■エターナル・アフリカ■森と都市と革命■多摩美術大学美術館


蒸し暑い朝、冷房の効いた
相模湖リフレッシュセンターで
ヨガレッスンを行った後
現在■エターナル・アフリカ■森と都市と革命■展
開催中の多摩美術大学美術館へ。

初めての多摩美術大学の美術館
最初、間違えて橋本にある大学の方に行き、
再度、多摩センターにある美術館へ。

故白石顕二氏のコレクションを中心にした展示から
初めて観たジョージ・リランガの大らかで
鮮やかな色彩絵画に命の源・アフリカの大地を想起する。

同時展示の写真家・小川忠博氏の撮影した
1970年代闘争当時のアフリカのドキュメント写真からは
厳しい現実にさらされた人々の姿も・・・

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■エターナル・アフリカ■森と都市と革命■
-アルミカル・カブラルの革命思想と、ジョージ・リランガの芸術-


2019年7月27日(土)~10月14日(月・祝)火曜日休館

10:00~18:00

入館料:一般 300円 大・高校生 200円

多摩美術大学美術館

人類の故郷といわれるアフリカの大地と文化が、その歴史上の苦難と搾取を乗り越え、現代社会へと至る改革と創造がなされてきたことを示す二人のキーパーソンとして、アミルカル・カブラル(1924-1973)とジョージ・リランガ(1943-2005)に着目し、彼らの業績と試みが、アフリカ社会と文化に影響を与えてきたかを多くの資料やヴィジュアル、作品等で紹介します。
アフリカにおける植民地支配からの解放と革命の象徴であるギニアビザウのアミルカル・カブラルとアフリカの天才的で生命感にあふれた芸術表現の展開と未来を予感させたタンザニアのジョージ・リランガという決して生前には交わることがなかった二つのアフリカシーンの双方に着目し、探求した白石顕二によるアフリカから日本と世界へと向けられた眼差しこそが、永遠なるアフリカへの情熱と理解をもたらしてくれます。この邂逅に呼応する、当時の西アフリカのギニアビザウと東アフリカモザンビークを体現取材した、写真家の小川忠博の特別協力による写真展示を併せて行います。この奇跡的なアフリカ文化の受容と昇華は、白石顕二の偉大なる功績として、より多くのことをわれわれに示唆してくれることでしょう。

ジョージ・リランガ「この人たちはこんなふうに生まれた」
1993年 25×34㎝ 水彩・紙アフリカ2.jpg

ジョージ・リランガ「彼は町へ出かける」
1985年 30×21㎝ ペン・クレパス・紙
アフリカ4.jpg


ジョージ・リランガ 広島シェタニー(4)母親編
「ヒロシマに住んでいる母が爆心地の近くで魚を獲っている」
1995年 180×90×3㎝ 彫像/エナメル・合板
アフリカ5.jpg


ジョージ・リランガ
「この道はひどくよくない、雨がわずかでもすべるやすい」
1993年 60×60㎝ エナメル・合板
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サイモン・ジョージ・ムバタ
「キリマンジャロのゾウとサイ」タンザニア
1972年 81.5×119.0㎝ エナメルペイント・ボードアフリカ12.jpg

「仮面」ナイジェリア パウレ族
18c頃 33.8×18.0×5.8 ブロンズ
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左:女性立像マリオネット マリ ドゴン族 20C初頭 木
右:男性マリオネット マリ ドゴン族 20C初頭 木
マリオネット (2).png


樹皮布 コンゴ(RD)ムブティ・ビクミー20C初頭 樹皮・樹液
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カメラマン小川忠博氏によるアフリカ解放区ドキュメントから 1973年アフリカ10.jpg爆弾を運ぶ
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多摩美術大学美術館1.jpg
★多摩美術大学美術館
http://www.tamabi.ac.jp/museum/
〒206-0033 
東京都多摩市落合1-33-1
tel:042-357-1251
多摩センター駅 徒歩7分(京王相模原線・小田急多摩線・多摩モノレール)map.gif




この記事へのコメント

2019年08月23日 12:09
多摩美の美術館、ピューロランドの
近くにあるんですか。政治と芸術、伝統と創造、
多面的な視点からアフリカを見つめた
ユニークな展覧会なんですね。リランガ氏の
不思議な人物像には、思わず惹きつけられました。
爆弾を頭に乗せて運ぶ女性の写真など、
歴史の過酷さも思い知らされます。
komichi
2019年08月23日 22:12
yasuhikoさん、こんばんは!
多摩美の美術館に、初めて行きましたが
車だったので、ピューロランドの駐車場に入れました。
今回はアフリカ文化に精通した白石顕二氏の
コレクションからの展示で初めて見たものでした。
ジョージ・リランガの描く世界観は
どこか呪術的な感じもしますけど…
とても魅力的で惹きこまれました~☆
アメリカのキース・へリングの描く世界とも
共通するところがあるような気がします。
アフリカ解放区ドキュメント写真からは、
アフリカの独立運動の厳しさも感じられました。
2019年08月25日 18:15
アフリカの絵画、とても、エスニックな雰囲気します。ジョージ・リランガの作品、とても軽快な感じがして題名と一致しないケースもあるようですね。
ソープストーンで作られた作品、無名の方ですが一つ持っています。
2019年08月25日 18:47
エターナル・アフリカ、森と都市と革命展とは、壮大で深いテーマの作品展ですね。アフリカの美術作品には、素朴でありながら自然や動物と人間の共生を感じさせる図柄や形状を持った作品が多いなと感じます。ピカソの作品にも多く取り入れられましたよね。
そんな土壌から生まれる現代アートはやはりユニークですね。そこから得られるインスピレーションもあるのでしょう。さすが、美術大学の展覧会ですね。
komichi
2019年08月25日 23:26
藍山雄、こんばんは!
いま、ファッションでもアフリカのプリントに人気が集まっていますけど…人工的な都会の中で閉塞的な雰囲気もあって、アフリカの大地を思わせる絵画に人は惹かれるのだろうと感じています。
ジョージ・リランガの作品からはある種のユーモアも感じますけど、色彩などにアフリカの大地を感じます~☆
ソープストーンの作品は置物なんでしょうか~☆
komichi
2019年08月25日 23:35
ミクミティさん、こんばんは!
今回のテーマはアートと革命をテーマとした展覧会で、ジョージ・リランガの作品からは、アフリカの大地に根付いた自然や動物たちなどをヒントに描かれたものが多かったです~☆
最初の人類の発祥の地、アフリカが今も貧困と混乱の中にあり、70年代の解放軍の写真展と同時開催することで、観る側に現状を問うような展示方法をとっているのだろうと思いました。