映画■写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと■
■永遠のソール・ライター■展を観た翌週
2012年に制作されたドキュメンタリー映画
■写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと■を
展覧会期間に合わせて上映中の渋谷Bunkamuraル・シネマへ。
50年同じニューヨークの
ロウアー・イースト・サイドのアパートメントに住まい
その混沌としたアトリエのなか
晩年のソール・ライターが自分の気負わない生き方や
写真への想いを伝える貴重なドキュメンタリー映画。
愛するパートナー、ソームズの死から20年の年月も
カメラを持った欠かさない散歩の日常。
彼の達観したようなゆるぎない生き方に
感動を覚えた時間。

映画■写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと■
2012年/イギリス・アメリカ/79分
監督・撮影:トーマス・リーチ
日本語字幕:柴田元幸
配給:テレビマンユニオン
ニューヨーク、ロウアー・イースト・サイド
☆料金1,300円均一/ザ・ミュージアム「永遠のソール・ライター」展半券ご提示で1,100円
ソール・ライターという写真家を知っていますか?1940年代から絵画のように豊かな表現力でニューヨークを撮影したカラー写真の先駆者であり、「ハーパーズ バザー」や「ヴォーグ」など有名ファッション誌の表紙も飾った写真家です。しかし、写真に芸術性よりも商業性が強く求められはじめた80年代、彼は表舞台から姿を消してしまいました。
ところが2006年、写真集で定評のあるドイツのシュタイデル社から、それまで封印されていた個人的な写真などをまとめた初の作品集が出版されると、80歳を超えた”巨匠の再発見”は世界中で熱狂的に迎えられ、今も多くの国で回顧展や出版が続いています。いま、彼の写真が私たちの心に強く響くのはなぜなのか?
「人生で大切なことは、何を手に入れるかじゃない。何を捨てるかということだ」と語り、あえて名声から距離を置いて生きたソール・ライター。その人生がわれわれに語りかけるものとは?(movie.comより)
Don't Walk(1952)
Sign Painter(1954)
Haircut (1956)
Through Boards (1957)
Soames Bantry (1960)
パートナー、ソームズの写真

Saul Leiter(ソール・ライター)
1923年:アメリカ、ピッツバーグで生まれる
1935年:母親から初めてのカメラを買ってもらう
1946年:オハイオ州の神学校を退学し、ニューヨークへ移る
1948年:カラー写真を撮り始める
1951年:“ライフ”誌にモノクロ写真が掲載されはじめる
1952年:東10丁目へ引っ越し、共同ギャラリーTanager Galleryを創設
1953年:モノクロ作品がニューヨーク近代美術館(MOMA)<Always the Young Strangers>展、東京・国立近代美術館<The Exhibition of Contemporary Photography: Japan and America>に選ばれる
1957年:カラー写真20作品がエドワード・スタイケンに選ばれ、MOMAで展示される
男性誌“エスクァイア”誌のアートディレクターだったヘンリー・ウルフの依頼でファッション写真を撮りはじめる
1958年:“ハーパーズバザー”など多くのファッション誌での仕事が増えていく
1981年:5番街にあったスタジオを閉鎖
1993年:モノクロ作品をハワード・グリーンバーグ・ギャラリーで発表
1997年:未発表だったカラー作品も同ギャラリーで発表
2006年:初の写真集『Early Color』をシュタイデル社から刊行
2008年:パリのアンリ・カルティエ=ブレッソン財団で個展
2013年:ニューヨークで死去 (享年89歳)
2012年に制作されたドキュメンタリー映画
■写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと■を
展覧会期間に合わせて上映中の渋谷Bunkamuraル・シネマへ。
50年同じニューヨークの
ロウアー・イースト・サイドのアパートメントに住まい
その混沌としたアトリエのなか
晩年のソール・ライターが自分の気負わない生き方や
写真への想いを伝える貴重なドキュメンタリー映画。
愛するパートナー、ソームズの死から20年の年月も
カメラを持った欠かさない散歩の日常。
彼の達観したようなゆるぎない生き方に
感動を覚えた時間。

