■BANKSY バンクシー展■天才か反逆者か

寒さの戻った平日の午後
3月15日より■BANKSY バンクシー展■
開催中の横浜アソビルへ。

この展覧会は時間予約制で開催され
事前に予約チケット購入で入場するシステム。

社会風刺や政治批判などをテーマに
皮肉とユーモアの絡み合った
絶妙な現代アートの旗手、バンクシー。

サザビーのオークションでも
自身の絵画が掛けられ、自動でシュレッターを
組み込みオークション会場で刻まれる・・・
というアイディアも、資本主義に対する
批判の表われとも考えられたり
常に話題を提供するアーティスト。

街頭の作業は迅速に行うため
型紙をつかって、スピーディに仕上げ

アトリエで描かれた作品には
静かなインテリの一面を感じた彼の作品。

バンクシー展1.JPG



■BANKSY バンクシー展■天才か反逆者か


2020年3月15日(日)~9月27日(日)

10:00~20:30(最終入場20:00)会期中無休

横浜アソビル

本展覧会キュレーター兼プロデューサーより
IQ ART MANAGEMENT CORP 代表 アレクサンダー・ナチケビア
「バンクシー展 天才か反逆者か」は、世界中に存在するバンクシーのコレクターの作品が集結した、今までにない規模で開催されるバンクシーの個展です。また、オリジナル作品だけでなく、映像やインスタレーションなどを用いて、多角的にバンクシーに迫る展覧会になっています。来場客からは「バンクシーの活動が多面的でとても驚いた」といったコメントを多くいただきました。
バンクシーは主にストリートで活動するグラフィティ・アーティストとして知られていますが、スタジオで制作する一面も持っています。彼は、世の中のニュースをモニターし、その中から誰もが興味をもつ出来事を取り上げ、彼独特の方法で起きている問題の深刻さを提示します。そうして私たちが考え、注意を払い、行動に移すように促すのです。彼の作品はシンプルなものが多いですが、一つひとつのアートワークに込められた意味は奥深く、私たちの心にストレートに訴えかけてきます。我々が本展で目指しているのは、作品の表層を取り上げるだけでなく、その内面を知って見ていただくことです。そして、バンクシーの作品を通して日々の生活で忘れがちな「感じる」・「考える」きっかけを作る事です。
路上に描かれたバンクシー作品はすぐ消されてしまいがちなため寿命がとても短く、実際に原画を見たことのある人は多くありません。そんななか本展が実現したのは、複数の個人コレクターの協力を得ることができたためです。
アートに敏感な日本の皆さまにバンクシーの才能を十分に堪能していただきたいです。

公式サイト
https://banksyexhibition.jp/

会場から・・・
バンクシーのアトリエの様子バンクシー展13.JPG

《ケイト・モス》
ウォーホールの「マリリン・モンロー」へのオマージュのような・・・0314banksy05_666.jpg

バンクシー展11.JPG

《モンキー・クイーン》バンクシー展10 モンキー・パーラメント (2).JPG

《モンキー・パーラメント》
サルの議会バンクシー展10 モンキー・パーラメント (1).JPG

《モンキー・サーファー・オン・ホム》バンクシー展8 モンキー・サーファー・オン・ホム.JPG

《ボブ・ラブ》
バンクシー展7 ボブ・ラブ.JPG


《ハッピー・チョッパーズ》バンクシー展6 ハッピー・チョッパーズ.JPG


《世界一悪い眺め》
2017年3月ベツレヘムに「ウォールド・オフ・ホテル」を開業。10部屋を備えたこのホテルは、バンクシー曰く「世界で一番眺めが悪い」ホテルであり、戦争とともにイスラエルとパレスチナ地区を分けた防壁に面している。
ホテルのロビーや部屋には、バンクシーの作品が多く飾られており。パレスチナの若手や有名アーティストの作品が展示されているgyラリー・スペースもある。また、この地域の歴史をアニメで紹介する「ミュージアム・オフ・ザ・ウォール」も備えている。↓
バンクシー展5.JPG0314banksy23_666.jpg

