■ 心の眼 ■ 稲越功一の写真



今年2月に急逝されたフォトグラファー、稲越功一さん。
以前から予定されていた■ 心の眼 ■ 稲越功一の写真展が
10月12日まで恵比寿ガーデンプレイスの東京都写真美術館で
開催されています。

雨の午後、恵比寿の展覧会場へ。
1969年の「Maybe, maybe」から亡くなる直前2009年の「芭蕉景」まで・・・
スナップショットの眼差しを大切にした彼の作品が語りかけます。
「芭蕉景」の写真シリーズは水辺の静けさ漂う遺言のような作品。

かつて、彼の原宿のオフィスで打ち合わせの時にふっと垣間見せた
遠くを見るような眼差しを想い出しました。



09-10稲越功一展1



■ 心の眼 ■ 稲越功一の写真

2009年8月20日(木)→10月12日(月・祝)


休館日:毎週月曜日(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日)

★東京都写真美術館
http://www.syabi.com/index.shtml


09-10「Maybe, maybe」
「Maybe, maybe」より 1971年 ゼラチン・シルバー・プリント



09-10芭蕉景
「芭蕉景」より 2009年 ゼラチン・シルバー・プリント



★稲越 功一(いなこし こういち) / 写真家
http://koichi-inakoshi.com/

inakoshi

1970年、フリーランスの写真家として活動を開始。
1980年、講談社出版文化賞を受賞。

エディトリアルの撮影をする一方で、多くの作品集、
展覧会を国内、海外にて出版、開催する。

主な作品集
『男の肖像』 『女の肖像』 『Out of Season』
『Ailleurs』(フランス コントルジュール社 刊)
『平成の女たち』『三大テノール日本公演公式写真集』
『波の写真集』 『アジア視線』『中村吉右衛門』
『野に遊ぶ魯山人』『新シルクロード』『女たちの銀座』
『百一人の肖像』など多数。
最新刊は『まだ見ぬ中国』(NHK出版)。

近年の主な展覧会
2006年 ハウス オブ シセイドウにて
『女たちの銀座 稲越功一の視点』開催
2007年 銀座・和光ホールにて『百一人の肖像』開催
2008年 渋谷・東急本店にて『百一人の肖像』開催
2008年 銀座・和光並木ホールにて『まだ見ぬ中国』開催
2009年 東京都写真美術館にて個展開催予定
(稲越功一ウェブサイトより)









この記事へのコメント

2009年10月08日 06:39
人の心を見透かしたような作風に驚きました。
2枚目の写真では、「花と女性の脚・・・さて、あなたは、どちらがお好き?」と言われている気がします。
komichi
2009年10月08日 12:47
庭花さん、こんにちわ。
1971年の「Maybe, maybe」の写真は70年頃のアメリカの気配が存分に漂って・・・写真が時代の空気を運んでくれますね~。
私は女の脚と花どちらもセクシーだな~と思っています(笑)。 
2009年10月08日 21:04
素敵な写真を撮る方なんですね~。
心の眼。。
絵も写真も、書く人撮る人の心が現れるのでしょうね。
何事も心で見なくてはいけないのかもと思いました^^
2009年10月08日 21:30
う~ん、なかなか...女性の足をフェチに思う人も多いのね。モノクロで時代を撮った写真展見に行きたいなって気にさせてくれますね。そういえばわたしの大学時代の友人にモノクロの写真しか撮らない人がいて、わたしの部活動の陸上部であちこちの大会の一緒に行ってもらって、生徒たちの写真を撮ってもらいましたが、生徒たちにはとっても素敵な思い出になったみたい。わたしは仙台の河原でヌードで撮ってみない?って言われて、OKしたら、連れ合いにお前バカかって言われて...今はあ~あ二十歳の記念に撮っておけばよかったと崖の上じゃないポニヨを見る度思います。彼の写真展にもいこうかな...komichiさんのブログはこうしてわたしの脳細胞のあちこちにすごい刺激です。ありがとう!
komichi
2009年10月08日 22:34
peko~~*さん、こんばんわ。
若い頃、仕事をご一緒したことがありました。
とても静かな方だったことを覚えています。
同じ風景を見ても撮っても、人それぞれの感じ方で捉え方が違ってきますね~~。愛しいと思っているものへはやさしい気持ちの現われた表現になりますし・・・好きな被写体はきれいに撮れるような気がします。
peko~~*さんも心で写真を撮っているように感じます。
2009年10月08日 22:47
稲越さんとご一緒にお仕事をされたのですか・・・。
すごい・・・。
フィルム時代の写真家さんが、どんどんいなくなっていっていますね。
さびしいことです。
<M>
komichi
2009年10月08日 22:47
ののはなさん、こんばんわ。
私はモノクロ写真が好きです。これ以上削ぎ切れないところまで削いだエキスのような写真が。。今は何でもデジタルになってきましたがフォトグラファーがフィルムで撮って、自分で暗室で焼いた写真は味わい深いです。。
仙台の河原でヌード・・・撮ってもらっておけばよかったですね~~☆今からでは出来ないこともありますね~~(笑)。
komichi
2009年10月08日 22:58
Beehive(M)さん、こんばんわ。
広告業界に長くいましたから・・・稲越さんとも広告の仕事でご一緒させていただきました。私の時代、写真家は皆自分の暗室を持って、紙焼きをするのが当たり前でしたから、モノクロ写真を見ることも多く新聞15段広告などに使うモノクロ写真を選ぶのはとても楽しかったです。
2009年10月09日 10:55
私もモノクロ写真好きですね!緊張感があって。
銀塩写真は、プリントが出来るまでのワクワク感が、たまりませんね!
一眼レフのシャッター音や、ズッシリとした重みが気持ちを引き締めてくれます。今は、コンデジで、スナップ専門です!
komichi
2009年10月09日 15:42
sasapandaさん、こんにちわ。
モノクロ写真お好きでしたか。。
写真家によって硬めの焼きが好きな人そうでない人と・・・そぜぞれの個性がありました。
稲越さんはスナップショットを大事にされた写真家でした。
目線が被写体にまっすぐ向かうところがあって・・・私もスナップショットが好きです~♪

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