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zoom RSS ■フィオナ・タン まなざしの詩学■東京写真美術館&■Nellie■WAKO WORKS OF ART

<<   作成日時 : 2014/08/30 00:11   >>

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小雨降る夏の終わり
現在、■フィオナ・タン まなざしの詩学■
開催中の、恵比寿の東京都写真美術館へ。

フィオナ・タンは中国系インドネシア人の父と
オーストラリア人の母を持ち、
現在はオランダに暮らす女性映像作家。

自分は何者でどこから来たのか…
寄る辺ない幼児のような心と
繊細な美意識で作りだされた静かな世界に
思わず惹きこまれます。

2階の映像インスタレーションと
1階のホールでのドキュメンタリー2作品
全てを一日で観ることができず、二度通った展覧会。

フィオナ・タン 


■フィオナ・タン まなざしの詩学■東京都写真美術館

2014年07月19日(土) - 2014年09月23日(火)

10:00〜18:00 木・金は21:00まで

月曜日休館(月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日休館)

東京都写真美術館

フィオナ・タンは、しばしば古い記録フィルムや写真を素材とし、ときにドキュメンタリーとフィクションとの間を往還しながら、集団や個人における文化的差異がいかに記録され、また人々の記憶に留められてきたかを繊細に問いかける作品で国際的な評価を得てきました。静止写真、フィルム、ヴィデオ、ディジタルヴィデオといった異なるメディアを用いながら、常にその作品に通底しているのは、見るもの・見られるものが交錯する視線のポリティクス(政治性)や、表象することの不可能性を前にしたもどかしさ、そして、その不可能性を引き受けつつ、それでも映像だからこそ伝え得ることへの希求です。

本展では、大きな注目を集めた2009年ヴェネチア・ビエンナーレ オランダ館出品作や、その後の作家の新たな展開を含めた新旧の代表作を通じて、写真と映像の本質に迫る問いを詩的かつ批評的に投げかけるフィオナ・タンの世界をご紹介します。


展示作品
「リフト Lift」
「プロヴィナンス Provenance」
「インヴェントリー Inventory」
「ディスオリエント Disorient」
「興味深い時代を生きますように」ドキュメンタリー ヴィデオ60分
「影の王国」ドキュメンタリー フィルム50分


リフト
≪リフト≫シルクスクリーン 2000年 東京都写真美術館蔵

自らの身体を赤い風船で吊り上げた作品
不思議な浮遊感に観るこちらも揺れるような…


Lift 2000
《リフト Lift》2000
Production still from Lift 東京都写真美術館蔵



Inventory 2012
《インヴェントリー Inventory》2012
HD&Video Installation 作家蔵




Provenance 2008
《プロヴィナンス Provenance》2008
Dijital Installation 作家蔵



フィオナ・タン 2
東京都写真美術館1階ホール上映


影の王国
《影の王国》より


興味深い時代を生きますように
《興味深い時代を生きますように》より


東京都写真美術館
★東京都写真美術館
http://www.syabi.com/
〒153-0062東京都目黒区三田1-13-3
恵比寿ガーデンプレイス内
TEL: 03-3280-0099
FAX: 03-3280-0033




★東京都写真美術館と呼応するように開催されている
 六本木・ピラミデビル3Fにある
 WAKO WORKS OF ART でのフィオナ・タン展覧会

■Fiona Tan Nelle■

2014.7.19(sat)-9.27(sat)

11:00-19:00

日・月・祝日休廊

今回の作品は、レンブラントの娘コルネリア(愛称ネリー)をテーマにした映像インスタレーションです。コルネリアは、1654年にオランダで生まれ、当時のオランダ領バタヴィア(現インドネシア、ジャカルタ)でこの世を去ったといわれていますが、その他にはほとんど情報が残されておらず、父親レンブラントによる肖像画のみならず、いかなる肖像も残されていません。
《Nellie》は、その生涯が謎に包まれたコルネリアの、バタヴィアでのとある一日を、インドネシアに生まれ現在はオランダを拠点とするフィオナ・タンのイマジネーションによって、鮮やかに蘇らせた映像作品です。
前回の展覧会「Photo Works」で展示したフィオナ・タンの写真作品も、一部構成を変更してひき続きご覧いただけます。合わせてご高覧ください。


