■ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界■三菱一号館美術館



7月19日、猛暑日の夕暮れ
丸の内・三菱一号館美術館
閉館後に行われた■ショーメ展■
ブロガー・内覧会へ。

この日は、中村剛士氏をモデレーターに
美術館の学芸員・岩瀬慧氏による
ギャラリーツアーもあり
今回の展覧会の舞台裏も覗けたような気分

パリ・ヴァンドーム広場に1780年から
宝飾店を持つ歴史あるショーメの
煌びやかな世界にクラクラと興奮気味に

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■ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界■1780年パリに始まるエスプリ

2018年6月28日(木)~9月17日(月・祝)

10:00~18:00(金曜、第2水曜、9月10日~13日は21:00まで)

月曜日休館(但し、9月10日、9月17日と、トークフリーデ―の7月30日、8月27日は開館)

お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル) 

パリのヴァンドーム広場に軒を連ねるジュエラーの中で、ショーメはもっとも長い歴史を誇ります。そして、1780年からその比類なきクリエイ ションでメゾンの優雅な礎を築き上げました。ナポレオン1世と皇妃ジョゼフィーヌの御用達ジュエラーとして、ショーメは装飾芸術の傑作と 称される数多くの作品に寄り添い、伝統を重んじつつ今なお革新性を追求し続けています。本展は、ルーヴル美術館名誉館長アンリ・ロワレット氏監修の下、18世紀後半から現代まで、約240年に及ぶショーメの伝統と歴史を紹介する日本初の展覧会です。ロマン主義、 ジャポニスム、アール・デコといった芸術潮流との対話の中で洗練された作品―ダイヤモンドのティアラやネックレス等の宝飾品と、未発表の歴史的なデザイン画や写真等約300点を展覧します。

第Ⅰ章:歴史の中のショーメ
第Ⅱ章:黎明期のミューズ
第Ⅲ章:戴冠!ティアラの芸術
第Ⅳ章:旅するショーメ
第Ⅴ章:自然を披露する
第Ⅵ章:身につける芸術=ジュエリー
第Ⅶ章:キネティック・アートとしてのジュエリー
第Ⅷ章:遥けき国へ―ショーメと日本

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《戴冠衣装の皇帝ナポレオン1世》フランソワ・ジェラール 1806 年
玉座、月桂冠、レジオン・ドヌール勲章頸飾、王笏、正義の手の杖、そしてフランス王に由来するダイヤモンドで飾られた剣は、ショーメの創業者マリ=エティエンヌ・ニト作

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左の肖像画は王妃となったジョセフィーヌ
センスもよく気品ある態度でそのファッションセンスも注目された。


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左:中村剛士氏 中:学芸員・岩瀬慧氏 右:美術館館長

なんといっても今回目を奪われたのは
デザインも美しく豪華なティアラの数々


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《麦の穂のティアラ》 フランソワ=ルニョー・ニト 1811年頃
ジョセフィーヌも好んでつけたという麦の穂のティアラ

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《ナポリ王妃カロリーヌ・ミュラ(ナポレオンの妹)のバンドー・ティアラ》
ニト・エ・フィスに帰属、1810年頃
ゴールド、真珠、ニコロアゲート ミキモト 


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《「 ロイヒテンベルク」のティアラ》
ジャン=バティスト・フォサン、1830-1840年頃
ゴールド、シルバー、エメラルド、ダイヤモンド
ショーメ・コレクション、パリ © Chaumet / Nils Herrmann


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《カーネーションのティアラ》
ジョゼフ・ショーメ、1907年
プラチナ、ダイヤモンド
個人蔵© Courtesy of Albion Art Jewellery Institute


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《ローリエのティアラ「アポロンの蒼穹」》
2016年 ゴールド、シルバー、サファイア ショーメ・パリ


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さまざまなデザインのティアラの並んだ展示も圧巻


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《皇妃ジョセフィーヌに授与されたガーネリアン・セット》
フランソワ=ルニョー・ニト 1809年 
ゴールド、エナメル、カーネリアン パリ、ショーメ・コレクション


