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zoom RSS ■山 本 優 美■コロモガエ&■山本優美■間(あわい)を読む

<<   作成日時 : 2018/12/09 13:24   >>

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先週末、友人と出かけた
「New Jewelry 2018展」の行われた3331 Arts Chiyoda 2階
ギャラリーOUT of PLACEで出逢った
造形作家・山本優美さんの個展■コロモガエ■

リアルに彫られた白い衣服
圧倒的な存在感の中に
静かで穏やかな空気
懐かしく切ないおもい
心ふるえた展覧会。

現在も富山県の古民家を使用した
ギャラリー無量で開催中の
山本優美■間(-あわい-)を読む■展にも
足を運びたい。

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■山 本 優 美■コロモガエ

2018年11月2日(金)−12月2日(日)

木曜-日曜 12:00-19:00 開廊

☆Gallery OUT of PLACE
〒101-0021
東京都千代田区外神田6丁目11-14
3331 Arts Chiyoda 207号

山本優美はこの10年間、自身の思い出のこもった衣類や家族や友人が着ていた衣服を、柔らかい陶土に手作業で彫り込むことで写し変え、完全焼成したのちセラミック作品として完成させ発表して来ました。彼女の執拗なまでの観察眼と卓越した手わざは、柔らかくて軽いものをそのまま硬くて重いものに変える「逆転の一瞬」を表現することを可能にすると同時に、彼女自身が私たちが知るカメラとは全く別の、ある「写真装置」として存在していることを知らしめて来たとも言えるでしょう。2017年の春、山本は初めての子供を出産し、現在は子育てに忙殺されながらも、現代美術家として精力的に制作し続けています。「母」としての生活は、当然のことながら彼女の中に新しいテーマをもたらし、昨年来制作された作品にその兆しが徐々に現れているように思えます。彼女自身が新しい「山本優美」を模索する姿は、過去の殻を一旦脱ぎ、あたかも羽化しようとする蝶にも重なります。今回の個展では、作家として、そして作品としてまさに今変化しつつある「衣」を潔く公開しようとしています。

「日常のなかで目にする何気ない日用の品々に堆積する時間や記憶に興味を持ち制作を始めて早いもので10年ほどの歳月が経とうとしています。2012年ごろから継続して取り組んできた中古の衣類をモデルにしたシリーズの深化を目指した試みとしての新作を展示いたします。」山本優美

★会場から・・・


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《わたしのひふはおもたい》2018/ 陶土、手彫り

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山本 優美 / Masami YAMAMOTO
1983 大阪府生まれ 5歳より兵庫県神戸市で育つ
2007 金沢美術工芸大学美術学部工芸科陶磁専攻 卒業 
2009 ベルギー国立ラ・カンブル美術大学セラミックコース 修士課程修了
2014 金沢卯辰山工芸工房技術研修修了 金沢在住

2016 青む膚 / 茶房一笑、金沢
2015 存在の感触 / 株式会社ワコール本社1Fエントランスホール、京都
2014 SICF15 グランプリアーティスト展 山本優美「うつしみ」/ スパイラル、青山
2012 空気の記憶 / ギャラリー点、金沢
2009 Masami YAMAMOTO / Galerie de L'ô, ブリュッセル      


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     ************************


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山本優美■間(-あわい-)を読む■ギャラリー無量
  
2018年11月23日(金祝)〜12月16日(日)

午前10時〜午後5時


キュレータ 尺戸智佳子(黒部市美術館)

対談;山本優美×尺戸智佳子
   11月25日(日)午後3時〜4時

☆ギャラリー無量

11月23日(金)より富山県砺波(となみ)市のギャラリー無量にて、黒部市美術館の尺戸智佳子さんのキュレーションによる個展「間-あわい-を読む」を開催いたします。
田園に囲まれた古民家を改装したギャラリー無量の空間にて、テキストを新たに加えたうつしみシリーズのインスタレーションや、実験的な試みとして古着を用いた作品を展示いたします。
お近くにお越しの際は、また北陸へご旅行などの際はぜひお立ち寄りください。みなさまのお越しをお待ちしております!

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☆ギャラリー無量
http://muryow.seesaa.net/
富山県砺波市庄川町示野233
tel:0763-82-2214






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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
不思議な作品なんですね! 布かと思ってました!
いや〜、立ってるのでびっくり! 面白い発想ですね。
人と同じことではなく、少し視点を変え思いつくところが芸術家ですね。
想像できることは出来る、とどなたかが言ってましたっけ(笑)
木の葉
2018/12/10 16:26
木の葉さん、こんばんは!
初めて出会った作品で、とても好きになりました。
実際の衣服を見ながら粘土を削って形を作り
それを焼いて作品として完成させています!
服の素材感や皺のひだまで感じられ、おもわず
その場に引き込まれました〜☆
作品つくりはイメージができれば8割方完成したともいえるかもしれませんね〜☆
komichi
2018/12/10 21:52
「コロモガエ」に「間(あわい)を読む」、その展覧会のタイトルも素敵な言葉を選んでいることが分かります。
柔らかい衣服や衣装が固まった造形として存在する、こんな芸術表現もあるのですね。まさに軟硬合わせたアートなのでしょうか。
不思議で新鮮な感覚を持ちました。実際に見るとまた違う感じ方をするかもしれないなと思いました。
ミクミティ
2018/12/11 22:31
ミクミティさん、こんばんは!
この作家の展覧会のネーミングにも、かなりの心配りが感じられ繊細な神経で作品つくりをされているんだろうと思いました。
絵のスケッチのように古着などをそばに置いて、それを見ながら彫刻をされるそうで…緻密な作業の繰り返しで完成させているようです。
会場に置かれた作品を眺めていると、その衣服の持っていた記憶が蘇るようでもあり、なぜか懐かしさを感じました〜☆
komichi
2018/12/12 22:31
これが陶土のセラミック作品?
衣服のしわや畳み方の雰囲気まで、
実によく再現してるんですね。
なるほど、その衣服が経て来た
年月までが閉じ込められてるようです。
yasuhiko
2018/12/14 16:39
yasuhikoさん、こんばんは!
とても緻密な作業を忍耐強く続けることで
見ているこちら側にそのしわや素材感などが
伝わってきて…
彼女の作品制作にかけた時間とエネルギー、その衣服の持っていた時の両方のエッセンスが語りかけるものが深く沁みこみました〜☆
komichi
2018/12/14 22:48

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