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zoom RSS ■荒木経惟個展「写経老人A 76齢」■と■センチメンタルな旅 ■六本木AXISビル

<<   作成日時 : 2016/06/13 17:02   >>

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現在、写真家・荒木経惟のふたつの個展
■荒木経惟個展「写経老人A 76齢」■と
■センチメンタルな旅 ■同時開催中の
六本木AXISビルへ。

見る私小説のような荒木経惟の写真世界。
自らの意志に忠実で真摯な写真家の姿を感じた
ふたつの展覧会。

2階のタカ・イシイギャラリーでの
最新のカラーモデル撮影写真とモノクローム東京風景。

3階のIMA CONCEPT STOREでの
亡き妻・荒木陽子との新婚旅行の
モノクロームコンタクトシート。

ふたつの展覧会の底に流れる彼の想いが
ヒリヒリと伝わる写真展。


■荒木経惟個展「写経老人A 76齢」■

2016年5月25日(水)〜6月29日(水)

11:00〜19:00

タカ・イシイギャラリーフォトグラフィー/フィルム
東京都港区六本木5-17-1 AXISビル2F

「写狂老人A 76齢」シリーズからカラー作品9点、フランスのギメ東洋美術館にて開催中の個展で披露されている最新作「トンボー・トウキョー」よりモノクローム作品471点の計480点で構成。
カラー作品9点は10年以上モデルをする、ダンサー・KaoRiを6×7のポジフィルムで撮影した最新作品。


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Nobuyoshi Araki “Photo-Mad Old Man A 76th Birthday”, 2016, RC-Pro Crystal print, image size: 32.3 x 40.4 cm, paper size: 35.6 x 43.2 cm
c Nobuyoshi Araki / Courtesy of Taka Ishii Gallery Photography / Film






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Nobuyoshi Araki “Photo-Mad Old Man A 76th Birthday”, 2016, RC-Pro Crystal print, image size: 32.3 x 40.4 cm, paper size: 35.6 x 43.2 cm
c Nobuyoshi Araki / Courtesy of Taka Ishii Gallery Photography / Film




■センチメンタルな旅 ■コンプリート・コンタクトシート

2016年5月25日(水)〜2016年7月9日(土)1

1:00〜19:00

IMA CONCEPT STORE(日月曜・祝日 休館)
東京都港区六本木5-17-1 AXISビル3F

“生きることはセンチメンタルな旅であり、なおかつ彼にとっては写真を撮り続けることがセンチメンタルな旅である。”―荒木陽子

1971年に私家版として限定1,000部制作された『センチメンタルな旅』は世界的な反響を呼び写真家としての決意表明をしたエポックメーキングな傑作。

「私は日常の単々とすぎさってゆく順序に何かを感じています。」

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★荒木経惟(Nobuyoshi Araki)
1940年、東京都生まれ。一貫して生/性(エロス)と死(タナトス)、そして無常観を主題に作品を発表し続ける、日本を代表する写真家。1963年に広告代理店電通の商業写真家としてキャリアをスタートさせるものの、在職中から個展を開催する傍ら私家版写真集も刊行。1971年に発表した自身の新婚旅行を記録した写真集『センチメンタルな旅』は、荒木の写真家としての決意表明であり、既存の写真表現に反旗を翻した宣戦布告でもあった。以降、写真家が被写体と緊密な関係を結ぶ「私写真(文学の「私小説」に倣って呼ばれるようになった写真表現スタイル)」を標榜して、私生活、東京の日常やセクシャルな情景、一連の組み写真からなる「物語写真」、あるいは江戸時代の春画を彷彿とするセンセーショナルな人物描写や、花々や食事、空景など、ありとあらゆる被写体に在る美しさを写してきた。



