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zoom RSS ■ミケランジェロ展■天才の軌跡

<<   作成日時 : 2013/10/05 10:30   >>

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秋雨降る上野の森。
現在、西洋美術館で開催中の
■ミケランジェロ展■天才の軌跡へ。

ミケランジェロ15歳の作品
大理石のレリーフ《階段の聖母》の完成度と
美しさに驚き、最晩年の小さな木彫作品
《キリストの磔刑》の静けさにに心打たれ…

コンクラーベの舞台ともなっている
システィーナ礼拝堂の天井画と壁画の素描や映像から
その肉体表現に圧倒され、ミケランジェロの
生命感を謳う絵画の本質にも触れた貴重な展覧会でした。


ミケランジェロ展


■ミケランジェロ展■天才の軌跡

2013年9月6日(金)〜11月17日(日)

午前9時30分〜午後5時30分
毎週金曜日:午前9時30分〜午後8時

月曜日休館(ただし、9月16日、9月23日、10月14日、11月4日は開館、翌火曜日休館)

国立西洋美術館
http://www.nmwa.go.jp/jp/index.html

▼公式サイト
http://www.tbs.co.jp/michelangelo2013/

第1章 伝説と真実:ミケランジェロとカーサ・ブオナローティ
第2章 ミケランジェロとシスティーナ礼拝堂
第3章 建築家ミケランジェロ
第4章 ミケランジェロと人体

ミケランジェロ・ブオナローティ(1475-1564)は、ルネサンスの頂点を極めた、西洋美術における最も偉大な芸術家の1人です。本展覧会は、「神のごとき」と称され、生前から現在に至るまで深く崇敬を集めるミケランジェロの創造の軌跡とその波紋を、彼の子孫のコレクションを引き継ぐカーサ・ブオナローティ(フィレンツェ)の所蔵品60点によって紹介するものです。ミケランジェロの作品・資料に関しては世界一の質と量を誇る同館の全面的な協力を得たことで、フレスコ画や巨大な石彫といった持ち運び不可能な作品によって主に知られるこの芸術家の個展を、日本で開催することが可能となりました。
なかでも《階段の聖母》は、彼が15歳前後で制作したとされる初期の大理石浮き彫りによる傑作です。これまで門外不出とされ、長期貸し出し展示されるのは本展が史上初の機会となります。その他素描を中心とする30点を超すミケランジェロの作品類が一堂に会する機会は極めて貴重であり、天才の知られざる創造的プロセスとその秘密に迫る、格好の機会となるでしょう。また同時に、これまであまり知られていない彼の手紙や自筆手稿類なども紹介し、この偉大な芸術家の制作における苦悩や人間的側面も併せてご覧いただきます。


階段の聖母
ミケランジェロ・ブオナローティ《階段の聖母》
1490年頃 大理石
©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti



レダの頭部習作
ミケランジェロ・ブオナローティ《『レダ』の頭部習作》
1530年頃 赤石墨/紙 フィレンツェ、カーサ・ブオナローティ所蔵
©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti




クレオパトラ
ミケランジェロ・ブオナローテイ《クレオパトラ》
1535年頃 黒石墨/紙
フィレンツェ、カーサ・ブオナローティ所蔵
©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti



キリストの磔刑
ミケランジェロ・ブオナローテイ《キリストの磔刑》
1563年頃 木
©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti
△ミケランジェロ最晩年の小さな木彫
 一見未完成のようにも見える味わい深い作品




システィーナ礼拝堂と最後の晩餐
ミケランジェロ・ブオナローテイ「システィーナ礼拝堂」と《最後の審判》©PPS

△今回、カトリック教会の神聖な場所、バチカンのシスティーナ礼拝堂に
TBSの超高精細4Kカメラが日本の放送局として初めて入った貴重な映像が
展覧会場で見ることもでき、教皇を選出するコンクラーベの舞台でもある
システィーナ礼拝堂の天井画と壁画《最後の審判》の詳細が美しい画像で
再現されています。



ミケランジェロの肖像
マルチェッロ・ヴェヌスティに帰属《ミケランジェロの肖像》
油彩 カンヴァス
©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti

△ヤコピーノ・デル・ポンテ原作の 肖像画に基づく16世紀の模写







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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
本当に偉大な芸術家です。
15歳の作品も凄いものなんですね。
何処からどうなって、このような作品を生み出されていったのでしょう。
とてつもない大きさのものなど、私には想像さえできませんが。

