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zoom RSS ■背守り 子どもの魔よけ 展■&■石内 都 展■−幼き衣へ−

<<   作成日時 : 2014/06/25 23:13   >>

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現在、京橋・LIXILギャラリーで開催中の
■背守り 子どもの魔よけ 展■へ。

美しい響き「背守り」
かつて、子供の成育が困難だった時代
子どもを守るために祈るような気持ちを
こめた背守り。

着物が日常着だった頃
父母の仕立て直しの多かった子供の着物。
その着物の背中に縫い取りや刺繍などで
入れた魔よけの文様。

その子供の着物から
母親が一針一針さした縫い目に
こぼれるような愛情が感じられ
胸が熱くなる想い。


背守り展


■背守り 子どもの魔よけ 展■

2014年6月5日(木)〜8月23日(土)

水曜・夏季休暇は休館 

10:00〜18:00

入場無料

子どもの魔よけとして着物の背中に縫取られた「背守(せまも)り」、端切れをもらい集めて綴った「百徳(ひゃくとく)着物」。本展では、昭和の初めころまで子どもの無事成長を願い作られていた祈りの造形の様々を通して、かつての衣文化の豊かさを伝えます。

@背守りのいろいろ
A百人の徳を集めた百徳着物
Bかわいい子どもを守る小物たち
C現代に引き継がれた背守り・百徳着物


会場1



背守り2


背守り3


背守り5


背守り4


背守り6


背守り1


▽石内都氏の撮影した布の肌触りまで伝わってくる写真展示も

石内都3


石内都2


石内都1


百徳着物
たくさんの端切れからつくられた百徳着物


▽同じフロアーの別展示室では
 ■石内 都 展■−幼き衣へ−も
 開催されています。


石内都展

■石内 都 展■−幼き衣へ−


2014年6月5日(木)〜8月23日(土)


水曜日、8/14-17 は休館

10:00〜18:00

石内都は日本を代表する写真家の一人です。2014 年には35 年の業績に対してハッセルブラッド国際写真賞*を受賞しました。本展では、LIXIL ギャラリー巡回企画展「背守り子どもの魔よけ」の展示品である子どもの着物を通じて、今はすたれてしまった着物文化の豊かな色彩と、美しい織布からみえる時代の空気と感覚を現在によみがえらせます。新作19 点を展示します。

@ 新作「幼き衣へ」
A 布と記憶にまつわるテーマ
B 石内都による「きものと母」のエッセイ

★石内 都
群馬県桐生市生まれ。
1970 年代後半から写真を始める。
初期3 部作で街の匂い、気配、空気を捉えた作品を発表。
同じ年生まれの女性の手と足を収めた作品以降、身体の傷跡を写したシリーズを展開。
「Mother’s 2000-2005 未来の刻印」でヴェネツィア・ビエンナーレ美術展の第51 回日本館代表。
2007 年にスタート した「ひろしま」は現在も継続している。
2012 年には、大正・昭和に流行した着物・銘仙を撮った「絹の 夢」を発表。
2013 年には写真集「Frida by Ishiuchi」を出版。
2014 年、日本人として3 人目となるハッ セルブラッド国際写真賞を受賞。「写真という布を編む」写真家として高い評価を受けた。


★LIXIL GALLERY
http://www1.lixil.co.jp/gallery/
〒104-0031
東京都中央区京橋 3-6-18
東京建物京橋ビル LIXIL:GINZA 2F
TEL : 03-5250-6530
FAX : 03-5250-6549
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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
背守り!とは初めて知りました。見るととてもきれいで可愛らしく、けれどそうせずにおれない死亡率の高さを思うと切ないですね。息子が戦争に行くとき千本針というのでしたっけ?なんかたくさんのひとにひと針してもらうようなのをドラマで見たことありますが、なぜ縫物?とぴんときてなかったんです、でもこの背守りで繋がりました。
こりす
2014/06/26 05:07
おはようございます!
「背守り」という言葉の響きに温かみを感じます!
このような風習をまったく知りませんでした!
矢絣にナデシコ?の縫いとりは、女の子の着物なのでしょうね♪
それぞれ、親の直向きな愛情が伝わってきますね!
石内都さんの写真も拝見したくなりました♪
sasapanda
2014/06/26 10:04
背守りですか。
親の子を想う気持ちが込められてますね。
この年まで知らないことでした。
自分が最初に着た着物は、親の長じゅばんを縫い直したものです。
今とは少し襦袢もありようが違ってたようで。
今もまだあります! 背守りはありませんけど、その頃は少しは母にも愛があったのかと思いまして。皮肉を込めてみました(笑)
木の葉
2014/06/26 17:34
こりすさん、こんばんは!
私も「背守り」という言葉に初めて出会いました!
千人針は出兵する人に千人の女性によって針で縫った腹巻をお守りとして持たせた習慣ですけど、いつの世も家族にとって命を落としてほしくないという切実な気持ちがそういう習慣を作っていたのでしょうね。。
かつての幼子に向けた母親の切ないほどの愛を感じ、ひとつ一つじっくり観ました。
komichi
2014/06/26 21:53
sasapandaさん、こんばんは!
今の時代と違って、かつて幼子たちは疫病や貧困、事故などで失うことが多く、多くの母親の切なる願いがこの「背守り」に表れていたのでしょうね。毎日着る子供の着物に、一針ずつ想いを込めて縫い付けた気持ちがそれぞれの着物から感じられました。
子どもの着物はたいてい親の着物などをほどいて作り直したものが多く、物を大事にした時代のつましくも美しい表現に感動しました。
石内都さんは美大の織科に在籍していたこともあって、布を見つめる目線の確かさにも感動しました〜☆
komichi
2014/06/26 22:01
木の葉さん、こんばんは!
子どもの実の安全を願わずにはいられない母親の気持ちが痛いように伝わってくる展覧会でした。
木の葉さんの最初に着た着物はお母様の襦袢だったのですね〜♪今も持っているのですか〜!私の子供時代の着物はどこに行ったのでしょう多分もうありません。。いま眺めたらさまざまな想いがあるだろう…と、思います。
komichi
2014/06/26 22:08
タイトルを見た時、
「背守り」とは?…と思いましたが、
なるほど納得です。昔の親は、
子供が無事に育つことを祈って、
こんな縫い取りを施したんですね!
最後の百徳着物に見られる、
五芒星だかダビデの星のような
縫い取りには、魔除けの意味がはっきり
読み取れて面白いと思いました。
yasuhiko
2014/06/29 00:31
yasuhikoさん、こんばんは!
「背守り」という詞、私も初めて聞きました。
昔は今より子供の罹患率も高く、
子を失う親も多かったでしょうから…
祈るように縫い取りをしたのでしょうね。
百徳着物につけられた背守りは魔よけの意味を持つ
五芒星に見えますね〜☆
komichi
2014/06/29 22:39
おはようございます♪
「背守り」という言葉があるんですね。初めてです。
魔除けとして着物の背中に縫い付けるのですね。

昔、我が息子たちの浴衣をお揃いで縫ってくれた母。それをまだ捨てきれない私ですが、孫娘にも作って上げたいなぁ…なんて思ってます。。
ハーモニー
2014/07/01 10:34
ハーモニーさん、こんばんは!
「背守り」って、なんだか切ないほどの母親の子供に対する愛が感じられますね。
私も息子に義母が浴衣や絣の着物を縫ってくれていたのを懐かしく想い出します〜☆ハーモニーさんはお上手ですから浴衣など可愛くお作りになることでしょう〜♪
komichi
2014/07/01 22:15

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