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zoom RSS ■ホイッスラー展■横浜美術館25周年

<<   作成日時 : 2015/01/06 22:55   >>

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北風吹く寒い朝、
友人と横浜美術館で現在開催中の
■ホイッスラー展■へ。

四半世紀ぶりに開催されたホイッスラー回顧展。
クールベに刺激を受けラファエル前派との交流を持ち
日本の浮世絵や工芸品からインスピレーションを受け
ジャポニズムの画家としても知られるホイッスラー。

展示会場に掛けられた

「音楽が音の詩であるように、
絵画は視覚の詩である。
そして、主題は音や色彩のハーモニーとは
何のかかわりもないのである。」

の彼のことばに、足を止め、

後半の「ノクターン」シリーズの美しさに
心ふるえた展覧会。


ホイッスラー展

■ホイッスラー展■横浜美術館25周年

2014年12月6日(土)〜2015年3月1日(日)


休館日:木曜日、2014年12月29日(月)〜2015年1月2日(金) 
☆ただし、2014年12月25日(木)は開館

開館時間:10時〜18時(入館は17時30分まで)
☆夜間開館:2014年12月22日(月)〜12月24日(水)は20時まで開館

第1章:人物画
第2章:風景画
第3章:ジャポニズム
   ピーコック・ルーム

★公式サイト
http://www.jm-whistler.jp/


デュエット
《デュエット》1894年 トランスファーリトグラフ・紙 
ハンテリアン美術館(グラスゴー大学附属)



肌色と緑色の黄昏
《肌色と緑色の黄昏:バルパライソ》油彩・カンヴァス
1866年 テート美術館



ブルターニュの海岸(ひとり潮汐に)
《ブルターニュの海岸(ひとり潮汐に)》1861年
ワズワース・アテニウム美術館



ふたりの人物がいる海岸の情景
《ふたりの人物がいる海岸の情景》1885‐90年 
水彩・ボディカラー・紙 バーミンガム美術館



白のシンフォニー No.2 小さなホワイト・ガール
《白のシンフォニー No.2:小さなホワイト・ガール》1864年 テート美術館




青と金色のハーモニー 
《青と金色のハーモニー:ピーコック・ルーム》

△ホイッスラーによる現存する唯一の室内装飾。
パトロンであるフレデリック・レイランドのためにデザインしたダイニング・ルーム
現在はフリーア美術館(アメリカ)に移築されていて、この展覧会場で映像を上映しています。




ホイッスラー
1879年 グラスゴー大学図書館スペシャルコレクション

★ジェームズ・マクニ―ル・ホイッスラー
1834 アメリカ・マサチューセッツ州ローウェルに生まれる。
1843 サンクトペテルブルグに移住。1849年までロシアで暮らす。
1851 ウェスト・ポイント陸軍士官学校入学。1854年退学後、アメリカ沿岸測地局図面部門に勤務しエッチングの技法を習得。
1855 画家を志しパリに渡る。クールベやファンタン=ラトゥールと出会い、フランスのレアリスムに傾倒。
1859 ロンドンに移住。
1863 ラファエル前派の画家たちと親交を結ぶ。この頃から日本の文物の収集を始める。
1867 音楽的タイトルを付けた初めての作品として《白のシンフォニー No.3》が展示される。
1871 テムズ川の夜景を描く風景画「ノクターン」シリーズを描き始める。1877
1877《黒と金色のノクターン:落下する花火》(デトロイト美術館蔵)を発表。作品を酷評した美術批評家ジョン・ラスキンを名誉棄損で訴え裁判となる。
1879 前年のラスキンとの裁判に勝訴したものの、わずかな賠償金しか得られず破産。その後ヴェネツィアに滞在し、エッチングを制作。
1885『10時の講演』を行い、自らの唯美主義に関する考えを示す。
1886 王立英国芸術家協会の会長に就任(2年後辞任)。
1888 モネの紹介で詩人のステファンヌ・マラルメと知り合う。8月、ビアトリクス・ゴドウィンと結婚。
1890『敵をつくる優美な方法』出版。後にホイッスラーの主要コレクションを形成するチャールズ・ラング・フリーアと出会う。
1891 グラスゴー市が《灰色と黒のアレンジメントNo.2:トーマス・カーライルの肖像》を買い上げたことにより、初めて公の美術館に作品が収蔵される。
1892 ロンドンで初の大規模な回顧展開催。
1898 国際彫刻家・画家・版画家協会会長に就任。
1903 ロンドンにて死去。


ホイッスラー展3


ホイッスラー展2
★横浜美術館
http://yokohama.art.museum/
〒220-0012 
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
ハローダイヤル:03-5777-8600









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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
おはようございます〜(^^)。
今年最初のお出かけですね。