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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
六本木AXISビル、昔からお洒落なビルという印象を持っていました。学生時代にここへ来て、ちょっと背伸びをしているような気になっていたのを思い出します。
写真家の荒木経惟さん、まさに人間の写真を通した芸術家で、果てしない作風の広さを感じます。正直、凡人の理解を越えたた作品だなと思ってしまいます。凄いですね。
個展の名前、「写経老人A 76齢」は、葛飾北斎をイメージしているのでしょうね。
ミクミティ
2016/06/13 21:28
ミクミティさん、こんばんは!
仕事でもプライベートでもよく出かけた場所がこのAXISビルでした。この近くには六本木パブカーディナルもあって、よくウロウロしていました〜(笑)。
若いころバーで荒木経惟さんを見かけ、あまりに活発な会話にたじろいだこともありますけど…今思えば、一種のテレがそんな態度になっていたのかもしれません。
私は何気ない日常の風景の先に見える彼の空の写真が好きです〜☆愛の表現も作家それぞれで果てしなく差のあるものですね〜。
今回の展覧会で壁にかかれた荒木経惟さんのメッセージに彼の強い決意が感じられ、写真家魂を感じました。
komichi
2016/06/13 22:08
荒木経惟さんの不思議は、どの写真も他の人にはマネし得ない空気があることと思ってます。
ある人から見ればそれは猥雑に思うかもしれないし 荒れた感情と感じられるかもしれない。
でもそれこそが私小説だと宣言されているのでしょう。
彼にとってのそれが唯一の真実なのでしょうから。
おーちゃん
2016/06/14 07:56
おーちゃんさん、こんばんは!
荒木経惟さんの写真にはある種の毒も含まれているようですが、おーちゃんさんのおっしゃる通り、ほかの人には真似しえない空気がありますね〜。
我が道を行く写真家魂はしっかり伝わってきました。
今眺めてみると、奥さんとの新婚旅行の記録でもある「センチメンタルな旅」は昭和の空気感も充分漂った私小説的写真ですね〜☆
komichi
2016/06/14 22:18
おはようございます。
センチメンタルナ旅(陽子)衝撃的でしたね。
或る意味日本の写真の世界を変えた人物かもしれません。
当時の写真家は皆さん自分の世界を作り
誰に媚びるでもなく自分の世界を開拓した時代・・。
日本の良き写真時代ですね(^^)。
あいべん
2016/06/15 05:49
あいべんさん、こんばんは!
ほんとうに荒木氏の時代の写真家は皆、これが自分の写真という特徴を持っていたような気がします。広告写真の世界にいても写真を見れば誰が撮ったものか大抵わかる特徴がありました〜☆
今は誰でも簡単に写真が撮れるだけ、プロの写真家として存在することの困難を感じます〜。
Komichi
2016/06/15 22:24
“生きることはセンチメンタルな旅であり、なおかつ彼にとっては写真を撮り続けることがセンチメンタルな旅である。”―荒木陽子 とは至言ですね。大都会であればアルほど人間が矮小化されていくような寂しさを感じます。TVも芸能も、政治などなど情報は一方的に発信されていく。首都圏は限界に達していると思うのですが。
おっちょこタカナ
2016/06/16 05:54
荒木経惟と聞くと愛猫家、愛妻家というイメージが浮かびます。
写真・・となると男性の目から見る女性像というか、私的な性、生を全面に押し出すエネルギーに圧倒されます。
自分の素がさらけだされるような恐さを感じるんでしょうか。

枡添氏、辞任されましたね〜
彼の顔を荒木経惟が撮ったら・・どんな表情を切り取るんでしょうねぇ。。
白いねこ
URL
2016/06/16 11:49
おっちょこタカナさん、こんにちは!
荒木陽子さんの言葉、とっても響きますね〜☆
新婚旅行のすべての時間を写真に捧げたような「センチメンタルな旅」に、常人ではさらけ出せない一線を越えても表現したかった彼の写真家としての信念を感じました。
いま、巨大になりすぎた東京が息切れをしているような気がして、どこかヒステリックで怖い感じがします〜。
komichi
2016/06/16 13:02
白いねこさん、こんにちは!
荒木経惟さんの攻撃的とも思われる会話にかつて驚いた私は彼の陽子さんに対する愛の深さに、この展覧会のコンタクトシートを見て違った驚きも感じましたが、底に流れているものは言わずにいられない、撮らずにいられない…という彼の本能のようなものだったのかもしれません。

今日の朝刊一面に舛添要一氏の顔写真が出ていて、政治家の志が年々低くなっているようで情けない気持ちになりました〜。
荒木経惟氏は舛添要一氏の百面相のような顔を撮るかもしれませんね。
komichi
2016/06/16 13:13
パリでの個展の記事が
夕刊に載ってたので、なるほど
という感じです。新聞の紹介なので、
小さなカットをほんの少し見ただけですが、
展示されてる花の写真、東京の街の写真を
見て、ウムムムムと唸ってしまいました。
ただ花をアップで撮ってるだけ、
特別な事は何もしていない(多分)のに、
何だろうと思わせる空気感を、彼は持ってますね。
yasuhiko
2016/06/17 13:50
yasuhikoさん、こんばんは!
荒木経惟さんの写真は展覧会などで見ると強く記憶に残る作品が必ずあって驚きます。私は陽子さんが庭の物干しに布団を干している最中の写真が今も印象的で、その空のことが忘れられません。
プロとして立つとはそういう事なんだろうと思っています。
komichi
2016/06/17 22:23

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