■ミナ ペルホネン/皆川明■ つづく■東京都現代美術館
午前中のヨガレッスンを吉祥寺で終え
■ミナ ペルホネン/皆川明■ つづく■展
開催中の清澄白河にある東京都現代美術館へ。
テキスタイルから丁寧に作り上げられた、
ときに消費されない服や身の回りの小物たち。
北欧のテキスタイルにも通じる
皆川明氏の想いの詰まった展覧会。
若き日、アトリエでテキスタイルデザインを
描いていた私には、懐かしくもあらたな刺激に・・・

■ミナ ペルホネン/皆川明■ つづく■
2019 年11月16日(土)ー2020年2月16日(日)
休館日月曜日(2020年1月13日は開館)、12月28日ー2020年1月1日、1月14日
10:00ー18:00(展示室入場は閉館30分前まで)
展覧会特設サイト
https://mina-tsuzuku.jp/
ミナ ペルホネンは、デザイナーの皆川明(1967-)が設立し、ファッション・テキスタイルを中心に、且つデザインの領域にとらわれない活動をしています。
皆川がミナ ペルホネンの前身となる「ミナ」を立ち上げたのは 1995 年。一過性の流行ではない普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトとし、日本各地の生地産地と深いコミュニケーションを重ねながらものづくりをつづけてきました。
ファッションからスタートした活動は、その後、インテリアや食器、空間デザインなど次第にその領域を生活全般へと拡げ、デザインを通して私たちの日常の様々な場面に「喜び」をもたらす提案を重ねてきました。その歩みは本展覧会の会期中の 2020年に、25周年を迎えます。
タイトルに付した「つづく」という言葉は、「せめて100年つづけたい」との思いから始めたブランドが、その4分の1を迎えようとしている今現在も、常に今から 100年後を見つめ続けるミナ ペルホネンの時間的な継続性を想起させるものですが、それだけでなく、つながる・重ねる・循環するなど、ものごとが連鎖し何かを生みだしていく様を予感させる言葉でもあります。本展覧会では、多義的な意味をもつ「つづく」をキーワードに、ミナ ペルホネンの独自の理念や世界観を紹介するとともに、現代におけるものづくりの意味や、デザインの社会における役割を考察します。
会場から・・・

オリジナルのテキスタイルから作り上げられた
ファッションが部屋いっぱいに展開されています。
ハギレも大切に・・・
クルミボタン

インテリアコーナーから

「森へ行きましょう」のための挿画
(川上弘美作、日本経済新聞)
皆川明、2016年1月-2017年2月 170点


展覧会場の出口にはミナ ペルホネンの洋服試着コーナーも
予約制でできるようになっています。

〒135-0022 東京都江東区三好4-1-1g
03-5777-8600(ハローダイヤル/8:00-22:00 年中無休)
交通案内
東京メトロ半蔵門線・清澄白河駅B2番出口より徒歩9分
都営地下鉄大江戸線・清澄白河駅A3番出口より徒歩13分
東京メトロ東西線・木場駅3番出口より徒歩15分、または都営バスで「東京都現代美術館前」下車
都営地下鉄新宿線・菊川駅A4番出口より徒歩15分、または都営バスで「東京都現代美術館前」下車

この記事へのコメント
アフリカンプリントのような華やかさもあって・・体型の変化があっても着れそうですね。
ところで、komichiさん吉祥寺でもヨガレッスンされているんですか。
吉祥寺は夫と私にも思いでのある場所なので懐かしいです~
高く積まれた端切れの山も宝箱を開けたようで、
何だか遊び心を刺激されそうです。
ブログ再開しましたので、よろしくお願いします。
私も以前は洋服の色も限られ、ほとんどが無地でしたけど
ここ何年か前から、すこしプリントのものも着るようになりました。
風に揺れる服に好きなテキスタイルの柄があるのも楽しいです~☆
吉祥寺は新たな師・ドミニカ先生の主宰されているヨガスタジオが
あって、そちらに週1度通っています。
白いねこさんご夫妻にとっても想い出深い場所なんですね~☆
ミナ ペルホネンの服はまだ着たことはありませんけど
消費の時代に丁寧に作られた衣服を長く大切に着ることも
大事だなぁ…と、思っています。
天井の高い展示室にずらっと掛けられた服たちも楽しく
しばらく眺めていました~☆
ハギレに込められた、布のいのちにも心寄せた感覚が
皆川氏の思想なんだろうと思っています。
お孫さんとの貴重な時間、
大切な宝物になったことでしょう~☆
お疲れさまでした~(笑)。
確かに、ワンピースの各種、着ていても、楽そうです。普段着と言っても、ユニクロとは、ちょっと違いそうですね。
ミナ ペルホネンの皆川明さんの考え方は
消費だけの暮らしから、せめて長く大切に使えるものをつくり
それを大事にしてくれる人の所に届けたい…
というものだと思います。
安価でしっかりとした縫製のユニクロの果たす役割もありますけど、ミナ ペルホネンの皆川明さんのように考える人も同時に必要だと思います。
私の子どもの頃は洋服を縫ってもらいそれを大切に着ました。
母は、編んだセーターを解いて、また編み直していたのも記憶にあります。
そォ考えていても25年という時間はなかなか続かないものです。
やさしい色目が飽きを来させないですし、また色の組み合わせもやさしい。
端裂からまたいろんなモノを創造する姿勢もステキです。
このなんでも消費へ向かう時代に
せめて100年を…の想いは、
切実な気持ちなんだろと思っています。
テキスタイルも流行にはとらわれず、自然や
身の回りのものから発想を得ていて
地に足の着いたクリエーションだなぁ~と、感じました。
小さなハギレにも目を向け、そこから何かを作り出す
その姿勢も本当に素敵ですね~☆
次の世代にも、このブランドが続いていますように…☆