■箱根ラリック美術館&ポーラ美術館■箱根・仙石原から…
はこね湿生花園をあとに
車で5分くらいの箱根ラリック美術館へ。
ラリック美術館中庭からオープンテラスのあるレストランを望む
美術館入り口に展示された
ラリックのカーマスコットを着けた赤のクラシックカー
この細い道を抜けるとルネ・ラリックの生涯にわたる作品展示室へ
室内装飾「バキャン邸ダイニングルームの噴水」
シャンデリア「アルジェⅡ」
カーマスコット「勝利の女神」
ベッドサイトランプ「日本の林檎の木」
香水瓶「シダ」
★ルネ・ラリック(1860-1945)
ルネ・ラリックは、アール・ヌーボー、アールデコという2つの様式のムーブメントを橋渡しした、フランスを代表する宝飾とガラスの工芸家です。シャンパーニュ地方で生まれたラリックは、16歳で宝飾細工師に弟子入り。その才能は早くから注目され、20歳のときにカルティエなどの一流宝飾店から仕事を依頼されています。その後香水商コティと出会い、ガラス工芸へ転身。1925年のアール・デコ博では会場のモニュメントとなるガラスの噴水を制作しました。後に、オリエント急行や豪華客船ノルマンディー号などの建築装飾でも卓越したセンスを発揮するなど、生涯にわたりその豊かな感性と斬新な発想で常に話題を集める存在でした。
★箱根ラリック美術館
〒250-0631
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186番1
TEL:0460-84-2255
年中無休
午前9時~午後5時
次に向かった先は同じ仙石原にあるポーラ美術館
東京・銀座のポーラアネックスには何度も足を運んでいても
箱根のポーラ美術館は初めて・・・
ポーラ美術館×ひろしま美術館 共同企画
■印象派、記憶への旅■の展示中
2019年3月23日(土)→7月28日(日)会期中無休
9:00~17:00
ポーラ美術館とひろしま美術館のコレクションは、それぞれ西洋の近代美術の展開をたどるうえで重要な画家の重要な作品を収集したものです。質、量共に充実した両館のコレクションには、とくに印象派絵画に優れた作品が多く、戦後に形成されたフランス近代美術のコレクションとして国内外で高い評価を得てきました。
本展覧会は、両館のフランス印象派の風景画を中心に、ドラクロワやコローからピカソ、マティスまで74点の名品を選び、19世紀の画家たちの旅と記憶、都市や水辺の風景に向けられた画家たちの視線、風景の印象や移ろいゆく光の表現が留められたかたちや色彩などを探ります。また、最後のセクションでは、絵画に留められた画家の制作過程や技法の痕跡 = 記憶を、文献調査や最新の光学調査によって呼び覚まし、作品の新たな魅力としてご紹介いたします。
外光が気持ちのいい展示室入り口
モネ「エトルタの夕焼け」
モネ「アムステルダムの眺め」
モネ「ジヴェルニ-の積みわら」
ルノワール「パリスの審判」
ルノワール「レースの帽子の少女」
特別展示室の外、アトリウム ギャラリーで
展示されていた作品展
■Enrico Isamu Oyama 大山エンリコイサム■Kairoshere
2019.3.23 sat ‐ 7.28 sun
9:00-17:00
★ポーラ美術館
〒250-0631
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
tel:0460-84-2111
9:00~5:00 会期中無休
今回、ポーラ美術館も閉館まで滞在
この後、箱根・強羅のすし処 やまひこ鮨で
早めの夕食、小ぶりで丁寧な仕事
あまりのおいしさに画像は無し~(笑)
私は車なので飲めずお茶
友人は熱燗でゆっくりと・・・
★やまひこ鮨
神奈川県足柄下郡箱根町宮城野635-1
tel:0460-87-1175
帰りみち、友人を小田原駅まで送り
私は小田原厚木道路から圏央道で帰路
お天気にも恵まれ、女二人のミニ旅も終えました。
この記事へのコメント
モネやルノアールの作品はお馴染みですが、美術館の内部、ガラス張りだったり、抽象的に装飾されていたり(これもさきひんなのかな・・・。)趣があります。
クリスタルグラスなど伝統のあるガラス器を作る老舗メーカーはヨーロッパには多くありますけど、ラリックはその繊細な美しさで群を抜いているように感じます。
今も香水瓶のデザインはそのまま受け継がれ、購入することができます~♪
ポーラ美術館の外観やロビーはガラスが多く使われ、外光や風景との一体感が感じられる設計になっていて、仙石原の自然環境と呼応するような配慮を感じました。
爽やかな気分が伝わって来そうです。
ポーラ美術館は、モダンな建物自体も
魅力があって面白そうですね。
ルネ・ラリック作品は庭園美術館でも
お馴染みなので、親しみを感じます。
新緑が爽やかで…仙石原の美術館巡りには最適でした~♪
私もルネ・ラリック展は庭園美術館で観ることが多かったので、こちらの美術館でも懐かしい作品に出会ったような気がしました。
ポーラ美術館はガラスが特徴的な建築で、外光が心地よいインテリアも素敵でした。