映画■巡礼の約束■神保町・岩波ホール

午前中のヨガレッスンのあと
現在、映画■巡礼の約束■上映中の
神保町・岩波ホールへ。

ラサへの2000キロ路を病をおして
五体投地で巡礼を行う妻。
それを追う現夫と、
病死した前夫との子。

圧倒的なチベットの雄大な大地に
全身投げ出し、牛歩で進む
果てしなく長い巡礼の旅。

暮らしのなかに深い信仰が根付くチベット。
前夫との約束を果たす妻の
一途さに心揺さぶらされ
涙あふれた映画。

ヨガで行う「太陽礼拝」と
「五体投地」の根はおなじ。
身体のすべてを自然界に還すような
動作から浄化作用も・・・

巡礼の約束ポスター.jpg


映画■巡礼の約束■神保町・岩波ホール

2018年製作/109分/G/中国
原題:阿拉姜色 Ala Changso
配給:ムヴィオラ

監督:ソンタルジャ
製作:ヨンジョンジャ
脚本:タシダワ ソンタルジャ

キャスト
ロルジェ:ヨンジョンジャ
ウォマ:ニマソンソン
ノルウ:スィチョクジャ
ダンダル:ジンパ

チベット人監督作品として日本で初めて劇場公開された「草原の河」のソンタルジャ監督が、聖地ラサへの巡礼の旅に出た妻と家族の姿を描いたヒューマンドラマ。山あいの村で夫のロルジェ、夫の父と暮らすウォマは、ある夢を見た朝に火をおこして供養をする。そんなウォマの姿を見た夫は、それは誰のための供養なのか、ウォマは誰の夢を見たのかが気にかかっていた。病院で医師からあることを告げられたウォマは、ロルジェに「五体投地でラサへ巡礼に行く」と決心を伝える。妻からの突然の言葉に、ロルシェは反対するが、ウォマの固い決意を前にラサ巡礼を受け入れる。妻を心配し、後を追う夫。さらに心を閉ざしていた前夫との息子ノルウも母ロルジェに会いにやってきた。血のつながらぬ父と息子は、母を亡くした1頭の子ロバとともに聖地ラサへの巡礼の道を歩き続ける。(映画.com)

★公式サイト
http://moviola.jp/junrei_yakusoku/



画像1.jpg(C)GARUDA FILM

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この日、上映後のスペシャルトークイベントにも参加
渡邊照香さんのこの映画への感想を仏教からの見方を添えて
楽しく解説され、映画への理解がより深まった豊かなとき。
巡礼の約束.jpg
★2月19日(水)15:30の回上映後「巡礼、お遍路~祈りの道」
ゲスト:渡邉照香さん(延命院 副住職、教誨師)
プロフィール:
御府内八十八ヶ所霊場の第五番、真言宗智山派金剛山延命院(港区南麻布)の副住職。両親ともに僧侶の家庭に生まれ、幼稚園から大学までミッショナリースクールで学ぶ。20歳で赤根彰子氏のヨーガに出会い、インド学を通して密教の世界に興味を持つ。自ら僧侶を志す。平成15年京都智積院専修学院にて僧籍を取得後、種智院大学にて密教学を学ぶ。チベット仏教研究者の北村太道氏に師事。2012年より立川拘置所にて教誨師として活動中。四国八十八か所、西国三十三観音、最上三十三観音等の霊場へも足を運ぶ。




この記事へのコメント

2020年02月21日 15:58
五体投地をしながらの聖地ラサへの巡礼の旅。一日に5Km進んだとしても1年かかる旅。信仰心の強いチベットならではの映画ですね。
この旅を通して、きっと家族の絆は深まるのでしょう。
2020年02月21日 16:22
五体投地でラサまで巡礼する人の姿、
NHKのドキュメンタリー番組で
見たことがあります。番組の性格上、
物語的な要素は一切無いんですが、
その人のその姿だけで、何だかもう
泣きそうになりました。だから、それを題材に
映画を作る人がいるのも当然だと思います。
木の葉
2020年02月21日 18:45
こんばんは。
Komichiさんでしか知りえない映画!です。
無謀な旅なのでしょうが、追っていく夫と子供。夫の複雑な気持ちも段々に削がれていったのでしょうか。血のつながらぬ子どもにしても、複雑な想い。
物語などなくても、きっと心に伝わるものがあると思ってしまいました。
日常では究極な心境にはなれないですよね。残念(笑)
komichi
2020年02月21日 22:48
連峰の風さん、こんばんは!
チベットの風土が創り上げた精神性に打たれました。
命をかけて約束を守る、チベットの言葉の重さ。
人とのつながりなど・・・
いろいろと考えさせられました。
komichi
2020年02月21日 22:54
yasuhikoさん、こんばんは!
私も以前五体投地での巡礼のドキュメンタリーを
テレビで見たことがありました。
この監督の前作は観ていないのですが
やはりチベットの子どもを描いた秀作のようで
チベット出身の監督ならではの着眼でしょうね~☆
映画を観て、めったに泣かない私も目に涙が溢れました。
雄大な風景の荘厳さにも打ちのめされそうでした。
komichi
2020年02月21日 23:03
木の葉さん、こんばんは!
日本でも四国巡礼などの徒歩で行うものはありますが
五体投地を行いながらの2000キロは過酷なことだと
想像しています。
108回の太陽礼拝という五体投地と同じような動作をする
ヨガもありますけど、それでも肉体は悲鳴を上げそうになります。
子どもの反抗する切ない心も伝わって…
胸に迫りました。
2020年02月22日 21:24
巡礼の旅、やはり大変さと孤独を感じながらという印象があります。
その最中に様々な心の葛藤があり、それが徐々に安らかになっていくのでしょうか。雄大な大自然の風景の中、祈りと愛情が行き交う感動の映画なのでしょうね。中国でもいい映画がどんどん制作されてきているかと思います。
私もお遍路の旅をほんの少しだけレポートしてみましたよ。
komichi
2020年02月23日 21:57
ミクミティさん、こんばんは!
「巡礼の約束」での五体投地でのラサへの巡礼は
命がけの過酷な旅路です。
死をも覚悟して始められる巡礼だと思いました。
血縁のない家族との関係など・・・
色々と考えさせられる映画でした。
今までの中国映画とはまた一味違った感覚の映画だと感じました。