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zoom RSS 映画■ターナー、光に愛を求めて■

<<   作成日時 : 2015/06/30 22:56   >>

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日本で何度か展覧会が開かれている 
英国最高峰の画家、ターナーの生涯を描いた
映画■ターナー、光に愛を求めて■を
上映中の渋谷Bunkamura ル・シネマへ。

若くして名声を得
各地にスケッチ旅行を続けながら
生涯、風景画を描いたターナー

女性に対して歪んだ関係しか結べない
彼の生きにくさと相反する
彼の描く風景画の美しさ

映画のスタートからオランダの風景の中を歩く
ターナーの姿が彼の絵画のよう・・・
全編、ターナー絵画の中に入り込んだような
素晴らしいカメラワークに惹きつけられ

母から受けられなかった愛を晩年
太陽のような女性との暮らしで満たすターナー

絵画好きの方ならターナーの世界に
埋没したような感覚を得られる作品

2015年アカデミー賞 
撮影賞、作曲賞、衣装デザイン賞、美術賞ノミネート
2014年カンヌ国際映画祭、男優賞を受賞

ポスター

映画■ターナー、光に愛を求めて■


監督 :マイク・リー
キャスト
ティモシー・スポール:ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
ドロシー・アトキンソン:ハンナ・ダンビー
マリオン・ベイリー:ソフィア・ブース
ポール・ジェッソン:ウィリアム・ターナー・シニア
レスリー・マンビル:メアリー・サマヴィル

英題:MR. TURNER
製作年:2014年
製作国:イギリス/フランス/ドイツ
日本公開:2015年6月20日
     (Bunkamuraル・シネマほか)
上映時間:150分
日本語字幕:古田由紀子

イギリスを代表するロマン主義の画家で、後のモネなど印象派の画家たちにも影響を与えたターナーの人生を、「秘密と嘘」「ヴェラ・ドレイク」で知られる名匠マイク・リー監督が描いたドラマ。ターナーを演じたティモシー・スポールが、2014年・第67回カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した。18世紀末のイギリス。若い頃から高い評価を受けながらも、自由気ままに生きるターナーは、インスピレーションの源を求めて旅を続けてきた。ある時、助手を務めていた父親の死にショックを受けたターナーは旅先で宿を経営するひとりの未亡人と出会う。
(映画.comより)

★公式サイト
http://www.cetera.co.jp/turner/




ターナー1
(C) Channel Four Television Corporation, The British Film Institute,
Diaphana, France3 Cinema, Untitled 13 Commissioning Ltd 2014.



ターナー5
(C) Channel Four Television Corporation, The British Film Institute,
Diaphana, France3 Cinema, Untitled 13 Commissioning Ltd 2014.



ターナー2
(C) Channel Four Television Corporation, The British Film Institute,
Diaphana, France3 Cinema, Untitled 13 Commissioning Ltd 2014.


ターナー4
(C) Channel Four Television Corporation, The British Film Institute,
Diaphana, France3 Cinema, Untitled 13 Commissioning Ltd 2014.


★ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナー(Joseph Mallord Wiliam Turner)
英国最高のロマン主義の風景画家。
1775年4月23日、ロンドン、コヴェント・ガーデンの理髪店を営む一家に生まれる。
1783年、8歳のときに、5歳の妹メアリー・アンを亡くす。この頃から母親が精神を病み、母親との関係が生涯の女性関係に大きく影響したとみられる。
1789年、14歳でイギリス美術界最大の権威を誇るロイヤル・アカデミーへ入学。風景画の制作に打ち込む。とくに海辺や山岳地帯の光景に傾倒し「旅の画家」として各地を飛び回る。
1799年、24歳でロイヤル・アカデミーの準会員に選出。同時期、サラ・ダンビーと交際を開始。のちに2女をもうけるが、生活をともにすることはなかった。
1802年、史上最年少の27歳でロイヤル・アカデミーの正会員に選出。
1804年、母親が精神病院で亡くなる。1807年、ロイヤル・アカデミーの遠近法教授に就任。
1811年から講義を行う。1829年、最大の理解者であった父ウィリアムが他界。同じころ、船乗りの妻ソフィア・ブースの家に間借りし、まもなく未亡人となったソフィアと交際を開始するが、その関係は頑なに隠された。
1845年、70歳でロイヤル・アカデミーの院長代理を務めたが、晩年、伝統的な表現方法を大きく逸脱した独自の画風は批評の的となることも多く、自身の作品を手元に置くことを好んだ。
1851年12月19日、チェルシーのソフィアの家で静かに息を引き取る。享年76歳。遺言で、専用のギャラリーを設けることを条件に自分の全作品を国家に寄贈するとともに、自らの作品2点を尊敬するクロード・ロランの作品と並べて掛けることを望んだ。
現在、テート・ブリテン美術館の一角にターナー専用の展示室が増設され、ナショナル・ギャラリーには《カルタゴを建設するディド》と《霧のなかを昇る太陽》が、クロードの作品と並べて展示されている。