Nellie
《Nellie》2013

映像の美しさ、フィオナ・タンの
美意識の高さに感動した作品。
4分ほどのショートフィルムですが
何回も見続けました。


WAKO WORKS OF ART
★WAKO WORKS OF ART
http://www.wako-art.jp/top.php
〒106-0032東京都港区六本木6-6-9
ピラミデビル3F
Tel:03-6447-1820
Fax:03-6447-1822
E-mail:info@wako-art.jp


fiona Tan
★フィオナ・タン Fiona Tan
1966年プカンバル(インドネシア、スマトラ島)生まれ、
現在はアムステルダム(オランダ)を拠点に活動。
中国系インドネシア人の父とオーストラリア人の母をもち
オーストラリアで育つ。
1988年よりアムステルダムに移住し、
リートフェルトアカデミー、国立美術大学で学ぶ。
横浜トリエンナーレ(2001、2005)、第8回イスタンブル・ビエンナーレ(2003)、ドクメンタ11(2002)、オランダ館の代表をつとめたヴェネチア・ビエンナーレ(2009)など多くの国際展に参加。
東京都写真美術館においては「第2回恵比寿映像祭 歌をさがして」(2010)で展示・上映両部門に出品している。





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コメント(10件)

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お早うございます。

今日は今やっと長いトンネルを抜けたように・・少し・・
青い空が見えてます(^^)。

でも、澄み切った青空では無いのです(笑)。

詩人は心の中で映像を作り言葉の写真を写すのですね。
それにしてもkomichiさんは幅が広いな〜〜〜。
あいべん
2014/08/30 05:22
あいべんさん、こんばんは!
こちらも久しぶりに午後から晴れ間が見えました〜♪
でも夜になると、虫も鳴いてもう秋の気配です。
>詩人は心の中で映像を作り言葉の写真を写すのですね。
そうかもしれませんね〜☆
フィオナ・タンにある一見正反対にも感じられる
混沌と静謐さが好きです〜☆
komichi
2014/08/30 21:46
「寄る辺ない幼児のような心」という
フレーズを目にした時、
これは私の事?と思ったなんて言ったら、
図々しいにも程があると笑われそうですね。
ただ、安定を求めない、とらえどころのない
映像に、心惹かれるものがあります。
yasuhiko
2014/08/30 22:42
yasuhikoさん、こんばんは!
寄る辺ない幼児のような心は、揺らぎのある切ない心とも感じられ、自分の中にもあるような気がしています。yasuhikoさんのこと、笑ったりしません〜。
大きな展示室の暗い部屋に床に座れるソファが置いてあって、そこで映像を眺めていたら、すこしうつら…としました。またゆっくり目を画面に向けて、気の向くまま眺めていた時間はとても幸せでした〜☆
komichi
2014/08/30 23:32
みなさん素晴らしい所を良くご存じなんですね。
生きてる間に見逃すと損をしたような気持ちになります。

余り意識はしませんが芸術は心の栄養だと思いますので、絶対大切な物だと思います。


羅輝
2014/09/01 11:00
羅輝さん、こんにちは!
素晴らしい本やアートなど、すべては観たり読んだりすることはできませんけど、自分の前に見えたもので興味を惹かれたものには向かってみたいと思っています。
アートでお腹はいっぱいにはなりませんけど、心が満たされることも多いように感じています。
komichi
2014/09/01 13:00
おはようございます!

Komichiさんの頁に来て知る事ばかりです。
日々触れる事のない芸術に、ここでたくさん触れてると思います。
直ぐに忘れるのかもしれませんが、もしかしたら心のどこかにずっと記憶されやもしれませんね(笑)

レンブラントの娘、肖像画も何もないって、何故なのでしょうね。。。
木の葉
2014/09/03 08:20
木の葉さん、こんばんは!
フィオナ・タンの作品はどこかノスタルジックで心の綾を捕まえるような気がします。
映像ということについても深く考えていて、今回の展覧会から様々な考えるヒントをもらいました。
私も観た展覧会をいつまでも覚えているということもありませんけど、その展覧会のエッセンスは心に残っているようです〜☆

レンブラントには何人かの子供がいますが幼くして亡くなってしまった子供もいて…それでも上の男の子の肖像画は描かれていて、とても可愛がったようですがコルネリアへの愛は薄かったようです。
komichi
2014/09/03 22:54
「まなざしの詩学」だなんて、タイトルが芸術的ですね!
作家ご自身が風船に乗って作品を創るだなんて、面白いです。
風船が割れてしまったら?なぁんて、つまらぬ想像をしてしまいます。。
ハーモニー
2014/09/04 09:56
ハーモニーさん、こんにちは!
フィオナ・タンの作品は「まなざしの詩学」というタイトルのような思索的な作品です〜♪
心の機微や生きる意味など…さまざまに揺れ動くような想いが伝わってきました。
風船が割れてしまったら…そのまま淡々と撮り続けるのではないかしら〜と、私は考えてしまいました〜。
komichi
2014/09/04 14:58

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