絵本■森のみずなら■高森登志夫 




風景画家・高森登志夫さんから新しい絵本
■森のみずなら■が届きました。
森の奥深くに生きる、1本のみずならの木。
そこに寄り添って生きる動物達。
森の中を歩いているような感覚でページをめくる幸せ。
本を眺めながら、森林浴。

5年の月日をかけた綿密な取材と
膨大なスケッチから描かれた、
大人にも美しい絵本です。



森のみずなら


■森のみずなら■

高森登志夫 ぶん/え
福音館書店
2011年2月20日
32頁 31cm×23㎝



森のみずなら


★森のみずなら
春、木々は芽吹き、森は明るいみどりにつつまれます。深い森を進んでゆくと、一本の大きなみずならの木があります。夏、みずならは枝いっぱいに葉を広げ、森は万緑に満ちあふれています。秋、みずならはたくさんのどんぐりを枝につけ、動物たちが木のまわりにやってきます。動物たちは地面に落ちたどんぐりを食べたり、冬にそなえて巣に運んでいます。冬、森は雪におおわれ静まりかえっています。森の一年は、こうしてすぎてゆきます。そして、長い年月がたったある春、大きなみずならの芽吹きにいきおいがありませんでした。年老いたみずならは、朽ちはじめていたのです。ある日、とうとうみずならの木は…。息をのむほどに美しい森の移り変わりの中で、生命をつないでゆく一本のみずならの物語を、高森登志夫氏の筆は、まるで空気のにおいや、木々をゆらす風の音まで感じさせるように、精緻にしかも叙情豊かに描いています。


★高森登志夫プロフィール
http://komichi.loops.jp/artist/takamori.html
高森 登志夫(たかもり としお)
1947年、千葉県に生まれる。1970年、東京芸術大学油絵科卒業。1972年同大学院修了。画家。1974年、第18回シェル美術展1等賞。1987年、第12回日本国際美術展国立国際美術館賞などを受賞した。子どもの本の仕事に“はじめてであうずかん『しょくぶつ』”『野の草花』『木の本』『山や林の草花』『たねのずかん』『おいしい野草』『花カード』『ちいさなき』(以上福音館書店)などがある。千葉県船橋市在住。

★高森登志夫 過去のエントリーから…
http://komichi-blog.at.webry.info/theme/cdbcc2d598.html
















この記事へのコメント

2011年03月02日 07:07
絵本を見ることも無くなったのですが、これは、大人の絵本ですね。
図鑑のようなものと混ざったようで。
あぜ道の四季も好きかもです。
画も美しい!
写真とはまた違った優しさ?
本も読まない私ですから、年に一冊くらいはですね (*^。^*)
komichi
2011年03月02日 13:38
木の葉さん。
風景画家の高森さんの描く森の世界は写真のリアルさとは一味違ったやさしさに満ちています。森の中で深呼吸するような気持ちで眺める、素敵な絵本です~♪子供から大人まで長く付き合える1冊のような気がしています。。
私は絵本をプレゼントするのも好きで、カードを添えて差し上げても喜ばれそう・・・☆!
hoze-camp
2011年03月04日 21:52
以前、日本橋三越本店で拝見した高森登志夫さんの展覧会の感動が蘇ってきました。この絵本もぜひ見てみたいと思います。
komichi
2011年03月04日 21:53
hoze-campさん。
油彩で描かれた風景画と水彩で描かれた絵の感覚のちがいもまた楽しめる1冊となっています。実際に森深く何度も入って観察した森の様子が透明感ある世界を作り出しています。黎明な空気や風の音も聞こえてきそうな絵本です。ぜひお手元に・・・♪

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