「音楽が音の詩・・・絵画が視覚の詩・・」
素晴らしい表現ですね。

美しい絵画は美しい写真に似てますね。
今年もどんどん広い範囲をkomichiさんは行動するので
しょうね。
閉じ籠りの私には良い刺激になります(^^)。
あいべん
2015/01/07 07:15
あいべんさん、おはようございます!
ホイッスラーの絵画のことはあまり知らずに展覧会場に向かいました。ジャポニズムの作家と決めつているようなところもあったのですが、後年の「ノクターン」シリーズの絵画に見惚れました〜☆
今年も、時間の許す限り自分の目で観たり聴いたりしたいと願っています〜☆
Komichi
2015/01/07 11:30
こんにちは!
ホイッスラーの名前すら知りませんでした。
が、とても好き、詩人ですよね。
音楽が音の詩かぁ〜、絵画は視覚の詩?
ふ〜ん、そうなのかもしれない、でも主題は音や色彩のハーモニーとは
何のかかわりもないのであるとは? どういう事なのかを考えてはみました。私の頭では答えが出そうにもありません〜(笑)
画は繊細で、見る人の気持ちで受け取れるところが好きです!
木の葉
2015/01/07 17:20
こんばんは♪
ホイッスラーという画家、私も存じませんが、絵を音楽に重ねているところが素敵ですね。
ハーモニー・ノクターン・デュエット・シンフォニーは全て音楽用語ですもんね。
第1章・ 第2章・ 第3章に別れてるところも心にくいと思います〜♪
ハーモニー
2015/01/07 19:29
木の葉さん、こんばんは!
今回ホイッスラー回顧展を観て、作家の絵の変化など…いろいろ感じることが出来ました。
ホイッスラーはそれまでの絵画が教条的な主題を含んだものが多かったこととは一線を画して、「唯美主義」と言われるその絵に表れている色彩と形の調和を視覚で楽しむという考え方のもと作品を発表しています。
結局、観る人が余計なことを一切考えず五感で感じる感覚に正直になることが一番だと、私は思っています〜☆
komichi
2015/01/07 21:53
ハーモニーさん、こんばんは!
ホイッスラーは音楽用語を題名にするなど、それまでの画家とは違ったアプローチで絵画に取り組んでいたことが強く感じられます〜。
後半の作品には色彩が画面に溶け込んでゆくような雰囲気の絵画がとても印象的でした〜。
komichi
2015/01/07 22:14
丁寧なホイッスラー展、じっくり拝見しました。
経歴までのご紹介は拝見する方には嬉しい限り、絵画のコメントに「ああ、観てみたい」
月末に上京というか通過のチャンスあり、無理っぽいけど願っておきます。
ありがとう!
うらら
2015/01/08 07:20
うららさん、こんにちは!
ホイッスラーはさほど馴染みのある画家ではありませんけど・・・こうして回顧展で彼の生涯の作品をテーマに沿って眺めてみると、感じられるものも多く、好きな作品にも出会えました〜☆
横浜美術館はみなとみらいにあって、とても落ち着けるいい場所です〜♪
お時間があればぜひ〜☆
Komichi
2015/01/08 12:08
こんばんは!
今年最初の展覧会のご紹介♪
刺激的です(^^)
ホイッスラーという名前もなじみが薄く、
記事を拝見して、公式サイトもチェックして、
こんな画家がいたんだあ〜と感心しております♪
そもそもあのきざな肖像写真?はフランス人かと思いますよね!
アメリカ人で有る事にびっくり!
画風が微妙に変化してくるのも人間臭くていいですね♪
作品も魅力的です♪
sasapanda
2015/01/11 00:17
今朝の『日曜美術館』で、
ホイッスラー特集の再放送をやってました。
日本の浮世絵に影響された大胆な構図。
「両国橋のようだ」という井浦さんの
一言に、そうだ、そうだと頷いてしまいました。
yasuhiko
2015/01/11 10:51
ホイッスラー回顧展が四半世紀ぶりというのはちょっと驚きでした。
当時のヨーロッパ人とは一味違う、独特の明るさを持つ画家だと思っていました。ただ年表を見ると主にロンドンで活躍していたのですね。
ジャポニズムの画家というのも意外でした。
知っているつもりで知らなかったなと思いました。時間があれば見に行きたいです。横浜ですからね。
ミクミティ
2015/01/12 20:50
sasapandaさん、こんばんは!
ホイッスラーは日本ではあまりなじみのない画家のような気がします。私もよく知らず、でも惹かれて観に行きました。
後半の風景画にちょっとターナーを想わせるような…内面的な風景があって感動しました〜☆なかなか頑固な人だったようで自分のセンスや信念が揺らがない稀有なアーティスト魂の持ち主のようでした。
行ってよかった展覧会のひとつでした。。
komichi
2015/01/12 23:14
yasuhikoさん、こんばんは!
この展覧会では大英博物館から日本の浮世絵の良質な作品も展示されていて、ホイッスラーが影響を受けて描いた作品と並べて鑑賞できるような工夫もされていました。
私は「ノクターン」シリーズの風景画が忘れられません。。
komichi
2015/01/12 23:17
ミクミティさん、こんばんは!
横浜美術館は雰囲気もよく、上野のように混雑が少ないのも好みです〜♪海を眺めたりしながら散歩の途中にもいい環境だといつも思っています〜☆
ホイッスラー、やはり回顧展などでその作家の生涯を眺めてみると、しっかり見えてくるものがあって…とても興味深かったです。
作品の変遷にも彼の心情が現れていて、後半には様々な境界線をなくした、色と形が混沌とした世界が広がっていました。
komichi
2015/01/12 23:24

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