映画■写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと■
2012年/イギリス・アメリカ/79分
監督・撮影:トーマス・リーチ
日本語字幕:柴田元幸
配給:テレビマンユニオン
ニューヨーク、ロウアー・イースト・サイド
☆料金1,300円均一/ザ・ミュージアム「永遠のソール・ライター」展半券ご提示で1,100円
ソール・ライターという写真家を知っていますか?1940年代から絵画のように豊かな表現力でニューヨークを撮影したカラー写真の先駆者であり、「ハーパーズ バザー」や「ヴォーグ」など有名ファッション誌の表紙も飾った写真家です。しかし、写真に芸術性よりも商業性が強く求められはじめた80年代、彼は表舞台から姿を消してしまいました。
ところが2006年、写真集で定評のあるドイツのシュタイデル社から、それまで封印されていた個人的な写真などをまとめた初の作品集が出版されると、80歳を超えた”巨匠の再発見”は世界中で熱狂的に迎えられ、今も多くの国で回顧展や出版が続いています。いま、彼の写真が私たちの心に強く響くのはなぜなのか?
「人生で大切なことは、何を手に入れるかじゃない。何を捨てるかということだ」と語り、あえて名声から距離を置いて生きたソール・ライター。その人生がわれわれに語りかけるものとは?(movie.comより)
Don't Walk(1952)
Sign Painter(1954)
Haircut (1956)
Through Boards (1957)
Soames Bantry (1960)
パートナー、ソームズの写真

Saul Leiter(ソール・ライター)
1923年:アメリカ、ピッツバーグで生まれる
1935年:母親から初めてのカメラを買ってもらう
1946年:オハイオ州の神学校を退学し、ニューヨークへ移る
1948年:カラー写真を撮り始める
1951年:“ライフ”誌にモノクロ写真が掲載されはじめる
1952年:東10丁目へ引っ越し、共同ギャラリーTanager Galleryを創設
1953年:モノクロ作品がニューヨーク近代美術館(MOMA)<Always the Young Strangers>展、東京・国立近代美術館<The Exhibition of Contemporary Photography: Japan and America>に選ばれる
1957年:カラー写真20作品がエドワード・スタイケンに選ばれ、MOMAで展示される
男性誌“エスクァイア”誌のアートディレクターだったヘンリー・ウルフの依頼でファッション写真を撮りはじめる
1958年:“ハーパーズバザー”など多くのファッション誌での仕事が増えていく
1981年:5番街にあったスタジオを閉鎖
1993年:モノクロ作品をハワード・グリーンバーグ・ギャラリーで発表
1997年:未発表だったカラー作品も同ギャラリーで発表
2006年:初の写真集『Early Color』をシュタイデル社から刊行
2008年:パリのアンリ・カルティエ=ブレッソン財団で個展
2013年:ニューヨークで死去 (享年89歳)
この記事へのコメント
映画のご紹介、有難うございます!
どうしても観たい! (笑) どうすればよい?とか思ってます。
昨日は楽しかったです ♪
もっといろんなお話を伺いたい! 今、この二つの事が叶う事を楽しみに頑張ります(笑)
昨日は失礼いたしました~(笑)。
おかげさまで、楽しい時間となりました。
ありがとうございました。
この映画のDVDがTSUTAYAでレンタルできるようです~♪お近くのTSUTAYAでお聞きになってみるといいかもしれませんし、もし扱ってなければ、インターネットから借りることができると思います。
とてもアメリカ的な写真だと思いました。
ソール・ライターの写真は柔らかな抽象絵画を描くように
撮影されているように感じます。
天性の感受性が写真を撮る時、彼の見る角度や
視点に出ているように思います~☆
風景は半径数キロのニューヨークの一角ですので
アメリカ的な感じがするのかもしれませんけど…
私には彼の世界を感じます~☆