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zoom RSS ■ヘレン・シャルフベック−魂のまなざし■

<<   作成日時 : 2015/06/20 23:40   >>

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小雨降る朝
東京藝術大学大学美術館で開催中の
■ヘレン・シャルフベック−魂のまなざし■展へ。

ヘレン・シャルフベック展1

フィンランドの国民的画家と云われる
ヘレン・シャルフベックは
私が初めて接する画家。

フィンランドの風土を思わせる色彩に
自らの内面をえぐり出すような表現。
グレーの色遣いの美しさに心打たれた展覧会。

ヘレン・シャルフベック展

■ヘレン・シャルフベック−魂のまなざし■東京藝術大学大学美術館

2015年6月2日(火)- 7月26日(日)

午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)

東京藝術大学大学美術館 本館 展示室3、4
http://www.geidai.ac.jp/museum/
ハローダイヤル 03-5777-8600

★公式サイト
helene-fin.exhn.jp

「この度、フィンランドを代表する画家ヘレン・シャルフベック(1862−1946)の個展を日本で初めて大規模に開催します。シャルフベックは、2012年に生誕150周年を記念する大回顧展がフィンランド国立アテネウム美術館で開催され、近年、世界的に注目される画家の一人となっています。
彼女は、3歳のときに事故で左足が不自由になりましたが、11歳で絵の才能を見いだされ、後に奨学金を獲得し憧れのパリに渡ります。パリでは、マネやセザンヌ、ホイッスラーといった画家たちから強い影響を受けました。フィンランドに帰国後は母親の介護をしながらヘルシンキ近郊の街で絵画制作を続け、自分のスタイルを展開しました。これ以降のシャルフベックの作品からは、17世紀のエル・グレコに学んだ作品など、美術雑誌からインスピレーションを得ようとしていたことがわかります。また、彼女は新しい技法を試すかのように、斬新なスタイルの自画像を多数制作しました。
本展では、5つのセクションでシャルフベックの全貌に迫ります。19世紀末から20世紀初めに活躍したフィンランド女性画家の魂の軌跡を日本で初めてご覧いただきます。」

第1章 初期:ヘルシンキ
第2章 フランス美術の影響と消化
第3章 肖像画と自画像
第4章 自作の再解釈とエル・グレコの発見
第5章 死に向かって:自画像と静物画


雪の中の負傷兵
《雪の中の負傷兵》1880年 油彩・カンヴァス
フィンランド国立アテネウム美術館蔵
シャルフベック18歳ころの作品


快復期
《快復期》 1888年 油彩・カンヴァス
フィンランド国立アテネウム美術館


自画像1884-1885
《自画像》1905年 油彩・カンヴァス
フィンランド国立アテネウム美術館


お針子(働く女性)
《お針子(働く女性)》 1905年 油彩・カンヴァス
フィンランド国立アテネウム美術館


黒い背景の自画像
《黒い背景の自画像》1915年 油彩・カンヴァス
フィンランド国立アテネウム美術館


正面を向いた自画像
《正面を向いた自画像T》 1945年 油彩・カンヴァス
フィンランド国立アテネウム美術館


★ヘレン・シャルフベック

1862年7月10日ヘルシンキに生まれる。3歳の時の事故が生涯にわたる足の不自由をもたらす。.
1877〜79年ヘルシンキにあるアドルフ・フォン・ベッカーの画塾で学ぶ。
1879年、初めてフィンランド芸術協会の例年の展覧会に参加する。
1880年歴史画《雪の中の負傷兵》がフィンランド芸術協会のコレクションとなる。奨学金を得てパリへ渡り、私立アカデミー・トレラとアカデミー・コラロッシで学ぶ。
1883年初めてパリのサロンに参加する。
1883〜94年フィンランド芸術協会の依頼を受け、ウィーン、サンクトペテルブルク、フィレンツェを旅し古典絵画を模写した。この時期、コーンウォール地方のセント・アイヴスやブルターニュ地方のポン=タヴェンに数度にわたり長期滞在している。
1898〜1902年フィンランド芸術協会の素描学校で静物・人物クラスを教える。
1902年母親とともにヘルシンキ郊外の町ヒュヴィンカーに引っ越す。
1903〜1912年『L'Art et les Artistes』や『L'Amour de l'Art』といった国際的な美術雑誌を定期購読。トゥルク美術協会の展覧会にしばしば出品する。
1913年画商のヨースタ・ステンマンがシャルフベックからいくつかの作品を直接購入。彼は生涯にわたる支援者となる。
1915年森林保護官で画家のエイナル・ロイターがシャルフベックを訪問。二人の友情と文通が始まり、シャルフベックが亡くなるまで続いた。ロイターは1917年にシャルフベックの最初の伝記を執筆、出版する。
1917年兄マグヌス・シャルフベックとエイナル・ロイターの協力、ヨースタ・ステンマンの主催により、159作品を集めた初の個展がヘルシンキのステンマンのサロンで開催される。
1925年南フィンランド沿岸のリゾート地タンミサーリに引っ越す。
1927年ステンマンは、初期作品のうち人気の高い《お針子(働く女性)》や《快復期》、《シュヴェリーン公ヴィルヘルムの死》などの「再解釈」作品を制作するようシャルフベックに勧める。
1937年ステンマンはストックホルムでシャルフベックの個展を開催し、大きな評判となる。その後もストックホルムだけでなく、スウェーデンの様々な町で、ほぼ毎年、彼女の個展を開催した。
1946年1月23日ストックホルム近郊サルトショーバーデンの療養ホテルの一室で83歳で亡くなる。







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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
お早う御座います。
相変わらず行動的に人生を謳歌されていますね。

京都雷が鳴り不気味な朝を迎えています。
Komichiさんのブログで刺激されるのですが最近美術館に
行こう・・行きたい・・と思うのですがどうも行動が
伴わない(笑)。
あいべん
2015/06/21 05:57
あいべんさん、こんにちは!
こちらも朝から小雨がパラパラしています。
でも暑くないので、朝から草刈りをして過ごしています。
この時期はあっという間に草も伸び茂ってきますので、こまめに手入れをしていないと、家も植物で埋まってしまいます〜(笑)。
命を懸けて描いた作品に逢える美術館は私の大事な場所になっています〜☆
komichi
2015/06/21 13:00
何とも言えずひきつけられるものがある絵画ですね。
はじめて目にしますが、本当に素晴らしい画達がまだまだあるのでしょう。
Komichiさんのお蔭で知る事は本当に多い!
歳もとしなので、忘れてしまう残念な事も現実ですが(笑)
木の葉
2015/06/23 17:01
木の葉さん、こんばんは!
私も今回初めて接した画家です。
とても強烈な個性を放って、こちらに迫ってきます〜。
何とも言えない魅力のある作品が暗い画面から浮かび上がってきました〜☆
日本で有名でないこうした作家を紹介して、大規模展覧会を開催したキュレーターたちの努力が素晴らしいです〜♪
komichi
2015/06/23 21:48

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