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zoom RSS ■水墨の風 ―長谷川等伯と雪舟■出光美術館

<<   作成日時 : 2017/07/12 23:21   >>

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午前中、相模湖でヨガレッスンを終え
真夏日の暑さの午後
かつてテニスを一緒にしていた若い友人の
招待を受け、■水墨の風 ―長谷川等伯と雪舟■
開催中の丸の内・帝劇ビル9階、出光美術館へ。

長谷川等伯の描く水墨画の間が誘う空気の美しさ
今回の展覧会で初めて観た《四季柳図屏風》
金屏風に描かれた柳の緑も瑞々しく斬新な素晴らしさ。

中国から渡った水墨画
雪舟から等伯へ、そして狩野派への流れなど
出光美術館ならではの世界。

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■水墨の風 ―長谷川等伯と雪舟■出光美術館

2017年6月10日(土)〜 7月17日(月・祝)

午前10時〜午後5時(毎週金曜日は午後7時まで)

★出光美術館
http://idemitsu-museum.or.jp/
〒100-0005
東京都千代田区丸の内3-1-1
帝劇ビル9階
ハローダイヤル:03-5777-8600

墨の濃淡によって生み出されるグラデーションが、画面に無限の奥行きと広がりをもたらす水墨画。中国を発祥とするこの斬新な絵画表現は日本にも伝播し、室町時代を経て独自の表現美を獲得することとなりました。本展では、この東洋独自の絵画表現である水墨画の魅力を、「風」をキーワードに迫ってゆきます。
「風」は、「かぜ」と読めるのと同時に、「画風」「遺風」といった言葉からもわかるとおり、「流儀」や「様式」といった意味も含んでいます。日本における水墨の「風」を考える上で欠くことのできないのが、雪舟と長谷川等伯というふたりの画家です。雪舟は、当時の日本で重んじられた画法を学びながらもそれに飽き足らず、中国に渡って日本とは全く異なる本場の絵画動向に触れ、強い表現性を持つ水墨画を生み出すに至りました。そして等伯は、雪舟以後に大きな飛躍をとげた水墨画をさらに変革し、日本人の心性にかなった、情緒あふれる絵画表現にまで高めたのです。
今回は、雪舟の「破墨山水図」、そして長谷川等伯の描いた「松に鴉・柳に白鷺図屏風」という、出光美術館を代表するふたつの作品を中心に、選りすぐりの中国・日本絵画の名品と、今回特別に出品される作品をまじえ、伝統を基盤としながらも新たなる風を興したふたりの創作意欲の源に迫りつつ、さらに日本における水墨画がいかなる遺風にならい、いかなる新風を興したのかを、深く読み解いてゆきます。

第1章雪舟を創りあげたもの ─「破墨山水図」への道
第2章等伯誕生 ─水墨表現の展開
第3章室町水墨の広がり
第4章近世水墨 ─狩野派、そして文人画へ


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玉潤 《山市晴嵐図 (部分)》 中国 南宋時代〜元時代初期 重要文化財



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長谷川等伯 《松に鴉・柳に白鷺図屏風(部分)》 桃山時代



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長谷川等伯 《竹鶴図屏風(部分)》 桃山時代

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長谷川等伯 《竹鶴図屏風(部分)》 桃山時代


水墨画を観終えて、久しぶりの友人と
丸の内のお茶処・一保堂へ。

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冷たいお薄と桔梗の練り切り、それに個性的な味の番茶添え

ゆっくりお茶を楽しんで暑さも忘れた夕暮れ



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一保堂茶舗・東京丸の内店
http://www.ippodo-tea.co.jp/shop/marunouchi-tokyo.html
〒100-0005 
東京都千代田区丸の内3-1-1 
丸の内仲通り 国際ビル1階
電話:03−6212−0202






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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
おはようございます!
水墨画も素敵です!
描く方の感性。表現力が物を言います。
昔、掛け軸を自分で作れたらと、その教室があったので覗きました。でも、そこに居た定年退職後のおじさんが何人かいて、習いに来たのか遊びに来たのか分からない感じに、此処へは行きたくないわと諦めたことがあります。いやらしいおじさんに交じるのは、超、嫌いですから。嫌なおばちゃんにもね(笑)
木の葉
2017/07/13 07:02
梅雨の晴れ間に水墨画の世界に浸るのもいいですね〜
そして、お薄と季節の和菓子・・勝手に一緒にお相伴した感じ・・

様変わりしている丸の内界隈ですが、新国際、国際ビルのあたりはまだまだ面影がありそうですね。。
白いねこ
URL
2017/07/13 20:19
木の葉さん、こんばんは!
木の葉さんは水墨画もお好きでお教室までチェックされたことがおありなんですね〜!退職後の楽しみに通う男性も多いかもしれませんね〜。
水墨画、私も好きですけど描いたこともなく、墨色の濃淡だけで絵の世界を作るって…憧れます〜☆
komichi
2017/07/13 22:04
白いねこさん、こんばんは!
友人に誘われ、私も行きたかった等伯の水墨画をゆっくり眺めてきました〜♪出光美術館には水墨画がかなり収蔵されていて、今回新たに眺めた金箔の上にさらっとやなぎの新緑の枝が垂れている屏風絵にも感動しました。狩野派の描く金箔の屏風とは一味違った等伯の想いが感じられました。等伯の水墨画には湿潤な日本の空気や間が独特の雰囲気で描かれて大好きな画家です〜。時々彼の画を見ていると涙が出そうになります〜。

一保堂のお茶も美味しく、話も弾みました。
帝劇や国際ビルのあたりの雰囲気以前と変わらぬ雰囲気です〜☆
komichi
2017/07/13 22:14
水墨の風…というタイトルが素敵ですね。
東博が所蔵する長谷川等伯の『松林図屏風』を
目の前にして、一面たちこめた霧の中に浮かぶ
松林の風景に、空気の揺れみたいなものを
感じた事があります。正に「水墨の風」でしょうか。
yasuhiko
2017/07/14 14:13
yasuhikoさん、こんばんは!
東博の『松林図屏風』、観るたびに感動します〜☆
なぜか涙が出そうになることも・・・
日本の湿潤な空気の風景が等伯によって描かれると
ああいう表現になるのかと、いつも深く感じ入ります。
こちらの展示から水墨画の全体像のようなものも
感じられ、勉強になりました。
komichi
2017/07/14 23:01
この水墨画を見て、なぜか小津安二郎氏のことを思い出しました。
氏の作品に出てくる人々は抑揚なく…棒読みのようにはなす。
それなりの大人になって思うのは、感情の入りすぎた台詞よりこの方が観てる人が感情移入できるからじゃないだろうか。
水墨画も同じように観ている人が、それぞれの色や風景に想像力を働かす。
そんなステキな時間を演出されてるんだと感じました。
おーちゃん
2017/07/19 18:18
おーちゃんさん、こんばんは!
言葉でも絵画でも饒舌すぎると、聴いた人、見た人の内から湧き出る想像力から来る豊かな感性が感じられにくくなるのかもしれませんね〜。
水墨画のかすれや絶妙な間が想いの余白として残されているようにも感じます〜☆
komichi
2017/07/19 21:59

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