◆木の本◆
福音館書店
高森登志夫 え
萩原信介 ぶん
福音館書店から1986年に出版されてからすでに20刷を超え、かがくのほんシリーズの静かなベストセラーの一冊です。
2月8日、日本経済新聞・朝刊の「心の一冊」というコラムにも取り上げられていました。
春、夏、秋、冬、それぞれに見せる公園や雑木林の風景が、高森登志夫さんの確かでしなやかな筆使いで、息づいています。
誰にでもある心の原風景を覗いたような懐かしさです。
ていねいで、やさしい文章と解説を植物に詳しい萩原信介氏が書いていて、今まで知らなかった木の知識も知らず知らずに教えられます。
季節それぞれの木の実や花、さまざまな葉の美しい画も開くたびに幸せな気持ちにさせられ、子供も大人も一緒に楽しめる素敵な本です。
私は知人の出産祝いなどにお送りして、喜ばれています。
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