肖像画で、初めてお顔をじっくりと眺めた気がします。
作品とは結びつかない雰囲気をされてますね。
今まで知らなかった事も不思議ですけど、勉強不足?記憶力の無さかもです。。。
木の葉
2013/10/05 17:04
木の葉さん。
ミケランジェロは誰でも知っている天才ですけど、その素顔は意外に知られていないように思います。
私も今回の肖像画を見て、今までイメージしていた感じと違っていてびっくりしました。
ミケランジェロは、どれだけ有名になっていても華美なことを嫌い質素な暮らし方を好んだ人だったそうです。そのおかげか当時の人としては89歳の長寿をまっとうしています。。
komichi
2013/10/05 21:26
ミケランジェロ肖像画があるなんて!
芸術家にありがちなどこか気難しい面と、描いてくれる人に対して描きやすいようにしてる感じも見られて面白い肖像画です。
最晩年の作品の木彫りのキリスト像…未完成品なのでしょうが、スゴい作品を作ってきた人にとって 納得いく作品が少なくなった寂しさも感じます。
誰もが通る道だと思うのですが、チカラのある人にとってその道は哀しくツラい道だったんじゃないでしょうか。
おーちゃん
2013/10/06 01:37
お早うございます。

誰もが知ってる名前ですが意外と代表作品以外
知らないのが普通ですね。
少なくとも天才芸術家の側面をのぞける展覧会
の催し貴重ですね。

日本の歴史肖像画は似ても似つかない肖像画が多いですが
西洋のあの時代の写実的肖像画は写真を上回る
描写が有りますね。
あいべん
2013/10/06 05:54
おーちゃんさん。
私も今回初めてミケランジェロの肖像画を観ました!
肖像画を描かれるのを嫌ったそうで…ほとんどないようです。
最晩年の作品はどこか静謐な時間が感じられて…しばらく佇んで眺めました。。アーティストの晩年の作品は欲望からすこし離れたような感じがして好きです。
komichi
2013/10/06 13:20
あいべんさん、こんにちは!
ミケランジェロと言えば知らない人がいない天才ですけど、彼の生涯を感じられる展覧会は少ないので、貴重な機会でした。
とくに、大作用の素描が多く展示されていて、ミケランジェロの描いた線が間近に感じられ、その迷いのないデッサンに凄さをみました〜!

この時代の西洋絵画の肖像画はリアリティがあって、本人のすべてが語られているような気がします。
こちらが勝手に想像していた感じとは違って、聖職者のような雰囲気を漂わせているようにも思います。。
komichi
2013/10/06 13:31
ミケランジェロ展(天才の軌跡)へ行かれましたか。
私は、ラファエロ展は行ったのですが、ミケランジェロ展に行くかどうかは迷っていました。フレスコ画や大きな壁画は見れないだろと思いこんでしまって。
確かに、知られざるミケランジェロの小品や彫刻を通して、ミケランジェロの新たな面が沢山発見できそうな展覧会ですね。
ラファエロが尊敬してやまなかったミケランジェロの世界にもっと触れてみたくなりました。
システィーナ礼拝堂の4Kカメラ撮影画像が見られるのも魅力的ですね。
知りませんでした。
ミクミティ
2013/10/06 15:15
ミクミティさん。
「ラファエロ展」もたくさんの発見があって素晴らしかったですね〜♪ミケランジェロ展も行くまでは想像できませんでしたが、いろいろ勉強になることも多く、行ってよかったと思っています。
やはり、一人の天才の軌跡をたどることは容易ではありませんけど、それでも私の中でミケランジェロが少し姿を現しました。。
システィーナ礼拝堂の撮影画像でみる天井画と壁画のエネルギーに圧倒されました!
komichi
2013/10/06 20:37
こんばんは!
ミケランジェロ、天才ですね!
「レダ」の習作を画集で見た時、圧倒されました!
平面に描かれているとは思えないリアリティ!
システィーナ礼拝堂へは、行ったはずなのに、まったく印象に残っていないのです!暗いし、天井が高いし…で、
映像画面で詳細に観る事が出来るのはうれしいですね♪
ただ、「最後の審判」は、私には、おなかいっぱいでアップアップです(^^)
sasapanda
2013/10/08 00:46
sasapandaさん。
ミケランジェロはほんとうに凄いですね!
「レダ」の習作のモデルは男性と知り、さらに神秘を感じますし、ダ・ヴィンチの「ほつれ髪の女」と双璧のような気がします!
システィーナ礼拝堂の天井画と壁画の「最後の審判」には、その肉体の描き方からもわが農耕民族と狩猟民族の違いのようなものを感じて…私の感覚ではこの部屋で、とても落ち着いてコンクラーベなど出来そうにありません〜(笑)。
komichi
2013/10/08 13:32

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