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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
雨の京都からの朝のご挨拶です(^^)。

感動されましたか?。
映画を見ながら美術館の中に引き込まれる・・・。
解説文からそう感じました(^^)。
あいべん
2015/07/01 07:04
あいべんさん、こんにちは!
こちらも朝から雨降りです。

この映画はターナーの絵画とターナー自身と家族の関係を、様々に考えさせられるものでした。風景の映像がほんとうに美しく…ターナーの絵画そのものでしたが、ターナーにまったく興味のない方がこの映画を観ると、わかりにくい部分もありそうな気もしました。
私の横の席の男性は途中いびきをかきながら寝ていました〜(笑)。
映画館は平日の午後にもかかわらず満席でした〜!
komichi
2015/07/01 13:54
こんにちは!
あああ〜!またまた素敵な絵画と共にその方の生き方を見れるんですね。
好きな画です! どういう気持ちで居ればこの画が描けるのかと思ってしまいます。
不器用な方だったから、言葉を上手く語れなかったから?
単純にそんなことではないとは思いますが、自分の頭の中で考えたものを表現できる素晴らしい才能ですよね。
いや〜、また観なきゃいけない映画が増えたではありませんか!リストを作らねば忘れます〜! (笑)
木の葉
2015/07/01 16:13
木の葉さん、こんばんは!
ターナーは子供のころから絵を描いた生まれながらの画家のような人だったように思います。画風は晩年、当時の人たちには理解できないほど具体的な描き方から離れて行きますので、共感を得にくくなったようですが、私は彼の晩年の作品が好きです〜☆
機会があったらぜひご覧になってください〜♪
この映画は退屈する人と興味を持って観る人とはっきり分かれそうな気がしました。
komichi
2015/07/01 21:48
イギリスを代表するロマン主義の画家で、後のモネなど印象派の画家たちにも影響を与えたターナーと言う人がいたとは知りませんでした。
絵描きで生計を立てることの厳しさは、創業者といわれる実業家でも同じですね。
おっちょこタカナ
URL
2015/07/02 07:58
おっちょこタカナさん、こんばんは!
ターナーはイギリスのロイヤルアカデミーのメンバーに若くしてなるなど、天才とうたわれた画家ですが、後年は新たな画法が受け入れられず、悩むことにもなったようです。
画家はたくさんいますけど、絵画だけで生活のできる人はそうたくさんはいないように思います。
komichi
2015/07/02 21:37
ターナーの絵は淡い光と影の表現が独得でステキです。
このような絵を描く人の方が案外 癇癪持ちで 頑固なんじゃないかと思ってました。
しかしもっと深い闇を抱えていた人だとは思ってもいませんでした。
新しい画法を編み出した人は批判を受けるもの、こォでなけりゃそれを通り抜けることも出来なかったのでしょう。
それでも母親の状況を考えると、何時自分もその闇に沈み込むかも解らない。
自分の将来が恐ろしく、それ故にパートナーの将来を案じていたのかもしれません。
おーちゃん
2015/07/03 07:12
おーちゃんさん、こんにちは!
ターナーの絵画は幻想的で美しい作品が多く大好きな画家ですが、彼の生涯のことはまったく知らず、この映画を観ました。
晩年の作品は長谷川等伯の水墨画「松林図屏風」を思わせるような幽玄な世界を見せていて、いつ眺めても絵の世界に惹きこまれます〜☆
監督のマイク・リーが10年以上の年月をかけて構想を練ったと言われる作品で、ターナーのエピソードを丹念に集めて真実のターナー像に迫っています。
女性への屈折した思いもその生い立ちを考えると、うなずけるものがありました。その自分の背景があったからこその風景画なのかもしれません。
誰にでもお勧めできる映画ではないかもしれませんが、私は少しだけ深いところでターナーを感じられたような気がしています〜☆
komichi
2015/07/03 15:32
映画が楽しめるかどうかの要素として、
映像美が感じられるかという点は、
非常に大きいと思います。
「ターナーの絵の世界に入ったような」
という形容のことばは、とても魅力的ですね。
yasuhiko
2015/07/04 12:27
yasuhikoさん、こんばんは!
この映画の映像がほんとうに素晴らしく
映像でもターナーの世界を堪能できました〜♪
衣装やインテリアなどその時代を感じさせ歴史の厚みも感じました。絵画好きの方なら印象に残る映画だと感じました〜。
komichi
2015/07/04 21:37

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