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《タコのネックレス》ショーメ、1970年 
ゴールド、フロスト仕上げのロック・クリスタル、
ジャスパー、ダイヤモンド、ルーベライト 
両シチリア王国ブルボン家王女コレクション 

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《馬のブローチ》ロベール・ルモワーヌによるショーメ 1972年
クロシドライと、ダイヤモンド、ルビー、ゴールド
パリ・ショーメ・コレクション

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《ブドウの房のジュエリー・セット》ジャン=ヴァタンタン・モレル
1850年頃 モーヴ真珠、エメラルド、ゴールド、エナメル
フェルバー・コレクション
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《ジャポニズムのブローチ「雷神」》ジョセフ・ショーメ 1900年頃
ゴールド、オパール、ルビー、ダイヤモンド、エメラルド
パリ・ショーメ・コレクション


デザイン画の展示も・・・
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最後に展示された
プロジェクションマッピングとのコラボ

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日本の桜舞う中に展示された
日本を意識したジュエリー

しばし夢の世界に遊んだひと時


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入館前、美術館前の中庭から・・・







この記事へのコメント

2018年07月28日 12:09
パリを舞台にした華やかな宝飾の世界。
「煌びやかな世界にクラクラと興奮気味に」
というお話を伺っただけで、すでに
頭がクラクラとして来ました。
ジョゼフィーヌの愛用した麦の穂のティアラは
素晴らしいですね。三菱一号館美術館の雰囲気にも
よく合った素敵な展覧会だと思います。
komichi
2018年07月28日 21:38
yasuhikoさん、こんばんは!
ショーメもかなり気合を入れた展覧会のようで、フランスから何人ものスタッフが展覧会準備のために来日していたそうです。
会場は作品保護のた、かなり暗くそこにキラキラと輝く宝石の数々…写真を撮るのは苦労でしたが、ため息をつきながらクラクラしながら眺めました~(笑)。
麦の穂のティアラ、麦の端が揺らいでいるような動きも感じる素晴らしい作品でした~♪こちらの美術館はクラシックな建築の雰囲気を残していて各室が大きくなく、こうした宝飾品にはとてもふさわしい場所だと思いました。
2018年07月30日 00:51
こんばんは!
パリの宝飾店が移転してきたような豪華さですね!
セキュリティは大丈夫かと思ってしまいます!
ジョセフィーヌはバラの育成にも力を入れていましたよね!
美に対する情熱が宮廷文化を華やかにした功績は大きいです!
麦の穂のティアラがお気に入りだったとか、納得の審美眼ですね!

komichi
2018年07月30日 21:57
sasapandaさん、こんばんは!
かなり大規模な宝飾の展覧会でした~!
私はあまりジョセフィーヌのことに詳しくなく、今回の展示や学芸員氏の話から素晴らしいセンスの持ち主だったことがわかりました。
あの麦の穂のティアラ、大地の実りが揺れるような様が美しい作品になっていて素晴らしかったです~♪
宮廷文化が育てた衣装や宝飾、その後の衣服にも反映されて西洋文化の流れが今に繋がっているんでしょうね~☆
2018年08月01日 07:47
得てして西洋のモノは勇ましいモノが多いイメージでしたけれど、ティアラなどは自然に対しての畏敬の念を感じました。
麦の穂のティアラやブドウの房のジュエリーセットを見てつくづくそォ想いました。
ジャパニズムの雷神も どこか愛嬌のある顔立ちに仕立て上げてるのも、日本文化をしっかり見てたということがよく解りました。
間近で見てみたいなァ。
komichi
2018年08月01日 22:02
おーちゃんさん、こんばんは!
ショーメの宝石の中に、自然賛歌のようなデザインが多いことも驚きました。宝石はそれを身につける人のセンス次第でただの脅かしのような感じから優美な感覚まで、さまざまになるんだろうと眺めました。
細やかな技術があってこその宝飾なのだと、当たり前のことも想ったりした展覧会でした。
「雷神」では本来はでんでん太鼓のはずがちょっとタンバリンのような表現になっているのもご愛敬ですね~☆
細かな細工を観るためにミニ単眼鏡も貸し出していました。

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