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zoom RSS フリーダ・カーロの遺品■石内都、織るように

<<   作成日時 : 2015/08/26 23:39   >>

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メキシコを代表する女性画家、フリーダ・カーロ
死後50年を経て、開けられた彼女の遺品数百点を
撮影した日本人写真家・石内都を見つめたドキュメンタリー映画
■フリーダ・カーロの遺品■石内都、織るように■上映中の
渋谷・シアター・イメージフォーラムへ。

幼いころの小児まひ、さらに交通事故で体中に傷を負ったフリーダ・カーロ
その闘病中に独学で描きはじめ、独自のシュールな世界感が特徴の絵画
激しく情熱的な彼女の好んだ衣装や日常飲んでいた薬など・・・
石内都が透視するように切り取った写真に、そこにはもういないはずの
フリーダ・カーロが立ち現れ・・・不思議な感慨

監督は『ドキュメンタリー映画100万回生きたねこ』(2012)の小谷忠典
静かな目線の先に原色のメキシコ風景が広がります。


フリーダ・カーロ (2)

■フリーダ・カーロの遺品■石内都、織るように

監督    :小谷忠典
プロジューサー  :大澤一生
コ・プロデューサー :植山英美
アソシエイトプロデューサー:光成菜穂
撮影:小谷忠典

キャスト
:石内都

製作年:2015年
製作国:日本
配給 :ノンデライコ
上映時間:89分

★公式サイト
http://legacy-frida.info/

青の家 (1)
(C)ノンデライコ2015
フリーダ・カーロの住んでいた青の家での撮影



撮影風景
(C)ノンデライコ2015


靴
Frida by Ishiuchi #34 ©Ishiuchi Miyako
右足と左足の長さの違いを感じる靴


コルセット
Frida by Ishiuchi #109 ©Ishiuchi Miyako
体を支えるためいつも身につけていたコルセット


マニュキュア
Frida by Ishiuchi #40 ©Ishiuchi Miyako




フリーダ・カーロの衣装
Frida by Ishiuchi #2 ©Ishiuchi Miyako
フリーダ・カーロが愛した衣裳



フリーダ・カーロ自画像
(C)ノンデライコ2015
「小猿と一緒の自画像」1945年 から部分


フリーダ・カーロ (1)
★フリーダ・カーロ
1907−1954
近代メキシコを代表する画家。
6歳の時にポリオのため右足が不自由となった彼女は、さらに17歳でバスの大事故で瀕死の重体に陥ったが九死に一生を得る。入院中に独学で絵を学び、その作品は著名な壁画家で後に夫となるディエゴ・リベラに絶賛を受けた。
後遺症に苦しみながらもフリーダはメキシコ、アメリカにおいて絵画・壁画を制作する。また、アンドレ・ブルトンの称賛のもとパリで個展も開き、ヨーロッパにおいてもシュルレアリズムの作家としての評価を得た。
恋多きフリーダは、レオン・トロツキーやイサム・ノグチとの奔放な恋愛や、ディエゴと二度にわたる結婚など、作品と共にその情熱的な生涯は現在の女性たちにも刺激を与えている。
作品はオークション記録を常に塗り替え、書籍、絵画、映画において彼女の人生は広く共感を呼んでいる。

フリーダ・カーロ2 (2)
★石内都
1947年群馬県生まれ、横須賀育ち。
現代日本を代表する写真家。作品はニューヨーク近代美術館、テート・モダン、メトロポリタン美術館、チューリッヒ美術館、ニューヨーク国際写真センター、シカゴ美術館、韓国文化財団、カナダ国立美術 館、国立国際美術館、東京国立近代美術館フィルムセンター、東京都現代美術館などで、所蔵、展示実績がある。
初期三部作「絶唱、横須賀ストーリー」「APARTMENT」「連夜の街」で街の空気、気配、記憶を捉え、同い歳生まれの女性の手と足をクローズアップした「1・9・4・7」以後身体にのこる傷跡シリーズを撮り続ける。'79年第4回木村伊兵衛賞。 '99年第15回東川賞国内作家賞、第11回写真の会賞、'06年日本写真協会賞作家賞受賞。'05年「Mother's 2000-2005 未来の刻印」でヴェネチア・ビエンナーレ日本代表。
'09年に発表した写真集「ひろしま」(集英社)、写真展「ひろしま Strings of time」(広島市現代美術館)では、原爆で亡くなった人々の衣服を撮影。衣服をまとっていた人々がいまそこに在るように写し出したその作品群は話題を呼んだ。‘14年、日本人で3人目となるハッセルブラッド国際写真賞を受賞し、各方面で更なる注目を浴びている。







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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
お早うございます。
朝晩随分涼しくなりましたね(^^)。
画家も写真家も知らない二人ですが左右の靴の異なる映像に
多くを語らなくても全てが表現されて居る様です。
あいべん
2015/08/27 05:45
あいべんさん、こんにちは!
こちらは朝晩肌寒くなって薄い羽毛布団にもう一枚カバーをかけて温かくして寝ています〜(笑)。
フリーダ・カーロは近年日本でも注目をされるようになった画家です。その強烈な個性から描かれた絵画に最初は驚きましたが、今では日本の公募展などでも似た感覚の絵画を見かけるようになりました。
その遺品が50年を経て公開され、美術館からの要請で日本の石内都氏に撮影依頼があって、実現したものです。
komichi
2015/08/27 13:52
遺品といっても、ご本人が
誰それに残したというような品物ではなく、
生身の人間を感じさせるモノばかり
なんですね。その圧倒的な力に驚きました。
yasuhiko
2015/08/28 18:13
yasuhikoさん、こんばんは!
フリーダ・カーロの遺言は死後15年間はバスルームにいれた遺品を
開かないこと…だったそうで、その後、家を管理していた方が亡くなるまで封印されていたことで、50年後に開けられ、その時に遺品の撮影を依頼された写真家が日本の石内都さんでした。
石内さんの写真から、フリーダ・カーロその人の肉体を感じさせ、写真力の凄さにも圧倒されました。
komichi
2015/08/28 21:22
フリーダ・カーロと云う方のことは知らなかったので検索してみました。
その凄まじいばかりの絵のチカラに衝撃を受けました。
唯一無比としか言いようがないです。
たくさんの芸術家たちに今も影響を与え続けている画家だと云うことが解りました。
様々な困難の中で得たモノは、障害から来る疎外感と孤独…色んな人と付き合いがあっても…の中から生まれたものだったのでしょうか。
でもそれがなかったら生まれてこなかった作品とも言えるのが哀しくてツラいところです。
おーちゃん
2015/08/30 20:57
おーちゃんさん、こんばんは!
1980年代、アメリカの女流写真家シーラ・メッツナーに依頼してレディースカレンダー制作でユタからアリゾナにかけて赤い大地でロケーションをしました。その時のテーマがフリーダ・カーロでシーラ・メッツナーのお嬢さんがモデルになってフリーダ・カーロに似た衣装で撮影をしました。それ以来フリーダ・カーロの強烈な個性に惹きつけられ、痛みと共にあったアートの凄みも感じています。
今回、石内都さんの感性によって撮られたフリーダ・カーロの遺品写真から彼女の声がきこえて来そうでした〜☆
komichi
2015/08/30 21:26

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