■ゆかた 浴衣 YUKATA■-すずしさのデザイン、いまむかし-



まだ5月なのに、真夏日の夕暮れ
5月28日から開催される■ゆかた 浴衣 YUKATA■展
事前ブロガー内覧会の行われた六本木一丁目の
泉屋博古館分館へ。

夏の暑さの清涼剤のようなゆかた。
かつて、ふろ上がり(当時は蒸し風呂)に
男性が羽織った麻のガウンのようなものが始まりとか…

江戸時代、綿の華やかな図柄のゆかたが見られ
その斬新な意匠におどろき、
その後の型染の細やかな技術に感嘆のため息。

浴衣の歴史やゆかた姿の浮世絵など
興味深い展示。
最後にモダンなデザインの現代ゆかたの展示まで
たのしくワクワクする時間。

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■ゆかた 浴衣 YUKATA■-すずしさのデザイン、いまむかし-

2019年5月28日(水)⇒7月7日(日)月曜日は休館

10:00~17:00

和装離れが進む現代においても、ファンを増やしているのが夏の涼衣、ゆかたです。ゆかたは、絵d時代に入浴後のくつろぎ着としてきられるようになり、やがて夏の気楽な外出着として定着しました。素材も麻から木綿へと変化する中で、「型染」や「絞り」など染めの技法が発達し、ゆかた独自の「いき」な図案が誕生します。
本展では、江戸時代のゆかたから、鏑木清方など近代の画家がデザインしたゆかた、昭和の人間国宝(重要無形文化財保持者)のゆかたなど、様々な作品をご紹介すると共に、染めに使われる型紙や当時の風俗を描く浮世絵など、素朴でありながら繊細さを兼ね備えたゆかたの魅力を、デザイン性と遊びの要素から紐解きます。
(前後期で大幅な展示替えを行います。)

第Ⅰ章:描かれたゆかた 夏のカジュアルファッション・ファッション
     夏の楽しみ 夕涼み
     ゆかたダンディ
第Ⅱ章:江戸時代のゆかた
     武家男性のゆかた ゆかたの原点
     町方女性のゆかた 大胆な意匠
第Ⅲ章:型染めのゆかた[いき」の美意識
     テーマ展示 模様で遊ぶ ゆかたの型紙
     テーマ展示 ゆかたを注文する 型染見本帳・型染見本裂
第Ⅳ章:絞りのゆかた おおらかな美
第Ⅴ章:昭和のゆかた モダン・テイスト
第Ⅵ章:人間国宝のゆかた 技術のきわみ
     テーマ展示 画家がデザインしたゆかた 教養とあそび心
     テーマ展示 現代のゆかた
     テーマ展示 おしゃれな髪飾り 


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学芸員の森下愛子さんによるギャラリートークも・・・


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浴衣の原点、武家男性のゆかた 麻地


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綿地 町方女性のゆかたも大胆なデザイン


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型染めゆかた

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染型の展示

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染型(意外に小さなサイズ)


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岡田三郎《五葉葛》 明治42年(1909) 泉屋博古館分館蔵
ゆかたに因んだ絵画(今回の展覧会のために蔵出し)


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ゆかたの注文の様子

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染見本


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現代のゆかた
右:ベージュ木綿麻地源氏香模様浴衣 十代目 山口源兵衛 
  平成30年(2018) 個人蔵
左:紺絹紅梅織地水玉波模様絵羽浴衣 竺仙  
  平成29年(2017) 個人蔵



ロビー奥に設置された記録のDVD
約20分の型染めの緻密で多くの手作業を
糊の作り方から藍染めまで紹介しています。

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「長板中形ー松原伸生の技」
松原伸生は千葉県指定無形文化財「長板中形」保持者
https://www.motoji.co.jp/artisan-artist/matsubaranobuo/



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★泉屋博古館分室(住友コレクション)
https://www.sen-oku.or.jp/tokyo/
〒106-0032
東京都港区六本木1-5-1
03-5777-8600(ハローダイヤル)



*画像は主催者の許可を得て、撮影したものです。







この記事へのコメント

木の葉
2019年05月30日 19:03
 こんにちは。
もう何年も浴衣を着る機会がありません。家で着るのも面倒なのはいかがなものかと思いますが。
この年になると、古典柄のものを着てみたいとは思いますが。が、がつくのはいかがなものかですよね(笑)旦那様と着てお出かけなんてこともあり得ません、残念。。。
komichi
2019年05月30日 22:03
木の葉さん、こんばんは!
私もゆかたを新調してから、一度も着ていなくて…
着物もあまり着なくなりました。
以前はちょっとしたパーティなども着ることがありましたけど…やはりちょっと面倒になっているのかもしれません~(泣)。
2019年05月31日 10:21
これ、何かの広告で見て、
面白そうだなと思った展覧会です。
和装の中でも、親しみ深いのが浴衣。
若い人でも、浴衣なら持ってる
という方は多いですもんね。
シンプルながら豊かなデザイン性が
感じられて、楽しそうだなと思います。
komichi
2019年05月31日 22:47
yasuhikoさん、こんばんは!
ゆかたは今でも若い人たちが夏になると着ているのを見かけると、嬉しくなります~♪
この展覧会ではゆかたの原型になったと言われる、湯上りの麻の着物に興味を惹かれました~☆
その後の江戸時代の女子の着た斬新な意匠のゆかたも素敵で、ちょっと試しに着てみたいなぁ…と、思いました~(笑)
2019年06月03日 22:47
 浴衣のデザイン、展示されているだけかもしれませんが、昔のデザインは大胆で大柄な文様ですね。これは着た時この事を考えてデザインされて居るのでしょうね。伝統的な図柄の型も、魅力的ですね。(これは刺し子などの型と通じる物が有るかもしれませんね。)
 浴衣に因んだ絵画と言えば、黒田清輝の湖畔が有名でしょう…。岡田三郎《五葉葛》も良い雰囲気ですね。
komichi
2019年06月03日 23:21
藍上雄さん、こんばんは!
浴衣の起源は江戸時代の武家男性の湯上り帷子(かたびら)として登場し、女性のあいだでも流行り、広まったようです。
私は江戸初期のこの大胆な浴衣が好きで、一度身に着けてみたい…と、思って眺めていました~☆
浴衣に因んだ絵画も多くありますけど…こちらの泉屋博古館の所蔵作品は岡田三郎《五葉葛》で、学芸員の方が作品を探されて出展されたとのことでした。
2019年06月08日 07:45
普段着的な浴衣は日本人のおしゃれ感が目一杯出てて 見てるのが楽しいです。
たぶん その時々の流行の柄よりももっと大胆なモノが作られてたんじゃないかと思てみたり。
型も細かく作られてるみたいですし、またなん㍍もある生地に型をキレイに合わせて染めるなんて。
型友禅職人さんの意地が見えてくるようです。
komichi
2019年06月08日 22:14
おーちゃんさん、こんばんは!
浴衣はかなり大胆な図柄も躊躇なく描けるような気がしますし、若い人たちが浴衣を着ているのを見ると、なんかうれしくなります~♪
今回型染めのDVDを見ていて、型が小さくてつなぎを見事に合わせる技にも驚きました!
テキスタイルデザイナーだった頃。、シルクスクリーンなどの染織の場には何度も立ち会っていましたが型のサイズ感が全く違い驚きました。

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