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zoom RSS ■ここより北へ■石川直樹+奈良美智■ワタリウム美術館

<<   作成日時 : 2015/01/26 23:26   >>

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1月25日、青山ワタリウム美術館で
初日を迎えた■ここより北へ■石川直樹+奈良美智 展へ。

写真家で冒険家・石川直樹さんと
美術家・奈良美智氏との二人旅の展覧会。

いつも旅のなかに在る石川直樹さんと
青森出身の奈良美智氏のアイヌへの興味と
道連れ。

三脚をつかいながら、その場の空気の揺れをも感じる石川直樹さんの写真と
手持ちカメラできっちりと撮影する奈良美智氏の
それぞれの持ち味が会場にちりばめられ・・・

二人の本棚の本や子供の頃の写真の展示もあり
彼らの思考しているもの、すべて開示したような感覚に。

初日の夜から梅窓院・祖師堂で行われた
石川直樹さんと奈良美智氏との対談では
一人旅と二人旅の気づきの違いなど…
奈良氏の独特なユーモアのある語りと
歯切れのいい石川氏の話に、頷き、

人には逢ってみたり、物には触れてみたり
しなければ・・・と、再確認をした夜。

ポスター

■ここより北へ■石川直樹+奈良美智


2015年1月25日(日)- 5月10日(日)


月曜日休館(5/4は開館)

11:00-19:00(毎週水曜日は21時まで延長)

入場料
大人 1000円/学生(25歳以下)800円/
小・ 中学生 500円/70歳以上の方 700円/
ペア券〈大人2人〉1600円/学生2人 1200円


「2014年6月、石川直樹と奈良美智の二人はどちらかともなく誘い合い、
二人で北の旅に出ました。

下北半島と津軽半島からスタートし、さらに北海道へ。
アイヌ語の地名を持つさまざまな地を訪ねて行きました。

青森出身の奈良は実は子どものころからアイヌ語の響きの美しさがとても気になっていたと話しています。

旅はさらに北へと続き、二人はついにサハリンに渡ります。
トナカイ祭り、旧日本の史跡、アイヌ部落跡など
見たことのない世界との出会いを経験します。

本展ではこのたびの途中で二人が撮った写真や持ち帰ったもの、そしてもっと昔、二人の身の回りにあった思い出の品々などを、展示していく予定です。
北へと向かったこの物語のラストシーンはどこへつづいていったのか、どうぞ展覧会をご覧ください。」

公式サイト
http://www.watarium.co.jp/museumcontents.html



ARCHIPELAGO
石川直樹「ARCHIPELAGO」photo:Naoki Ishikawa (C)Naoki Ishikawa



サハリン島
石川直樹「サハリン島」2014 photo:Naoki Ishikawa cNaoki Ishikawa



SHOES
石川直樹「SHOES」photo:Naoki Ishikawa (C)Naoki Ishikawa



「ニヴフの子 おかっぱ 」
奈良美智「ニヴフの子 おかっぱ 」photo:Yoshitomo Nara cYoshitomo Nara



ニヴフの子 おさげ
奈良美智「ニヴフの子 おさげ」photo:Yoshitomo Nara (C)Yoshitomo Nara


トナカイ飼い
奈良美智「トナカイ飼い」 photo:Yoshitomo Nara (C)Yoshitomo Nara



靴
奈良美智「靴 」 photo:Yoshitomo Nara (C)Yoshitomo Nara




★石川直樹
1977 年東京都生まれ。写真家。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。
『 NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により、日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞。
『CORONA』(青土社)により土門拳賞を受賞。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。最近では、ヒマラヤの8000m峰に焦点をあてた写真集シリーズ『Lhotse』『Qomolangma』『Manaslu』『Makalu』(SLANT)を4 冊連続刊行中。最新刊に写真集『国東半島』『髪』(青土社)がある。


★奈良美智
1959年青森県弘前市生まれ。美術家。1987 年愛知県立芸術大士課程修了。1988 年ドイツのデュッセルドルフ芸術アカデミーに入学、卒業後もケルンを拠点に作品を制作。2000 年に帰国、以後精力的に作品を制作し国内外の展覧会で発表を続ける。近年では2012 年、個展「君や 僕に ちょっと似ている」が横浜美術館、青森県立美術館、熊本市現代美術館を巡回(2013 年まで)。同年個展「青い森の ちいさな ちいさな おうち」を十和田市現代美術館にて開催。創作の日々や旅の記録を写した写真作品でも知られ、写真集「the good, the bad, the average … and unique. 奈良美智写真集」(リトルモア)「奈良美智写真帖 2003-2012」(講談社)を出版。


ワタリウム
★WATARIUM(ワタリウム美術館)
http://www.watarium.co.jp/
〒150-0001東京都渋谷区神宮前3-7-6
tel:03-3402-3001
fax:03-3405-7714
e-mail: official@watarium.co.jp






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コメント(14件)

