■ミレーから印象派への流れ展■ヨコハマそごう美術館

母の用事で横浜に行き
帰りに寄ったそごう美術館で現在開催中の
■ミレーから印象派への流れ展■へ。

山梨美術館や美術展で
目にしていたミレーの絵画。
今回は、イギリスの国立ウェールズ美術館や
フランスのトマ=アンリ美術館などから
バルビゾン派や印象派の所蔵作品約70点を展示。

静かな会場でミレーの大地に根付いて生きる
農民を描いた作品に心打たれ、コロ―の描いた
風景画から樹木の幹の細さにふるえる想い。

ミレーポスター.jpg

■ミレーから印象派への流れ展■ヨコハマそごう美術館

2020年12月19日~2021年1月24日
10:00~20:00(入館は閉館30分前まで)

★そごう美術館
https://www.sogo-seibu.jp/common/museum
神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店6階
JR横浜駅東口徒歩5分
045-465-5515(そごう美術館直通)

19世紀のフランスでは、都市の近代化が進み、人々の生活も大きく変化します。市民は自由に郊外や地方に出かけて、旅行を楽しむことができるようになりました。そのような社会の変化が芸術家にも大きな影響を及ぼします。実際に経験する身の周りの自然や生活、現実をありのままに描き出そうとするコローやクールベといった画家たちがあらわれたのです。
パリ郊外のバルビゾン村に移り住み、風景や田園生活を描いたバルビゾン派を代表するジャン=フランソワ・ミレーは、大地に根づいた農民の日々の営みを描き出します。明治時代の初期に日本で紹介されて以来、ミレーの描く真摯に働く人々の姿は私たちに深い感銘を与えました。
歴史画が正統派絵画とされていた時代に風景を主題として描いたバルビゾン派の画家たちの革新的な試みは、モネ、ルノワールなど光や色彩を追求した印象派の画家たちに引き継がれました。
印象主義のスタイルが広く普及した19世紀末、ポスト印象主義の時代に絵画は多彩な広がりをみせました。ドニやボナールなど印象派以降の画家たちは、20世紀絵画への道筋を切り拓いてゆきます。
本展では、自然主義や写実主義から印象派やポスト印象派を経て、ナビ派へといたる19世紀のフランス絵画の系譜を、フランスとイギリスの美術館から出品された珠玉のコレクションを中心に辿ります。

1章:ミレーから写実主義
2章: モネと印象主義
3章: 印象派以後そしてナビ派


ジャン=フランソワ・ミレー《冬、薪集め》
1856年 油彩、カンヴァス ウェールズ国立美術館ミレー1.jpg


ジャン=フランソワ・ミレー《雷雨》
1847年 油彩、カンヴァス トマ=アンリ美術館
ミレー2.jpg



ジャン=パティスト・カミーユ・コロー
《カステル・ガンドルフォ、アルバーノ湖畔で踊る羊飼い》
1855-60年 油彩、カンヴァス ウェールズ国立美術館コロ―《カステル・ガンドルフォ、アルバーノ湖畔で踊る羊飼い》.jpg


ピエール=オーギュスト・ルノアール《肖像画の習作》
油彩、カンヴァス ドウエ美術館ルノアール「肖像画の習作」.jpg

この記事へのコメント

2021年01月08日 21:41
新春早々、素敵な展覧会の紹介に
目を奪われてしまいました。
ミレーにこんな作品があったんですね。
目鼻立ちが分からない描き方が印象的です。
重そうだなという感じも伝わって来て…。
コローの風景画の繊細な筆さばきも素敵ですね。
komichi
2021年01月09日 14:51
yasuhikoさん、こんにちは!
ヨコハマの母のもとに行った帰り、
ヨコハマそごう美術館に立ち寄りました。
会場は一人貸し切りのような感じで…
私にななじみのない美術館からの出品作品だったので
ミレー《冬、薪集め》の表現や《雷雨》の子どもをかばいながら
風雨を逃れようとする必死な親子の姿に感動しました。
コロ―の風景画に出てくる樹木の繊細な描き方にいつも驚きます。