ディズニーランドを揶揄したような作品
2015年、ブリストル海峡の海岸に面した街、ウェストン=スーパー=メアに5週間限定で登場した〈ディズマランド〉「bemusement park」は「混乱を呼ぶテーマパーク」という意味で、荒廃したテーマパーク。 バンクシー展4.JPG


《ラット(ねずみ)》ネズミ (2).png「許可を得ることなく存在している者。汚辱のなかで、静かに自暴自棄に生きている者。もしあなたが不潔で、取るに足らず、愛されてない者であるならば、ネズミが究極のロールモデルだ」(バンクシー著『ウォール・アンド・ピース』より)


《GIRL WITH RED BALLOON》(2004)
バンクシーの有名な作品0314banksy32_666.jpg

バンクシー展2.JPG

入場制限のせいか、ゆったりとバンクシーの作品と向き合えました。

Banksyとは?
イギリスを拠点に活動する匿名の芸術家。世界中のストリート、壁、橋などを舞台に神出鬼没に活動している。アート・ワールドにおいてバンクシーは、社会問題に根ざした批評的な作品を手がけるアーティストとして評価されている他、テーマパーク、宿泊施設、映画の制作など、その活動は多岐にわたる。バンクシーの代表的な活動スタイルであるステンシル(型版)を使用した独特なグラフィティと、それに添えられるエピグラムは風刺的でダークユーモアに溢れている。その作風は、芸術家と音楽家のコラボレーションが活発なイギリス西部の港湾都市ブリストルのアンダーグラウンド・シーンで育まれた。


asoビル.JPG★横浜アソビル
神奈川県横浜市西区高島2-14-9 アソビル2F
map_ja.png


この記事へのコメント

木の葉
2020年03月20日 15:56
 こんにちは。
また興味のある方の展示会です。最近話題になり知っただけで何も知りません。
でも、何かのメッセージを描くことで考えてもらう事が出来る人なんて、天才ですよね。アトリエも興味深い。単なる絵描きではないって事は分かります(笑)
komichi
2020年03月20日 23:50
木の葉さん、こんばんは!
絵画にメッセージを込める作家は少なくないと思いますけど
バンクシーはゲリラ的、かつ資本主義そのものを批判する
メッセージや政治批判も多く、この展覧会も自身は関わらず
もちろん本人への金銭も発生していないとか・・・
作品には品のあるユーモアもあって、なおかつ
バンクシーの徹底した批判精神が好きです~☆
2020年03月22日 11:47
「天才か反逆者か」だなんて、
彼に対する最高の褒め言葉でしょう。
でも、彼の作品には、ある意味、
非常に分かりやすい種類のメッセージが
籠められているように思えました。
あっと人を驚かすパフォーマンスを
武器にしてる点など、昔のアングラ演劇に
通じるようなものを感じます。
2020年03月22日 14:53
横浜アソビルって知りませんでした。
それにしても、バンクシー展なんてあるのですね。そもそも、バンクシーって何者? これは本人が絡んでない展覧会ですね。どうやって収入を得ているのか。
考えだすと戸惑ってしまいます。著作も出しているのですか。本当に不思議なアーティストですね。
社会的なメッセージと、シンプルな画法、ミステリアスな存在感。ここでは、そういった魅力にまとめて触れることができるのですね。
komichi
2020年03月22日 22:05
yasuhikoさん、こんばんは!
展覧会のキャッチコピーはなかなかですね~!
この展覧会は彼の作品を所有しているコレクター達から
集められたものによって、バンクシーの世界に迫ろう・・・
というものになっています。
かつてのアングラ演劇にも通じる精神性が
あるのかもしれませんね。
komichi
2020年03月22日 22:13
ミクミティさん、こんばんは!
私も横浜育ちですけど、このビルのことは
初めて知りました。
ちょっと倉庫のような雑居ビルの雰囲気で
現在は食堂街や子供の遊び場など、
にぎやかな場所になっていました。
キース・へリングやバスキアも街頭ぺインティング
でスタートして有名になった人ですけど・・・
同じように街頭壁面を使った作品でスタートし
いまも神出鬼没に自身のメッセージを描き続けています。
イギリス人独特のシニカルなユーモアも感じられました。