■ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス■岩波ホール
午前中のヨガレッスンの後
ドキュメンタリー映画
■ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス■
上映中の神田神保町・岩波ホールへ。
ニューヨークには何度も出かけながら
行ったことのなかったニューヨーク公共図書館
その舞台裏を支えるシステムや思想など…
この図書館の魅力があふれたドキュメンタリー映画。
何人にも門戸を開け、その要望に応えようとするスタッフの熱意
そのエネルギーを発揮できるようバックアップする上司。
図書館好きには羨望の図書館の在り方。
こんな図書館があったら…と、思わず口にする。
3時間の長編の間に1回の休憩もあり
充実の内容で岩波ホールにも感謝。
■ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス■岩波ホール
監督:フレデリック・ワイズマン
原題 :Ex Libris: The New York Public Library
製作年:2017年
製作国:アメリカ
配給 :ミモザフィルムズ、ムヴィオラ
上映時間:205分
オフィシャルサイト
http://moviola.jp/nypl/
世界中の図書館員の憧れの的である世界屈指の知の殿堂、ニューヨーク公共図書館の舞台裏を、フレデリック・ワイズマン監督が捉えたドキュメンタリー。19世紀初頭の荘厳なボザール様式の建築物である本館と92の分館に6000万点のコレクションを誇るニューヨーク公共図書館は、地域住民や研究者たちへの徹底的なサービスでも知られている。2016年にアカデミー名誉賞を受賞したドキュメンタリーの巨匠ワイズマンが監督・録音・編集・製作を手がけ、資料や活動に誇りと愛情をもって働く司書やボランティアの姿をはじめ、観光客が決して立ち入れない舞台裏の様子を記録。同館が世界で最も有名である理由を示すことで、公共とは何か、そしてアメリカ社会を支える民主主義とは何かを浮かび上がらせていく。リチャード・ドーキンス博士、エルビス・コステロ、パティ・スミスら著名人も多数登場。第74回ベネチア国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞。(映画.comより)
この記事へのコメント
(日本の図書館は、空っぽと言うことはありませんが、利用者は限られているみたいですね。)
最近は、ネットで色々な事を調べる事ができますが、図書館でも、分からない植物とかの写真持って行くと、真剣に調べてくれます。司書さんの仕事って、大変だと思います。
東京に住んでいる頃は本を買って読んでいましたが、図書館も好きで最近は藤野のちいさな図書館から借りて読んでいます。今はインターネットで市のネットワークに自宅から予約注文しておけば、藤野の図書館で借りることができて、便利になりました~☆
図書館には絶版になっているものもあって、作家の全貌を知るにはありがたい存在です。
ニューヨーク公共図書館は規模と言い、活動と言いそれはそれは精力的で、まだまだ図書館がやれることはあるのだ…と、実感しました。
ニューヨーク公共図書館は観光客も多く見学に訪れる名所でもあって、有名ですけど、その内部のことはわかりませんでしたが、スタッフが様々な取り組みをしていて、素晴らしいなぁ~と、感動しました!
図書館特有の匂いも好きで学生時代はよく独りで図書館で過ごしました。
しかも、図書館が街の中心、文化の
発信拠点と言う認識を持ってる点が素晴らしい。
図書館マニアの私としては羨ましい限りです。
私の相方は、今図書館関係の仕事を
してるので、多少はその内情を聞いてますが、
日本の図書館の現状はトホホの一言です。
お客さんの質問に直接答える職員の
半数以上が外部委託…なんて事でいいのか。
こういう社会の基本的で大事な部分は、
ぜひ見習ってほしいものだと思いました。
ニューヨーク公共図書館の建築も素晴らしいですし、さらにスタッフの誇りある情熱、それを支える上部の使命感…
予算獲得に向かう強い姿勢や戦略などもあり、この図書館を支えようとする外部の人たちも心強く、羨ましい限りでした。
3時間強の長編でしたが、とても素晴らしいドキュメンタリーで感動しました。
日本の図書館も学ぶべきところの多い映画だと感じました。