■ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター■

午前中のヨガレッスンを終え
寒い午後、渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムで
現在開催中の■永遠のソール・ライター■展へ。

ファッション誌「ハーパースバザー」での
写真家として活躍後、突然一線から姿を消し
ニューヨークの自宅周辺や
パートナーとの生活の写真を2013年に亡くなるまで
撮り続けた写真は数万枚と言われ現在もストックの整理中とか。

そんな中から選ばれた雑誌掲載の写真を含め
プライベートな写真など
ソールライターの心模様が表現された
数々の作品から、ゆらぎ、にじみ、すきま・・・
見る側の心にも静かに沁みこむ素晴らしさ。

ハーパースバザー紙で同時期に活躍した
リチャード・アヴェドンのくっきりと
くすみのない鮮やかなファッション写真を
想い出し、ソール・ライターとの
対比も興味深く感じた展覧会。

ソールライター1 (2).jpg



ソール・ライター《薄紅色の傘》 1950年代、
発色現像方式印画
©Saul Leiter Foundationソールライターポスター.jpg



■ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター■


2020年1月9日(木)〜3月8日(日)
1月21日(火)、2月18日(火)は休館

10:00〜18:00(入館は閉館30分前まで)
毎週金・土曜日は21:00まで

★Bunkamura ザ・ミュージアム
東京都渋谷区道玄坂2-24-1 B1F

2017年にBunkamura ザ・ミュージアムで初の回顧展を開催し、大きな話題を呼んだソール・ライター(923-2013)。この写真家は1950年代からニューヨークで第一線のファッション・カメラマンとして活躍し、1980年代に商業写真から退いた後、世間から突如姿を消しました。ほとんど知られていなかった写真家の展覧会がこれほどの反響を巻き起こした背景には、画家として出発し、天性の色彩感覚によって「カラー写真のパイオニア」と呼ばれた個性と才能がありました。約8万点のカラー写真をはじめとする作品の大半を整理することなく世を去ったライターの「発掘作業」は今もなお、現在進行形で続けられています。
本展ではニューヨークの膨大なアーカイブから、世界初公開作品を含むモノクロ・カラー写真、カラースライド等の多くの作品を通して、知られざる一面を紐解きながらソール・ライターの更なる魅力をご紹介します。


↓ソール・ライター《『Harper's BAZAAR』》 1959年2月号、
発色現像方式印画 ©Saul Leiter Foundation
ソールライター1.jpg 
 


↓ソール・ライター 《帽子》 1960年頃、
発色現像方式印画 ©Saul Leiter Foundation
ソールライター6.jpg


↓ソール・ライター Package,c.1960
©Saul Leiter Foundation
ソールライター4.jpg



↓ソール・ライター 《無題》 撮影年不詳、発色現像方式印画
©Saul Leiter Foundation
ソールライター8.jpg



↓ソール・ライター《無題》1950s
©Saul Leiter Foundation
ソールライター5.jpg



↓ソール・ライター《無題》1980s
©Saul Leiter Foundation
ソールライター7.jpg




↓ソール・ライター 《デボラ》 撮影年不詳、
ゼラチン・シルバー・プリント
©Saul Leiter Foundationデボラ.jpg
↑聖職者の家に生まれたソール・ライターにとって
家族の中で唯一の理解者だった妹・デボラ


↓ソール・ライター《ソームズ・バントリー》 1950年代、
発色現像方式印画
©Saul Leiter Foundation
ソールライター9.jpg
↑長年パートナーとして暮らした
ファッションモデルだった、ソームズ・パントリー



↓展覧会場に展示された
ソール・ライターの部屋の一部
ソールライター2 (2).jpg



↓ソール・ライター《セルフ・ポートレート》 1950年代、
ゼラチン・シルバー・プリント
©Saul Leiter Foundation
ポートレート.jpg★ソール・ライター saul leiter
1923年アメリカ合衆国・ペンシルバニア州生まれ。写真界でソール・ライターが再び脚光を浴びるきっかけとなったのが、2006年にドイツのシュタイデル社によって出版された作品集でした。時に、ソール・ライター83歳。この新たな発見は大きなセンセーションとなり、その後、展覧会開催や出版が相次ぎました。2012年にはドキュエンタリ―映画「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」(日本公開は2015年)が公開され、多方面から注目を集めました。