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おはようございます。

二人で旅をしながらそれぞれの視線での撮影
興味深いですね。
会場でオリジナルプリントを見れば最もそれぞれの個性が
それぞれの思いが伝わって来そうですね(^^)。
あいべん
2015/01/27 05:56
「アイヌ語の地名を持つさまざまな地を訪ねて」を読ませていただいていると北海道や東北の歴史には、アイヌの人々への差別と侵略の傷痕が刻まれていると想いました。「征夷大将軍」という権威にもはっきりと現れていますね。
おっちょこタカナ
2015/01/27 20:05
あいべんさん、こんばんは!
二人旅の記録もユニークですし、お互いの撮影風景を撮った写真にも興味を惹かれました〜♪
同じ場所に立っても心に見えてくる印象は違っていて、それぞれの北の風景を見つめました。。
komichi
2015/01/27 21:50
おちょこタカナさん、こんばんは!
アイヌ語は音の言語で文字はなかったそうで、同じ音の文字違いの地名が東北にも多いと聞きました。
元々生きていた地を追われたアイヌの民族、どこの国にも同じような悲劇が多く、侵略者の犠牲になってゆく運命には、何ともやるせない気持ちになります。。
komichi
2015/01/27 21:54
こんばんは!
ワタリウム美術館での展覧会は興味深い物が有りますね!
奈良美智さん、写真も鋭い視線を感じますね!圧倒されます!
sasapanda
2015/01/28 00:11
sasapandaさん、こんばんは!
こちらのワタリウム美術館、ビルになる前から様々な展覧会で刺激を受けてきた場所です〜☆メイプルソープの写真展や、ボイスの作品展など・・・骨のあるギャラリーで大好き。
今回も二人の個性の全く違う旅人が、北へ向かう写真展に強い興味を持ちました。
Komichi
2015/01/28 20:22
二人旅の展覧会なんて珍しいですね。
二人の写真を比べて味わうなんて興味深い企画です。
下北半島から北へ向かってサハリンですか。凄い旅です。
それ程遠くない所に、やはりエキゾチックな世界があるのですね。
ミクミティ
2015/01/28 21:32
おはようございます!
先ず思いました。
こういう旅の出来るお相手が居た事がとても素敵!
人生変わる気がします。
あああ〜、今からでも遅くないですよね〜、いや、遅すぎるか?(笑)
木の葉
2015/01/29 07:00
二人展、興味津々です。
おそらくアプローチも違うでしょうから、違う観点から…世代の違いから見えるモノからいろんな事を感じられたんでしょう。
ボクも幼い頃からずっと北海道にあこがれを抱いてました。
ただ哀しいかな高所恐怖症、未踏の地となっています。
アイヌ語の美しさ、聴いてみたいです。

訂正をひとつ…お餅派と書こうとして間違えてあずき派と書きました。
ココに訂正させてもらいます。
おーちゃん
2015/01/29 08:05
奈良美智さんは、写真も個性的ですね。
写真の女の子の顔が!
作品を思い出してしまいました。
青森に、巨大な犬だったか、彫刻作品が
あったように思いますが、アイヌの狩猟文化への
関心が、早くからあったんですね。
yasuhiko
2015/01/29 12:28
ミクミティさん、こんにちは!
個性の違う二人による北への旅には、思わぬ発見や驚きがありました。同じ場所に立っても心に映る風景はそれぞれ。
サハリンは手続きなどまだ面倒も普通の旅よりもありそうですが…かつての歴史を踏まえて、今の姿にも興味を持ちました。
komichi
2015/01/29 14:07
木の葉さん、こんにちは!
石川直樹さんはヒマラヤなどの登山でも有名な方ですし、奈良美智氏は現代アートの最先端を行くひとで、その二人が何かに導かれるように旅に出た記憶の写真展でした。
私も近いうちに北への旅をしようと思った展覧会でした。
始めるのに遅いということは何時だってない…と想いたいです〜☆
komichi
2015/01/29 14:12
おーちゃんさん、こんにちは!
これだけ個性の違う二人の北への旅はとても興味深いものでした〜♪以前からお二人とも北の民族に興味を持っていたことで出かけた旅でもあったようで、そのあたりの資料や本なども展示されていて、とてもユニークな企画となっていました。
私は北海道やアラスカなど仕事やプライベートで何回も訪れていますけど、ここ何年も出かけていないので、近いうちに北への旅をしよう…と、心に刻みました〜☆

高所恐怖症はなかなか厳しいですけど、
船旅というアイディアも素敵です〜☆
komichi
2015/01/29 14:17
yasuhikoさん、こんにちは!
奈良美智さんの写真の少女はまるで彼の作品の少女のようですね〜♪
今回彼の講演を聞いて、アイヌへの興味の深さも強く感じました。石川直樹さんも以前から北の民族の写真を撮っていて、興味の方向が似ていると年代などの差は問題なく旅をはじめられるのだと、心強く感じました。
komichi
2015/01/29 14:21

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