■グレース・オブ・ゴッド 告発の時■立川高島屋キノシネマ

小雨降る午後
以前ニュースで知り、気になっていた
神父による少年への性的虐待事件。
その事件に基づき制作された映画。
■グレース・オブ・ゴッド 告発の時■
上映中の立川キノシネマへ。

被害者からの告発に30年の時を
要した心の傷。
周囲の大人が沈黙する中で
少年たちも心を閉ざし
けれど深い傷を隠して生きる姿。

日本でも性的虐待事件には
なかなか踏み込んで行かない周囲。
そこで孤立する被害者。
根の深い問題に静かに迫った作品。

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■グレース・オブ・ゴッド 告発の時■

2019年製作/137分/G/フランス
原題:Grace a Dieu
配給:キノフィルムズ

スタッフ・キャスト
監督:フランソワ・オゾン
製作:エリック・アルトメイヤー ニコラ・アルトメイヤー
脚本:フランソワ・オゾン

公式サイト
https://graceofgod-movie.com/

「8人の女たち」「2重螺旋の恋人」のフランソワ・オゾン監督がフランスで実際に起こった神父による児童への性的虐待事件を描き、第69回ベルリン国際映画祭で審査員グランプリ(銀熊賞)を受賞した作品。妻と子どもたちとともにリヨンに暮らすアレクサンドルは、幼少期にプレナ神父から性的虐待を受けた過去を抱えていた。アレクサンドルは、プレナ神父が現在も子どもたちに聖書を教えていることを知り、家族を守るために過去の出来事の告発を決意する。彼と同様に神父の被害に遭い、傷を抱えてきた男たちの輪が徐々に広がっていく中、教会側はプレナの罪を認めながらも、責任を巧みにかわそうとする。信仰と告発の狭間で葛藤するアレクサンドルたち。彼らは沈黙を破った代償として社会や家族との軋轢とも戦うこととなる。




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★kino cinéma立川髙島屋S.C.館
https://kinocinema.jp/tachikawa/
〒190-0012 東京都立川市曙町2-39-3
立川髙島屋ショッピングセンター8F
042-512-5162





この記事へのコメント

木の葉
2020年07月30日 10:15
おはようございます。

このような映画は海外ではあるけれど、日本ではどうなんでしょう?
ブラピの弁護士になって、看守たちをさばく映画、忘れられない映画です。
最近は携帯があり、何かを発信することも簡単になりました。

友の息子さんが男ばかりの仕事に就く際、嫌な奴か゛いたらやめて帰っておいでと言いました(笑) 多分、大変でしょう。
2020年07月30日 11:59
こちらは今日梅雨明けらしいです。

少し前、新聞で報道されていましたね~
性的マイノリティーは理解できますが、こういう事件は許しがたいですね。
神職の世界でこういう事件を扱った他の映画でもありましたが、閉鎖的な世界でも公になるということは表にでない事件も多いのではと思ってしまいます。
こういう映画を撮り、それが賞をとるということに拍手を送ります。。
komichi
2020年07月30日 23:39
木の葉さん、こんばんは!
日本でも幼児への性的犯罪は多いですけど
表に出てこないものもまだ多くあるような気がします。
子どもの頃に周りの大人から存在の無視や
性的な行為は加害者の側にさほどの罪の意識がないことも多く
被害者の子どもは大人になるまでの人格形成にとても悪い影響があると思います。
かりに、自分の孫がそんな目に遭ったとしたら…
そんな視点も必要かな…とも考えてしまいました。
きちんと、ノーが言えるといいのですが・・・
komichi
2020年07月30日 23:54
白いねこさん、こんばんは!
そちらは梅雨明けですか~!
暑い夏の日差しを忘れそうな肌寒い一日でした。

私は知人の中にゲイの方も多いですけど
昔から変わらずお付き合いをしています。
自分の意志で好きな人(同性であっても)と愛情を持った
お付き合いをすることは、まったく問題はないと思いますが
まだ子供のうちに、力のある大人が
性的な行為を行うこと、それも聖職者の行いとは…
傷つき様も、尋常でないことが想像されます。

昔から戒律の厳しい神職の世界ではよくあることと
言われていましたが・・・
その被害にあった人たちが立ちあがることも少なく
事件が闇に葬られてきたと言われていましたが
こうして勇気ある行動できちんと表に出て、
それを映画に残したことは、すばらしいと思っています。
白いねこさんからもコメントをいただき、嬉しいです~☆


2020年07月31日 07:41
最近冊子でこの映画の紹介を見かけ酷い内容に驚きました。
それとともに思い出した映画『きっと、いい日が待っている』
実話をもとにしたこの映画の幼い主人公も、施設の寮長によって当然のように性的虐待を受ける。
寮長は入寮した子供たちを次々に替え欲望を見たす、この映画では次々とある虐待のひとつと扱われていて少しのシーンでした。
『グレース・オブ・ゴッド』は導く立場にある神父が…予告や紹介文を拝見し、『きっといい日が待っている』を思い出しました。
komichi
2020年07月31日 10:24
うららさん、こんにちは!
以前から神父による性的虐待のことは云われていましたが
こうしてドキュメンタリー感覚の映画で世界に具体的に
提示されたことで、リアルな状況を感じられ、新たな戦慄を
覚えました。
『きっといい日が待っている』は観ていなかったのですが
いつか機会があれば観てみようと思っています。
子どもに対する性的虐待は身近な大人によって
起こることが多い犯罪ですから、根が深いですね。
2020年07月31日 16:02
重いテーマを扱った勇気ある作品ですね。
日本でも、幼児への性虐待が社会問題化しつつ
ある昨今、大変タイムリーな上映だと思います。
こうした問題はどうしても、被害者に対する
社会の偏見の問題がありますから、
表沙汰にはなりにくいし、それだからこそ、
こうした作品の存在は意義深い気がします。
日本でもこうした映画が生まれるといいですね。
komichi
2020年07月31日 16:25
yasuhikoさん、こんにちは!
新聞記事で読んではいても、映像になってみると
より実感があり、被害者本人の気持ちに同化して行く
感覚になりました。
小さな弱いものへ向かう性虐待、一生心に刻まれる重さに
暗澹たる気持ちになりましたが、困難を乗り越え、
裁判にこぎつけた勇気に希望も感じました。

日本にもある問題ですから、広く現実を知らせる意味でも
いい映画が出来るといいなぁ…と、思いました。