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zoom RSS 横山幸雄 ピアノ・リサイタル■ベートーヴェン・プラス Vol.4■

<<   作成日時 : 2017/09/23 22:43   >>

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友人の招待で冷たい雨降る朝
初台・オペラシティホールで開催された
横山幸雄 ピアノ・リサイタル■ベートーヴェン・プラス Vol.4■へ。

2013年から始まった横山幸雄がベートーヴェン
ピアノ独奏曲全曲に臨むシリーズ。

今回は30代、耳の病に絶望したころの作曲から
さまざまな曲の変化が感じられ
第3部の「テンペスト」は出色の演奏。

他の演奏会でも演奏された記録のないという
ベートーベン19歳から20歳頃の作曲
「7つのバガテル Op. 33」の多様な要素にも
興味深く、耳を傾けた演奏会。

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横山幸雄 ピアノ・リサイタル■ベートーヴェン・プラス Vol.4■

2017年9月23日(土・祝) 10:30 〜16:30


東京オペラシティ コンサートホール


ベートーベン・プラスVol.4によせて
「2013年に始めたベートーヴェン・プラス、今年は折り返し地点となります。
今回のテーマは、30代に入って耳の病に対する絶望とそれを乗り越えていくベートーヴェンの変革です。つまり若き俊英が“世紀の天才芸術家”へと飛躍していった変遷を聴いていただければと思います。30代のベートーヴェンは次から次へとエネルギッシュに傑作を生み出していきます。
ところで今回取り上げます有名な「月光」ソナタは、本来作曲者自身によって「幻想曲風ソナタ」というタイトルで発表した作品です。たしかに幻想的な作品ではありますが、「幻想曲」本来の意味は、「即興」と同じことなのです。つまり、次から次へとファンタジー溢れるイマジネーションのおもむくままに曲が進んでいくスタイルです。
当時の作曲家は皆即興演奏の名手でもありましたが、「幻想曲」は録音技術がなかった時代のそれを現在でも聴くことの出来る貴重なジャンルとも言えます。
というわけで、今回のベートーヴェン「プラス」の部分では、もうひとつのテーマとして「幻想曲」に焦点を当ててみました。
作曲家によってその捉え方は微妙に変わります。
バッハやモーツァルトはまさに即興演奏という感じですし、ショパンやシューマンはソナタなどの形式に収まらない自由なスタイルの作品となっています。その辺りを当日じっくりと聴いていただければと思います。」
横山幸雄

■曲目・演目
第1部 ピアノ・ソナタ:第13番変ホ長調Op. 27-1
            第14番嬰ハ短調「月光」Op. 27-2
            第15番二長調「田園」Op. 28

第2部 7つのバガテル Op. 33
    2つの前奏曲 Op. 39
    ピアノ・ソナタ:第16番ト長調 Op.31-1

第3部 ピアノ・ソナタ:第17番ニ短調「テンペスト」 Op. 31-2
         :第18番変ホ長調 Op. 31-3

第4部 
 バッハ:半音階的幻想曲とフーガニ短調BWV. 903
 モーツァルト:幻想曲ニ短調 K. 397
 ショパン:即興曲第4番嬰ハ短調「幻想即興曲」Op. 66
      幻想曲へ短調 Op. 49
      ポロネーズ第7番変イ長調「幻想ポロネーズ」Op. 61

第5部
 シューマン:幻想曲ハ長調 Op. 17


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★横山幸雄 Yukio Yokoyama(ピアノ, Piano)
1990年ショパン国際コンクールに入賞し、文化庁芸術選奨文部大臣新人賞等を受賞。2010年に、ポーランド政府より、ショパンの作品に対して特に顕著な芸術活動を行った世界で100名の芸術家に贈られる「ショパン・パスポート」が授与される。
2010年に「ショパン・ピアノ・ソロ全166曲コンサート」及び2011年には「212曲」を演奏し、「24時間でもっとも多い曲数を1人で弾いたアーティスト」としてギネス世界記録に認定。
CDは「横山幸雄プレイエルによるショパン・ピアノ独奏曲全曲集」(全12タイトル)、「プレイズ・リスト2013」を「プレイズ・シューマン2014」を、そして「プレイズ・モーツァルト2015」シューベルト即興曲集「アンプロンプチュ」をリリース。現在、上野学園大学教授、エリザベト音楽大学客員教授として、後進の指導にも意欲的にあたっている。


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★東京オペラシティコンサートホール
http://www.operacity.jp/index.php
〒163-1403東京都新宿区西新宿3-20-2

京王新線(都営地下鉄新宿線乗り入れ) 初台駅東口下車 徒歩5分以内
(東京オペラシティビルに直結しています。)







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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
記事拝見しながらなぜかフジ子・ヘミングを思い出しました。
聴力を失いながらでも(難をきたしながらでも)
人々を魅了させる演奏。
矢張り世界で活躍してるアーチストは凄いですね。
Komichiさんの世界の一部を垣間見た気持ちです。
あいべん
2017/09/24 15:03
あいべんさん、こんばんは!
以前、フジ子・ヘミングの演奏を聴いたことがあって
彼女独特の間が好きです〜♪
横山さんの演奏は切れの良い正確なタッチが完璧で
毎回驚きます〜!
今回はベートーベンの難聴が厳しくなってきたころがメインの曲でしたから暗い曲とテンポのいい曲など…名曲揃いでした〜♪
毎回、友人が素晴らしい席を用意してくれるおかげで幸せです。
komichi
2017/09/24 21:51
一人の作曲家を、こうして
時間順に丁寧に追いかけて行くと、
見えて来るものがあるんでしょうね。
ところで、この前紹介して戴いた
『万華鏡展2017』に私も行って来ました。
教えて戴いて有難うございます。
yasuhiko
2017/09/29 14:23
yasuhikoさん、こんばんは!
ベートーヴェンシリーズも佳境に入ってきました!
今回は演奏会でいまだ演奏されたことのない楽曲も演奏され、興味深かったです〜♬一人の作曲家の初期から後期まで聞き続けることで理解が深まることも多いように感じました。
komichi
2017/09/29 22:25

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