「成功者になれる人生か 大事な人に出会える人生か
私なら大事な人と出会える人生を選ぶね」
byソール・ライター



★京都巡回展
2020年4月11日(土)~5月10日(日)
美術館「えき」KYOTO
ジェイアール京都伊勢丹
京都府京都市下京区 烏丸通塩小路下ル東塩小路町





この記事へのコメント

2020年01月24日 13:03
1950年代から1960年代のニューヨークの街に、タイムスリップした感じがしました。被写体をそのまま綺麗に写すのではなく、意図的に手前に何かを置いて撮っているように感じます。ガラスであったり、扉であったり、雪であったり、傘であったり・・・
伝説の写真家ソール・ライターと呼ばれるだけありますね。個性を感じます。
街を撮るときは、参考にしたいと思います。
komichi
2020年01月24日 22:47
連峰の風さん、こんばんは!
ソール・ライターの撮った写真から
60年代頃のニューヨークの風景を感じます。
ピントの強い写真ではなく、自身の心象風景を感じさせるような
撮影の仕方にも彼の意図を感じます。
絵画も描いたソール・ライターらしい滲みが
雰囲気を高めているようです~☆
木の葉
2020年01月25日 09:40
おはようございます!
いや~、じっくりと時間を費やしました(笑)
上手く言葉で表現は出来ませんが、この方の事をもっと知りたいと。最初の写真、好きです! ドキュメンタリー映画も観たい! 
絵画のような写真、この方の感性も好き! 全体の構図や雰囲気。どれだけ好きなの?ですよね(笑)
私、雪を写真には撮れません。。。雨も難しい。。。
最後の「成功者に……大事な人と出会える人生を選ぶね」いい! (笑)

Komichiさんの紹介の仕方が素敵なんだと思います!
komichi
2020年01月25日 21:20
木の葉さん、こんばんは!
ソール・ライターの写真、いいですよね~!
長く画を描いてきた方で、絵画のように写真を撮っています。
あのファッション雑誌の仕事を降りて、静かに身の回りを見つめた
暮らしの中から心に沁みる写真を残した、すばらしい人です~☆
いま、展覧会を開催しているBunkamuraでドキュメンタリ―映画も
上映中なので、来週観てくるつもりです~☆

木の葉さんに気に入ってもらえて、嬉しいです~☆
2020年01月26日 14:48
僕は、ソール・ライターという人知らなかったです。そこにいる人を取り巻く空気とかを、感じますね。
フォトフレームとかに入れて飾っておくと、良いかもしれません。
2020年01月26日 18:31
ソール・ライターのことは全く知らず。人の名前だったのですね。魂の小説家かと思ってしまいましたよ。
写真を見ると、魂と感性の写真家という感じがしました。画家から始まったというのも分かるような気がします。写真でいかに日常の生活の美的な部分を表現することを追求していたのではないですかね。
こういう写真家さんがいたのですね。
komichi
2020年01月26日 23:33
藍山雄さん、こんばんは!
ふつうのカメラマンだったら
「ハーパースバザー」から依頼があれば喜んで
仕事を続けると思いますが・・・
彼は、自分の写真を求めて商業写真の撮影を止めて
身の回りの身近なものや人に心を寄せて
画を描くように撮影したのだろうと思います。
komichi
2020年01月26日 23:38
ミクミティさん、こんばんは!
ソール・ライターは前回の展覧会でブームになって
知られるようになりましたが、それまでは知る人も
少なく、話題にもなりませんでした。
好きなものや人を自分の感性に正直に写真を撮ると決めた
彼の決断とセンスが凄いと感じます。
同時代の写真家にリチャード・アヴェドンがいますけど
ちょうど正反対の感覚の写真で、すごく迫力があります。