東寺■空海と仏像曼荼羅■東京国立博物館
爽やかに晴れた朝、吉祥寺でのヨガを終え
午後から上野・東京国立博物館で開催中の
東寺■空海と仏像曼荼羅■展へ。
今回は京都・東寺講堂の立体曼荼羅を
間近に多く見ることのできる絶好の機会。
待ち時間5分ほどで入場。
空海の世界観をすこしでも理解したく…
人垣の中に入り見つめ、空海の美意識に
心打たれる。
最澄に宛てた空海自筆の手紙などもあり
貴重な展示。
最後の仏像曼荼羅は壮観。
東寺では一般には見られない裏側まで見渡せ
平安時代の木造彫像のエネルギーに
充ち溢れた姿に当時の人々の心の拠りどころ
だったことが深く感じられ感動。
東寺■空海と仏像曼荼羅■東京国立博物館
2019年3月26日(火) ~6月2日(日)
9:30~17:00(ただし、会期中の金曜・土曜は21:00まで)
東京国立博物館 平成館(上野公園)
公式サイト:https://toji2019.jp/
東寺は、平安京遷都に伴って建立。唐で新しい仏教である密教を学んで帰国した弘法大師空海は、823年に嵯峨天皇より東寺を賜り、真言密教の根本道場としました。
空海のもたらした密教の造形物は、美術品としても極めて高い質を誇り、その多彩さや豊かさはわが国の仏教美術の中で群を抜いています。
本展では、空海にまつわる数々の名宝をはじめ、東寺に伝わる文化財の全貌を紹介するものです。
空海が作り上げた曼荼羅の世界を体感できる講堂安置の21体の立体曼荼羅のうち、史上最多となる国宝11体、重文4体、合計15体が出品されるほか、彫刻、絵画、書跡、工芸など密教美術の最高峰が一堂に会します。東寺が1200年にわたり、空海の教えとともに守り伝えてきた至宝をご堪能ください。
第Ⅰ章:空海と後七日御修法
第Ⅱ章:密教美術の至宝
第Ⅲ章:東寺の信仰と歴史
第Ⅳ章:①曼荼羅の世界
第Ⅳ章:②15体の立体曼荼羅
仏教曼荼羅イメージ 東寺蔵
国宝「持国天立像」 平安時代 承和6年(839) 東寺蔵
国宝「帝釈天騎象像」 平安時代 承和6年(839) 東寺蔵
国宝「帝釈天騎象像」 平安時代 承和6年(839) 東寺蔵
国宝「帝釈天騎象像」 平安時代 承和6年(839) 東寺蔵
重要文化財「両界曼荼羅図(元禄本)のうちの胎蔵界」
江戸時代・元禄6年(1693) 東寺蔵
東京国立博物館・東洋館地下1階で
同時開催中の映像で伝える
「東寺講堂立体曼荼羅」
今回は時間がなく観ることができず
再度鑑賞の予定。
■東寺講堂・立体曼荼羅■空海 祈りの形■
2019年3月27日(水)→6月30日(日)
水・木・金:12:00/13:00/14:00/15:00/16:00
土・日・祝・休日:11:00/12:00/13:00/14:00/15:00/16:00
所要時間:約35分
各回定員:90名
公式サイト
http://www.toppan-vr.jp/mt/
ちょうど、この日は国立博物館の日本庭園公開日
展覧会の混んだ時間をさけて、少しお散歩
六窓庵
春草蘆
東京国立博物館のシンボルツリーのようなユリノキ
ちょうどこの日花が咲いていて・・・
初めて見た花姿が嬉しい。
この記事へのコメント
空海と仏像曼荼羅展を鑑賞に行かれたのですね。ビデオも拝見し、本当に素晴らしい仏像や曼荼羅だと思います。真言密教の宇宙観を現した立体曼荼羅は壮観でしょうね。国立博物館の日本庭園は静かな佇まいで茅葺きの庵が印象深いです。
「空海と仏像曼荼羅展」にはもっと会期の前半に出かけたかったのですが、混雑する後半になってしまいました。それでも立体曼荼羅の展示は見事で、感動しました!
この季節の庭園も心地よく、いい時間を過ごせました。
このブログシステムの大改革(?)があるそうで、お知らせありがとうございました。
国宝の仏像群は、素晴らしいです。(帝釈天は男前ですし…(笑))金色に輝く大日如来と光背?も凄いですね。東洋の仏像は、正面性と言われていますが、どうして、一回り見てもきちんと造形されているではありませんか…。厳格に作られているという印象です。
最後の日本庭園のユリノキ安らぎますね。
東寺の立体曼荼羅は、とても美しく素晴らしいものでした~!密教を伝えるために美しい異次元の世界を作り上げた空海の美意識の際立った感度にも感動しました!
東博の正面にあるシンボルツリーのようなユリノキの花を見たのは初めてで、とっても幸せな気持ちになりました~☆