芸術の小径

アクセスカウンタ

zoom RSS ■小田原文化財団 江之浦測候所■

<<   作成日時 : 2019/05/11 18:02   >>

トラックバック 1 / コメント 6



アーティスト・杉本博司の構想による
壮大なアート空間が江之浦測候所
薄曇りの朝、30年来の友人を誘って・・・

圏央道を通り小田原厚木道路で
小田原駅に友人を迎え海に向かい
江之浦測候所へ。

午後1時からの予約見学
予想よりスケールの大きな異空間に
太古の息吹を感じたり・・・
大自然とアートの融合に感動。


画像



画像



■小田原文化財団 江之浦測候所■


休館日:火曜日・水曜日、年末年始および臨時休館日
見学時間:1日2回:午前の部(10時〜13時)、午後の部(13時30分〜16時30分)
      7月8月限定:夕景の部(17時〜19時)(各回定員制)





画像
樹齢千年を超える屋久杉で作られたテーブルのある
待合棟で、見学のレクチュアーを受ける

画像
夏至光遥拝100m.ギャラリー
海抜100メートル地点に立つ100m.のギャラリー
夏至の朝、海から昇る太陽光はこの空間を駆け抜ける

画像


画像
外の木々の揺らぎが映り込んで
作品が成り立つ素晴らしさ

画像
海に突き出すようなスタイルになっている100m.ギャラリー


画像
冬至光遥拝隧道
冬至の朝、相模湾から昇る陽光は70m.の隧道を貫き
対面に置かれた巨石を照らし出す

画像
隧道の中ほどに採光のための井戸が設置されている

画像


画像


画像



画像
潮風に帽子を押さえ・・・


画像
藤原京 石橋(調査中)


画像
亀石


画像


画像


画像



画像
坂道を下りレモン畑を通って竹林へ

画像




画像
化石窟
昭和30年代、蜜柑農家の道具小屋として使われていた建物に
杉本博司の化石コレクションと小屋にあった道具たちの展示
5億年程前の海で生命が発生したころの様子が想われる

画像



画像
石棒
石棒は縄文時代になると次第に剣の形になって石剣とも呼ばれるようになった。
しかし剣としての実用性はなく祭祀としての用具と考えられる

画像
数理模型 0010 負の定曲回転面
数学上の双曲線を目に見えるように模型化した。
実際に無限点までは作れないので、先端部を5ミリまでとした。

画像
数理模型 0004 オンデュロイド:平面曲率が0でない定数となる回転面


画像
被曝宝塔塔身 南北朝-室町時代
昭和20年(1945)8月6日、広島原爆投下時に爆心地近くにあった石造宝塔の塔身部分


画像
手前:石造鳥居 古墳時代、古代、中世
奥:茶室「雨聴天」
茶室「雨聴天」は千利休作と伝えられる「待庵」の本歌取りとして構想された

茶室には杉本博司によるひねりのきいた掛け軸も・・・↓
画像



画像
鉄宝塔 鎌倉時代


画像
旧奈良屋門
箱根宮の下にあった名旅館「奈良屋」の別邸に至る門
平成13年(2001)の廃業に伴い箱根町より財団に寄贈された。

画像


坂道の途中のレモン畑から花の香りが漂って・・・

画像



この日、最後の見学者になった私たち
また、季節を変えて訪ねたい素晴らしい場所になりました。


画像


★小田原文化財団 江之浦測候所
https://www.odawara-af.com/ja/
神奈川県小田原市江之浦362-1
tel:0465-42-9170
fax:0465-42-9172

★<杉本博司プロフィール>
杉本博司の活動分野は、写真、彫刻、インスタレーション、演劇、建築、造園、執筆、料理、と多岐に渡る。杉本のアートは歴史と存在の一過性をテーマとしている。そこには経験主義と形而上学の知見を持って、西洋と東洋との狭間に観念の橋渡しをしようとする意図がある。時間の性質、人間の知覚、意識の起源、といったテーマがそこでは探求される。
1948年 東京、御徒町に生まれる。1970年渡米、1974年よりニューヨーク在住、2008年建築設計事務所「新素材研究所」設立。2009年公益財団法人小田原文化財団設立。
受賞:1988年 毎日芸術賞、2001年 ハッセルブラッド国際写真賞、2009年 高松宮殿下記念世界文化賞(絵画部門)、2010年 秋の紫綬褒章、2013年 フランス芸術文化勲章オフィシエ賞、2017年文化功労者。
主な著書:「苔のむすまで」「現な像」「アートの起源」(新潮社)、「空間感」(マガジンハウス)、「趣味と芸術」(ハースト婦人画報社)


この日宿泊予定のホテルへ向かう帰り道
測候所近くのカフェに寄り道

画像


画像


画像








テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
■はこね湿生花園■箱根・仙石原から…
小田原江之浦測候所をあとにし 宿泊予定の箱根・仙石原の 箱根リトリート fore&villaへ。 ...続きを見る
芸術の小径
2019/05/12 23:09

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
江之浦測候所というのですか、こちらは全く知りませんでした。
凄い場所にある凄い所ですね。日本の伝統的な美意識に根差した現代アート。こんなところに来るとちょっと頭が混乱しそうですが、素直に素敵だなとも思えます。いつか行ってみたいです。
ミクミティ
2019/05/12 22:06
ミクミティさん、こんばんは!
この場所のことは知っていたのですが、
やっと行くことができました!
スケールの大きな空間でさまざまな想いが駆け巡り
視覚にも心にも刺激的な印象深い体験でした。
機会がありましたらぜひ〜☆
予約制なのでいつでもゆったり見ることができます。
komichi
2019/05/12 23:41
江之浦測候所については、全く知りませんでした。どこか、イサム野口氏の世界観に近い気がします。
数学的な、造形も取り入れられていたり、被曝宝塔塔身のような、被爆石の加工物が、竹林の中に置かれていたりで、作品の幅が広い方だと思います。
カフェのケーキもお洒落ですね。
藍上雄
2019/05/14 18:04
藍上雄さん、おはようございます!
そうですね〜、イサムノグチの環境アート(?)にも通じる感覚かもしれませんね〜‼
世界で活躍するアーティストの世界観はどこか共通の要素を持つのかも知れないと、藍上さんのコメントから思いました。
江之浦測候所は、スケール、アートの完成度、その奥にある杉本氏の思想がしっかり反映され、凄さに圧倒されました〜☆
komichi
2019/05/15 10:08
江之浦測候所、知りませんでした。
作品に日本人特有の美意識を感じます。
或る意味 古代から現代まで一直線に…基本はあまり変わってない進化形と云いましょうか。
それにしてもkomichiさん、帽子押さえるよりも そんな細いところに立って…怖ないんですか?
おーちゃん
2019/05/19 07:03
おーちゃんさん、こんばんは!
出来たときから行きたいと思いながら、予約をして予定を立てなければ行けないので、ちょっと遅くなりましたが念願かなって友人と出かけ、感動しました〜!
杉本博司氏のいい意味、腕力も感じた素晴らしい場所になっています〜☆今後もずっと見続けたいと願っています。
ぎりぎりの先までは行けないように、行き止まりを知らせる石がおいてあって、その手前なのでさほど怖さは感じませんでした〜(笑)。
komichi
2019/05/19 22:46

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
■小田原文化財団 江之浦測候所■ 芸術の小径/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる