独特な魅力がありました。。
komichi
2013/08/22 21:36
ハーモニーさん。
最初の画像のリーフレットに乗せた《カミオカンデ》はニュートリノ検出装置のスーパーカミオカンデの巨大な円筒形のタンク内側が光電子増倍管というセンサーで覆われていて、そこにスぺクタルな光景が映りこんでいる様子を作品にしたそうです。
私は最初観た時、古いヨーロッパのシャンデリアなどのようなものを撮影して加工したのかと、考えたりしました。

かつての神岡鉱山内を最先端の科学の場として、いま使われていることに、ある種の感慨を感じます。。
komichi
2013/08/22 21:48
お早うございます。

国立近代美術館も世界に誇れる美術館なのですね。
美術館そのものが現代アートの評判が高いけど・・・
残念ながら一度も行っていないのです(^^)。

昔の写真は才能プラス積み重ねた写真技術でしたが・・
今は・・変りましたね。
あいべん
2013/08/24 10:18
あいべんさん。
国立新美術館のことを評して、私の友人の中には収蔵作品を持たない美術館は意味がないと言う人もいますけど…新しい傾向の展覧会などをする広い展示場を持つ美術館として、さまざまなチャレンジをしてほしいと思っています。

今回の展覧会を観て、写真展ではなくこれは美術展だなぁ〜と感じました。写真は作品の主題をスタートさせるきっかけで、その後の加工によってアンドレアス・グルスキーの作品となっていました。
誰もがある程度の写真を撮れるようになってきた今、写真もアートとして存在するために変化して行くのだとも感じました。
komichi
2013/08/24 21:53

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